昨日は高校の同期会がありました。2007年12月以来ですから3年ぶりの再会。今回は母校の校内で開催ということで、八尾まで出掛けて参りました。折からの台風接近でお天気の方が心配されましたが、それたようにて、雨も止み、風も強くは吹かず、無事の開催となりました。
午後3時開会ということで、自転車で行けなくもないのであるが、雨の心配もあったので、電車で行くことに。
卒業生500余名であるが参加者は80余名。小生は3組であったが、何と同じクラスは小生のみ。事前の参加申し込み者は4名居たようだが、いずれもキャンセルになったらしい。会場に入るなり、「お前のクラスはお前一人やぞ。」という友人の声。唖然である。まあ、それでも見知った顔や一年生の時に同じクラスであったり、同じサークルであった者の顔もあり、楽しいひと時となりました。
(近鉄八尾駅)
小生が通っていた頃は未だ高架になって居らず、電車は地上を走っていました。駅の場所も移動したので、記憶にある風景は見当たらない。通学路であった商店街も立派になり過ぎて、歩いていてもよそよそしい気がする。
(通学路であった商店街も昔の面影はなく・・。)
通学路であった商店街に入り、記憶につながる店がないかと探すが、どれも記憶にない店ばかり。変わらぬのはお寺と神社だけのようであります。
という訳で少し立ち寄ってみる。
(常光寺山門)
(常光寺境内)
常光寺 は臨済宗南禅寺派の末寺。「八尾の地蔵さん」と呼ばれて親しまれている。8月23,24日の地蔵盆には境内で行われる河内音頭による盆踊りが有名で河内の名物となっている。
(八尾天満宮)
八尾天満宮 は「八尾の天神さん」と呼ばれ、八尾寺内町の鎮守。慶長年間に片桐且元が創建したと伝えられる。
(長瀬川)
この川まで来ると安心。川沿いに行けば八尾高にたどり着く(笑)。校歌の二番の歌詞が「高安山に照る月を 長瀬の川に映すとき・・」で、小生には馴染みの川。上流に辿ると大和川に至り、下流に辿ると、小生が高校2年の春から通い出した日本基督教団小阪教会があり、更に下って寝屋川に注ぐ。
ここを入ってすぐに校舎建物が右側に建っていて、左側がプール、突き当りが体育館。その前に広いグラウンド、というのが当時の姿であったが、今は校舎がグラウンド南側に建て替えられ、我々が学んだ校舎は取り壊されグラウンドの一部となっている。
母校も記憶に繋がるものと言えば、校庭の南西の隅にあった旧大和川の堤防跡の小山、キツネ山くらいなもの。そのキツネ山も新校舎の裏側に隠れて目立たなくなってしまっている。キツネ山なのにタヌキ寝入りしているようだ。校門を入った処で前を行く同期と見えた女性に声を掛けて彼女と話をしながら、受付まで行ったが、彼女が「見る影もない」と評していたように、母校も亦よそよそしい顔になってしまっているのでありました。
母校は遠くにありて思ふもの、そして悲しく歌ふもの、でありますな(笑)。
(校舎)
(狐山)
(同窓会の会場の「ゆうかりホール」)
(会場内風景)
「北は札幌から、南は大分から」(幹事代表の横○さんの言葉)集った同期の桜80余名。楽しく話に花を咲かせました。
記念写真撮影、開会、乾杯、食事、歓談、恩師のスピーチ、閉会、後片付け。終った頃にはとっぷり日は暮れて、暗くなっていました。
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