今年最初の偐万葉は木の花桜篇(その10)であります。
偐万葉シリーズ第89弾です。
<参考>過去の偐万葉・木の花桜篇は コチラ
からどうぞ。
木の花桜さんのブログは コチラ
からどうぞ。
(注)掲載の写真は全て木の花桜さんのブログからの転載です。
偐家持が木花桜姫に贈りて詠める歌19首併せ替へ歌1篇
並びに 木花桜姫の返しける歌3首
朝裳よし
紀道
恋ひ来れば 加太の海
寄り添ひあれど 沖つ友が島
木花桜姫の贈り来たりける歌
世の中は 逢ふも逢はぬも あればこそ こころ懐かし 逢坂の関
偐家持の追和して詠める歌
シナの神 大和の神と ゆきあひし
坂はうな坂 尖閣の先 (先刻承知の筈麻呂)
冬立ちぬ 日差しはなほし 秋なれば
継ぎて咲くなり とりどりの花 (桜姫の庭持)
大江山 いくのの道は 遠けれど
君としふゆの 立つをし踏まむ (偐吉備津媛)
去る秋は 虫も惜しむや 咲きのこる
バジルの花に 黒き象虫 (偐虫麻呂)
もみつ葉の 下に咲きたる 石蕗
の
花は見れども 式部は見えず (ヤマサキシキブ)
しめやかに ふゆぞちかづく おとのして
いてふなみきに あめはふるらむ
だれるかも いつまでも咲く 高砂の
百合は師走の 花ならなくに (よしなよ小百合)
初冬
を 知る花にせん 高砂の
百合もまだ咲く 吉備にしあれば (高砂の真備)
(元歌)たれをかも 知る人にせん 高砂の
松も昔の われならなくに(藤原興風・百人一首)
ヴィオラ咲き 流れ来る音 わぎモコは
それが春風で あることを知る (偐武満徹)
赤人は ヴァィオラなりて ヴィオウラは
モーツァルトなり モコモコの花 (菫麻呂のムジーク)
諸手船
告げ
来
を聞けど すべをなみ
釣にかありけむ
事代
の
主
(戎麻呂)
おほなむち ゐますや美保の 山の
上
に
隠岐ゆ吹き来る 風はかなしも (ゲゲゲのヤカモチ)
木花桜姫の追和して作れる歌
今一度 君と行き逢ふ こともがな
もみぢ散りしき 秋ぞ暮れぬる (偐式部)
偐家持の返しける歌
家にありて 濡れ落ち葉なるの よしとせじ
けふもやかもち もみぢ踏みつつ
葉の上に 五つ置きたる 柿の実の
秋は慈愛の 色にしあれり
花韮は 韮の花には あらざりき
星ぞこぼれて そこしぞ咲ける (ニラレバのヤカモチ)
木花桜姫の返しける歌
すみれ咲く 野辺に星花 舞ひおりて ともに咲くらし 春の待たるる
ベツレヘムに 降りける星の きよき夜は
ひとみな憩へ み神のもとに (メリーX持)
また行かな 雪とぞ散れる 春花の
星田の丘の 宮坂の道 (偐定家)
「てっぱんアトムの歌」
粉をこねて ラララキャベツきざみ (空をこえて ラララ星のかなた)
焼くぞアトム お好み焼きを (行くぞアトム ジェットの限り)
てっぱん焼けて ラララじゅじゅじゅじゅじゅじゅ~
(心やさし ラララ科学の子)
十万馬力だ てっぱんアトム (十万馬力だ 鉄腕アトム)
はじらひは 少しのこして 年の暮
をさぎとともに よき年もがも (ピタラビ
兎麻呂
)
(注)をさぎ=うさぎ(万葉集所出)
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