第79回智麻呂絵画展
本日は久々の智麻呂絵画展であります。智麻呂絵画ファンの皆さま、どうぞごゆるりとご覧になって行かれませ。
<参考>他の智麻呂絵画展は下記から。
第1回展~第100回展
第101回展~第200回展
第201回展~
(カタクリ)
この構図は本ブログ読者なら「あれ、見たことあるような・・」と思われることでしょうが、けん家持が新潟銀輪散歩で撮った写真 ( 「越後・会津銀輪散歩余録・かたくりと雪割草」 2011.4.15. ) を絵にされたものであります。
物部
の
八十少女
らが
汲
みまがふ
寺井の上の
堅香子
の花 (大伴家持 巻19-4143)
(躑躅A)
ツツジもなかなかの力作。花の表情が生き生きしています。
(躑躅B)
次はサクランボ。デイサービスで戴いた題材であります。
今年は早くも梅雨入りとなりました。間もなく6月。6月と言えば桜桃忌。太宰治の誕生日は6月19日でその死体が発見されたのもこの日であったから、この日が桜桃忌とされたそうな。「桜桃」は彼の最後の作品であるが、桜桃とは、サクランボの別名である。
で、友人の凡鬼さんの昨年と一昨年の6月の句集から一句。
電子辞書失せしままなり桜桃忌 (凡鬼2010)
桜桃忌青春の日の苦き澱 (凡鬼2009)
(サクランボ)
下左のマーガレットのような花。名は何と言うのでしょう?花弁が先端でくびれたような独特の形です。このような花びらの花は見たことがありません。恒郎女様のお話ではこの花が散った後に咲いた花は普通の花びらで、先端のくびれはなかったそうですから、ひょっとすると花が蕾の間に糸のようなもので花先を括りつけるか何かして、人為的に作り出された形であったのかも知れません、そういうことがもし可能であるのなら。
(真白き花は・・) (薄紅に花は咲きぬる)
上右のピンクの花も名前が分りません。可憐な花です。
(追記2011.5.28.
)
本日智麻呂邸訪問。取材の結果、昼咲き月見草と判明しました。
(雲丹と烏賊)
花より団子ではなく、花より雲丹・烏賊です。以前にもこの雲丹の瓶詰の絵があったかと思います。「うに食はば~」と戯れ歌を作った ( 第67回展 の童子森の母さんへの返事コメント参照) 記憶がありますが、今回は烏賊も一緒ですから、いかなヤカモチも「雲丹食はば萩のを食はね、烏賊食はば辛子和へ食はね~」などと二番煎じすることは止めて置きます(笑) 。 (注:よく見ると前回も烏賊と一緒でした。)
(栗饅頭)
上は、花より饅頭。
下は、花よりお菓子、いや、花より恋ですかな?
(白い恋人)
白い恋人は、智麻呂邸のご近所の奥様が北海道旅行のお土産にお持ち下さったものとか、黒い友人のヤカモチは聞いて居ります。
(富士山)
智麻呂富士です。富士山の絵は2作目ですな。
(1作目は 第69回展
参照)
ヤカモチの富士山銀輪散歩に協賛しての絵らしいです。
(シラン)
シラン。いかにもシランですな。カタカナで表記するよりも紫蘭と漢字で表記する方が似合う絵の雰囲気ですかな。
(ドクダミ)
ドクダミの絵は初登場でしょうか。いや、前にもあったかな?何しろもう今回で679点もの絵が展覧会に登場していますので、ヤカモチも全ては覚え兼ねています。
この絵、小生は好きですな。とても存在感があって、力強くて、清らかです。何と言っても、触ってもあの匂いが手に付かないのがいい。絵~っ!(笑)。
写真3枚(「サクランボ」「薄紅に花は咲きぬる」「雲丹と烏賊」)
● 過去記事の写真が歪んでいたりすること 2020.10.12.PR
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