第115回智麻呂絵画展
本日は第115回智麻呂絵画展であります。
今回を以って、智麻呂絵画展に出展の智麻呂絵画の総点数が遂に1000点を突破致しました。
2008年7月4日に第1回展を開催し8点の絵を掲載したのが、その最初でありましたが、以来4年7カ月余、コツコツとひたすら作品を描き続けられた智麻呂氏の弛まぬ歩みが、今日茲に1000点突破という大きな節目を迎えることを可能に致しました。画材をご提供下さったり、この絵画展で励ましの温かいコメントを下さったり、といった周囲の皆さまに支えられての1000点であろうと存じます。皆さまに心より感謝申し上げる次第でございます。
次は2000点を目指して、智麻呂氏は勿論、ヤカモチ館長も頑張って参りますので、引き続き智麻呂絵画展をご愛顧賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
では、どちら様も、ご入場の上、ごゆるりとご覧下さいませ。
<参考>他の智麻呂絵画展は下記から。
第1回展~第100回展
第101回展~第200回展
第201回展~
もう、バレンタイン・デイは遠くに去ってしまいましたが、これは、そのバレンタインにお友達のSちゃんがプレゼントして下さった手作りのクッキー他です。
これもバレンタイン関係。こちらはご近所の若奥様からのプレゼントのチョコです。
これは、智麻呂氏のお友達の寺◎氏がお届け下さった梅の一枝です。寺◎氏は智麻呂絵画のよき理解者。折々に野の花その他の素敵な画材をご提供下さいます。
この絵が1000点目の絵となります。この絵が未だ描かれていなかった時に、智麻呂氏との会話の中でヤカモチがお持ちした下の「枝垂れ梅」の絵を1000点目の絵にするということになっていたのですが、本日、この絵を撮影し、画材提供者が寺◎氏であることを知りましたので、ヤカモチの一存で1000点目の栄誉は寺◎氏にお譲りすることと致しました(笑)。
霜雪も いまだ過ぎねば 思はぬに
春日
の里に 梅の花見つ
(大伴三林 万葉集巻8-1434)
酒坏
に 梅の花
浮
べ 思ふどち 飲みての後は 散りぬともよし
(大伴坂上郎女 万葉集巻8-1656)
雪見れば いまだ冬なり しかすがに
春がすみ立ち 梅は散りつつ
(万葉集巻10-1862)
これは、ヤカモチが、通りがかりの店に売っていた梅を買って、お届けしたものであります。水仙ばかり描いて居られて、そろそろ梅が描きたくなって居られた智麻呂氏にはタイムリーな画材となって大いに喜んで戴いたのでもありましたが、恒の郎女様のお話では、寒い戸外から暖かい部屋に運び込まれた所為か、智麻呂氏が写生して居られる間にも、この梅は、蕾が次々に花開き、忽ちに満開に近くなったということで、智麻呂氏も描きながら、その変化を「お~、お~っ」と愉しんで居られたとのことであります(笑)。
雪の上に 照れる
月夜
に 梅の花 折りて贈らむ
愛
しき兒もがも
(大伴家持 万葉集巻18-4134)
袖
垂れて いざわが苑に うぐひすの
木伝
ひ散らす 梅の花見に
(藤原永手 万葉集巻19-4277)
これは、偐山頭火氏が銀輪散歩で撮影した梅林の写真を大きく印刷してお届け下さったものを絵にされたものです。偐山頭火氏も智麻呂絵画を支えて下さっている重要なお一人でありますな。
この写真の撮影場所は藤井寺市の道明寺天満宮であります。同氏の下記ブログにその写真が掲載されていますので、興味ある方はご参照下さい。
<参考> 河内温泉大学2013年2月6日の記事
梅の花 咲けるが中に
含
めるは 恋やこもれる 雪を待つとか
(
茨田王
万葉集巻19-4283)
梅の花 さき散る春の 永き日を 見れども飽かぬ 磯にもあるか
(
甘南備伊香
万葉集巻20-4502)
万葉集の梅の歌にかまけて、恒郎女さんからお預かりしていた彼女の歌を掲載するのを忘れていました。遅ればせながら、追記して置きます。(3月1日夜)
同志社の 襄のたたへし 寒梅も 今年は譲って 八重の桜に
(恒郎女)
では、ここでコーヒーブレイク。ヤカモチ持参のショートケーキでも召し上がられませ(笑)。
最後は、お孫さんのナナちゃんからのお土産です。
絵からもお察しのことと存じますが、沖縄旅行のお土産です。
PR
キーワードサーチ
カレンダー
コメント新着