本日は第9回ナナ万葉の会例会でした。
前回の例会が大学同窓会の青雲塾万葉ウォークとの合同開催となったことで、そのご縁で、大学の先輩、植〇氏も今回はご参加下さることになったほか、新しくお二人の女性がご出席となり、参加者は11名(女性9名、男性2名)となりました。
今回、初めてご参加の女性お二人は、小生の友人でもある岡本三千代(万葉うたがたり会代表)さんが講師をなさっている万葉講座にご参加されているとのことで、不思議なご縁でした。
さて、植〇先輩は喫茶ナナの東方の山麓にある恩智神社に行ってみたいと仰っていたので、早めに喫茶ナナに行って、同氏を神社へご案内することとしました。ご案内したのは、恩智神社、恩智城趾、八尾第一万葉植物公園、恩智左近墓などですが、写真は撮っていません。当ブログの過去記事にそれらを紹介したものがありますので、興味ある方は下記<参考>の記事をクリックしてご覧下さい。
<参考> 万葉歌碑・八尾第一万葉植物公園
2014.1.12.
恩智城趾と恩智神社(上)
2014.1.14.
恩智城趾と恩智神社(下)
2014.1.15.
今回の例会のタイトルは「野にかぎろひの立つ見えて」でありました。タイトルからもお分かりのように、柿本人麻呂の有名な歌からの文言です。次回のテーマは何にしようかと決め兼ねていたら、我妹曰く「今の時期なら’’かぎろひ’’でしょう。」と一言。なるほど、とこれを採用。10歳そこそこの少年、軽皇子(草壁皇子の子息、のちの文武天皇)に供奉しての阿騎野遊猟の歌を取り上げることとしました。
併せて柿本人麻呂の生涯やその死などにも触れ、人麻呂のその他の歌も少しばかり鑑賞という内容にしました。
この辺のことも過去の銀輪散歩の記事で一部取り上げていますので、興味ある方はそちらをご参照下さい。
<参考> かぎろひの丘銀輪万葉(その1)
2011.1.7.
かぎろひの丘銀輪万葉(その2)
2011.1.8.
かぎろひの丘銀輪万葉(その3)
2011.1.9.
で、面白い偶然は、今回初参加の女性お二人は、共にその「かぎろひの丘」のある大宇陀のご出身ということであり、また、常連のお一人の女性は来年1月7日に、その宇陀の地で行われている「かぎろひを見る会」に、友人に誘われて参加することになっていて、現地での旅館を予約したばかりだというのでありました。そういう意味では、今回のテーマはまことに当を得たものであったということになりますかな(笑)。
いつもは2時間以上も色々と脱線しながらお話するのですが、今回は3時からクリスマス会をやることとなっていて、ギター演奏などのアトラクションやワインや大根炊きなどの食べ物も出るということなので、それまでには話を切り上げるべしで、少し端折った説明となり、1時間で切り上げました。最後に皆で人麻呂の歌を何首か朗誦して締めと致しました。
次回第10回例会は来年1月31日(土)に開催と決まりましたので、翌日2月1日の若草読書会での「万葉の話」と同じテーマでやることとし、大伴旅人を取り上げることにしようかと思っています。取り上げる角度は少し変えてと思っていますが、資料作りがその方が楽なので。ヤカモチ流という奴です(笑)。
さて、次の部は楽しいクリスマス・ギターコンサート。
演奏下さったのは、喫茶ナナのママさん、小〇さんのお知り合いの方たち。ボランティアであちらこちらで広く演奏活動をなさっているとのこと。グループのお名前は、とお聞きすると、ダンディーズだったが、「男爺爺ズ」に変えたとか本当とも冗談ともつかぬことを仰っていました。リーダーの男性と小〇さんとはお住まいがご近所のようでありました。
クリスマスソングや懐かしい歌を演奏下さり、楽しませて戴きました。楽しい演奏有難うございました。
植〇先輩のシャンソンは残念ながら今回はお預けとなりました。
ご本人曰く「酔って歌詞が思い出せなくなった」。是非に及ばず、でありますな(笑)。
最後に、銀輪家持の相棒の銀輪影持君をご紹介申し上げます。
これは、昨日の花園中央公園での写真です。
どうぞ、みなさま、良いクリスマスを。
コチラ から。
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