今日も虫散歩でお付き合いいただきます。
銀輪散歩で見掛けた1本の茨の木。白い花が咲き乱れ、芳香を放っていましたが、その香に誘われてか色んな虫がやって来ていました。
先ず目に入ったのはコガネムシの仲間。
コフキコガネの一種だと思うが、イバラの花の上で何やらモソモソ。一匹かと思ったら、花の裏側からもう一匹が現れました。
はい、この通り、ペアでありました。
後から現れた方が、体の粉が剥げ落ちているから、オスかも知れない。メスを奪い合うオス同士のたたかいで粉がこのように剥げ落ちた(のかも知れない)。
で、こちらは粉が全て剥げ落ちた猛者かと思いきや、別の種類のコガネムシのようです。クロコガネでしょうか。
ならば、コチラはアオコガネ?
コガネムシ、ハナムグリの仲間も多種多様。その名もどれがどれだか分らない。
てんとう虫さんもやって来た。
アオコガネと花蕊越しにニラメッコである。
てんとう虫がUターン。
そうでした。てんとう虫は花蜜を吸うのではなくアブラムシなどを食べる肉食系でありました。これは、ナミテントウというてんとう虫ですな。花蕊に居たアブラムシを捕食したのかも。
先日は、オカボノクロアブラムシをご紹介したばかりですが、本日は緑色の普通のアブラムシにたかられました。
虫の撮影に夢中になって、花に近付き過ぎたよう。気が付くとTシャツの前面がアブラムシだらけ。緑色の小さな虫がいっぱい付着して這い回っている。打ち払うのに忙しく、Tシャツにたかっているアブラムシを撮影するというのは念頭にありませんでした。
こちらはハナカミキリの仲間。ツマグロハナカミキリでしょうか。
そして、ハエ。
虻か蝿かは知らぬが大きさは蝿のそれであるが、このような模様のハエを見るのは初めてかも。勿論、ハエの名などは知るよしもない。
一本の茨の木にも、よくよく観察してみると、虫たちの営みと言うか、広い世界が展開されているのでありました。
野茨も つばらにぞ見む 虫銀輪 カミキリてんたう コガネもハエも
(虫家持)
<追記2016.5.26.>
ベランダにてんとう虫の死骸がありましたので、撮影、追記して置きます。
これもナミテントウ。ナミテントウは色々な模様があるようで、これも同じ仲間かと。
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