偐万葉田舎家持歌集

偐万葉田舎家持歌集

2023.07.06
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カテゴリ: 岬麻呂旅便り
​​​​​  友人 ・岬麻呂氏からの旅便りです。
 前回の函館、小樽の旅から一転、石垣島、西表島の旅。
 毎度のことながら、北海道、沖縄と東奔西走ならぬ南奔北走のお忙しいことであります。
 「梅雨明け直後の日差しの強い南の海が見たくて6ヶ月前に計画の夫婦旅。梅雨明け宣言は出発日前日の25日であったから予測は的中したが、天候に恵まれず。」ということであったらしいが、6月26日~29日の3泊4日の旅の次第を拝見させていただきましょう。
 ​
(旅・岬巡り報告313 石垣島、西表島)

(同写真説明)
​(注)画像をクリックすると大きいサイズの写真が別窓で開きますので、それでお読みください。​
​​​​​​​​
6月26日
関西空港→新石垣空港→タクシー移動→バンナ展望台→ホテルミヤヒラ(3連泊)
 午後便で関空から新石垣空港へ。
 快晴。タクシーでホテル直行のつもりが、運転手さんが気さくな方でバンナ展望台に寄り道。アチラコチラで撮影にお付き合いして下さったとのこと。

​(石垣島東方向・バンナ展望台から)

(同上・西方向、名蔵湾方向)
​​ 離島ターミナル前のホテルミヤヒラに到着。
 ホテルのレストラン「ひるぎ」の従業員さんの中に顔馴染み​の人が居られて、歓待されたそうです。
 連夜、泡盛を楽しむ。
 下戸ヤカモチには無縁の楽しみであります(笑)。

  ​ あな ( みにく ) ( さか ) しらをすと 酒飲まぬ 人をよく見ば 猿にかも似る
                       (大伴旅人 万葉集巻 3-344

​​​​​​​​ 6月27日
石垣港→西表島・大原(仲間港)→レンタカー
→イダの浜 →白浜→船浮海運乗船→白浜→月ヶ浜→星砂の浜→大原(仲間港)→石垣港

(石垣の日の出)
 高速船で西表島の大原(島の南東部)に渡る。
 地図で見ると、大原地区にあるのは仲間港。

(石垣の海 左が西表島 右が小浜島)
 レンタカーで島の西部にある白浜に急ぐ。
 大原地区と白浜地区は島の反対側の位置になるので、県道215号で、ぐるり西表島を半周しなければならない。
 県道215号は仲間港のある大原地区から少し南に下がった豊原地区を起点に白浜地区の白浜小中学校正門前で終点となる一本道。
 白浜から先、島の西岸を南に下って南岸に回り、南岸を東に行くという道は存在しないので、車で島を一周という訳には参らぬという次第。
 従って、白浜の南にある船浮は陸の孤島。船で渡るしかないので、白浜へと急がれたのは乗船時間の関係であったのでしょう。

​(外離 ​<そとばなり>​ 島 西表島の西側にある無人島)​
 県道215号走行中にイリオモテヤマネコの親子が道を横断。
 一瞬の目撃ですから、写真は望むべくもありませんが、どの辺りで目撃されたのでしょうね。
 文面からはよくは読みとれないので、目撃は県道走行中のことではなく、船で渡った船浮地区でのことかもしれない。
 船浮は、イリオモテヤマネコが最初に発見された場所だそうな。

(祖納の海<東シナ海>・西表島北西部)

(サガリバナ)
 サガリバナは白浜公民館に咲いていたものかと思いましたが、撮影時刻から見て、イダの浜よりも手前での撮影ですから、別の場所でのもののようです。
​(追記・注)
岬麻呂氏の下記コメントによると、ヤカモチが当初思ったように、サガリバナはやはり白浜公民館のものであったようです。ということは、白浜港に行かれて船の出港時刻を確認されてから、その時間待ちの間にサガリバナを撮影された後、イダの浜に引き返されて、下掲の3枚の写真を撮影され、再び白浜港に戻られたということであったのでしょうか。この辺のところがよく分からず、頭が混乱、記事アップするのに手間取ることとなりました。(2023年7月7日8時31分)​


(イダの浜・左手方向)
 左・正面・右と三分割された写真になっていますが、ここはパノラマ撮影で1枚の写真にまとめたいところであります。

(同上・正面方向)

(同上・右手方向)
 イダの浜は日差しが少なく残念な状態であったようで、過去に撮られた写真も併載されて居られますが、それは2017年10月14日記事の「岬麻呂旅便り209・石垣島、西表島」に掲載のものであります。
 日差しの強い南の海が見たくて、との旅ですから、下のようなコントラストのはっきりした青い海を期待されていたのでしょう。

(​ 2017年10月14日記事 ​に掲載のイダの浜の写真)
 白浜港から船浮に渡る。
 船浮海運の船長さんとの再会も果たされたようで、何よりです。


(船浮湾)
 船浮から白浜港に戻り、来た道を大原地区へ。
 月ヶ浜、星砂の浜を巡られたのは帰途の道中のことであったのか、写真がないので、よくは分かりませんが、以前の旅便りで紹介したものを超えるいい写真が撮れなかったということかもしれません。
​​​

(西表の海)

(カエンボク)
 世界三大花木の一つとされるカエンボク。
 これは西表島で撮影されたもののようです。

(鳩間離島 奥は鳩間島)
 夕刻の高速船で、西表島から石垣島に帰還。
6月28日
朝から雨→レンタカー移動→観音崎灯台→白保食堂(昼食)→雨上がり、玉取崎展望台→平久保埼→川平湾→御神崎灯台→バンナ展望台
 この日は朝から雨。
 観光のトップシーズンでレンタカーの当日予約は取れず。
 ホテルに手配をお願いして確保。
 観音崎灯台は雨の中であったのか写真はなし。
​​​​​  昼食をとった白保食堂では、女将さんが岬麻呂氏を覚えていて下さったとかで、いいおもてなしを受けられたようです。

(玉取崎展望台から)
 玉取崎展望台では、雨が上がったようで、写真が登場(笑)。
 雨に濡れた瑞々しい緑が映える玉取崎です。
 この岬の左側が東シナ海、右側が太平洋。

(平久保崎)
 平久保崎でも雨は上がっていたのでしょうが、過去に撮った同じアングルの写真に比べれば、イマイチとのことで、ここでも「撮りたかったのはこんな風景」と過去の写真を併載されています。

(2017年10月16日記事に掲載の平久保崎の写真)

(ホウオウボク)
 そして、もう一つの世界三大花木のホウオウボクであります。
 川平湾、御神崎灯台、バンナ展望台なども回られたようですが、何処も曇り空にて「写真にならず。」とのことでありました。
6月29日
新石垣空港→関西空港
​ 最終日は、午前の便で帰阪。
 ということで、写真は、機内から撮影のこの1枚だけ。

(はての浜)
 久米島東方にあるサンゴ礁の中の白い砂州であります。
 以上です。今日もご覧いただきありがとうございました。
<参考>
過去の岬麻呂旅便り記事は​ コチラ ​から。
フォト蔵アルバム「岬麻呂写真集」は​ コチラ ​​から。
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最終更新日  2023.07.07 09:09:38
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