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2009.10.11

華の嵐／スキャンダル

カテゴリ：テレビ・ラジオ番組

息子達に見たいと言われ、渋々付き合って見たら案外面白かったというドラマはあるが（「 ウォーターボーイズ２ 」）、自分から見たいと思うドラマはない。というか、正直、ドラマは苦手で極力避けている。
　はて、ドラマを毛嫌いするようになったのは一体いつからだろう？最後に見たドラマは何だったっけ…？
中森明菜 ちゃん見たさで毎週見ていた「 素顔のままで 」だったかな？いや、再放送でたまたま一話見たら次の展開が気になって気になって、結局最後まで見続けてしまった 吉田栄作 さんの「 愛さずにはいられない 」だったかな…（＾＾ゞ

スキャンダル 」というドラマであーる。
大塚寧々 さん主役の何だか奇妙で変態チックなドラマで、大塚さんがボソボソ喋るので何を言っているのかよく分からなかったものの、共演の白竜さんがいい味を出していた。今夏、53歳の若さで惜しくも亡くなられた 山田辰夫 さんも良かったし。決して面白いドラマではなかったのだが、なぜか憑り付かれたように欠かさず見てしまった。

　いや、もっとハマっていたドラマがあった！ 高木美保 さん＆ 渡辺裕之 さんがただひたすら見つめあってグルグル回っているOPからして強烈だった、東海テレビの昼ドラ「 華の嵐 」であーる。
　高２の夏休み、「 笑っていいとも 」→「 いただきます 愛の嵐 」だった。「華の嵐」、「 夏の嵐 」と並び“嵐三部作”と言われているものの第１作目である。これになぜかめっちゃ夢中になってしまった。
　今作のヒロイン・ 田中美佐子 さんはまぁ置いといて、とにかく目を惹いたのが渡辺さんだ。物語は主人公達の幼少期から始まり徐々に成長していくのだが、子供の頃は完全に芋っぽかった主人公が青年期になり、子役から渡辺さんに変わるやいきなり色黒で筋肉ムキムキ青年になっていたのにはドン引き（すぐに慣れたけど）

　続く「華の嵐」がこれまた最高に面白かった。この頃はまだ清楚なお嬢様役のイメージそのままだった高木さんの「ごきげんよう 佐藤仁哉 さんも出てる！
　高木さん＆渡辺さんのゴールデンコンビは残念ながら肝心の芝居の方は今ひとつ。その弱点を見事にカバーして余りあったのが、当時まだ知られていなかった 長塚京三 さんの名演だった。あまりに熱のこもった演技ははっきり言って完全に浮いていたが、この人はスゴい役者だ！と思わせた。続く「夏の嵐」でも勿論、長塚さん続投。
　「愛の嵐」は「 嵐が丘 」を、この「華の嵐」は「 風と共に去りぬ 」をモチーフとしているので、話だけはやけに大仰なんだけど所詮舞台が昭和初期の日本なのでショボくて、そういうところがまた愛しかった

　そうそう、思い出しました！
　最後に見たドラマは03年に放送された、 菊川怜 さんや 沢村一樹 さんの「 OL銭道 」でした。なぜか夢中になって毎週欠かさず見てました～（＾＾）
　誰かが小銭を落とすと、その音で幾ら落としたかが分かる主人公の逞しさに好感が持てました。

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