ジャングルに失くしたヘアピンを探しにいく
どんな仕事でも、正直言っていちばんすぐ取れるのは白人の女の子です。
私たちアジア人はルーシールーなみの美人ちゃんでも雰囲気が違うため、
ＣＭの仕事は取りにくい。
まして、映画でせりふのある仕事はもっと取れないですね。取れないながら、
絶対無理ということはないです。私がこれまで4年間エンターテイメント界をうろうろしてきて、わかったのは、まさにアマゾンで落としたヘアピンを探しにいく確率ということです。
一度、こんな経験があります。映画のオーディションで私はヒロインのガールフレンド役を目指していました。「もっとやせてくれ」といわれて、
ダイエットもし、サンディエゴからロスまでの往復31回。すべてオーディションです。最後には、カメラの前ではガードルでバービー体型になって、その上からワードローブで登場したことも。
結局、以前映画のヒロインの経験のあるイギリス系中国人の女の子が選ばれて、私はだめでした。
映画自体、撮影が途中でぽしゃって、完成しなかったようですが、あの31回の往復、3ヶ月あまり、あれを日常で繰り返すのはしんどいですね。でも、
プロになるための心身の訓練だった、と今は思います。
この続きはまたゆっくりと。。。
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