ようこの部屋

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妊娠関連の手続き(傷病休暇になったら)

傷病休暇の仕組み

職種によって期間はまちまちのようですが、普通の会社員の場合(ブルーカラーでない)は28日までの傷病休暇は会社からお給料が100%支給されます。フランス語で会社員は"employe(e)" オランダ語では"bediende"といいます。

病気になった初日でなくてもお医者さんが初日からカバーしてくれる診断書を書いてくれれば大丈夫です。診断書を会社に提出してください。

28日を越えて会社を休まなくてはいけない場合(私の場合、切迫早産なので3ヶ月以上の傷病休暇です)一定期間内に健康保険(フランス語でMutuelleオランダ語でMutuqliteit)に届出をすれば、月々のお給料の60%が半月に一度、6ヶ月間支払われます(2ヶ月目からは独身、世帯主以外は55%に削減。でも世帯主の収入がとても低い場合、60%をキープできるみたいです)。6ヶ月を超えて病気の場合、障害者手当てのようなものが支給されるはずなので、また別の手続きがいるはず・・・。会社によっては、普段のお給料の75%がもらえるように、差額を後で補填してくれる制度もあります。なお、60%といっても上限があり、2007年4月現在、日額66.39ユーロまでしか支払われません。お給料の総額を26日で割ったものをこの額と比べてください。もしこれより高い場合、限度額支給となります。支給金は一週間に6日あると数えて計算されます。

手続きの名前はフランス語でIncapacite de travailオランダ語でArbeidsongeschiktheidといいます。例として、クリスチャン系の健康保険のサイトのリンクを載せます。

フランス語版

http://www.cm.be/nl/126/wattedoenbij/andere_situaties/ziekte.jsp?ComponentId=1154&SourcePageId=5197

オランダ語版

http://www.mc.be/fr/100/que_faire_en_cas_de/incapacite_de_travail/index.jsp

これを見ると分かるとおり、会社員なら28日以内に申告をしないといけないと書いてあります。自営業も28日(土日も含むはず)、ブルーカラーの労働者は14日、その他はなんと2日!!

もしこの期間に届出をしないと、遅れた分の支払額が10%減額されるのです。私はこのことを知らずに(近所の健康保険の事務所の人が教えてくれなかったので)一ヶ月くらい遅れてしまったのです!!

届出の用紙は健康保険の事務所でもらえます。最新の用紙か確認した方がいいかもしてません(私の場合、なんと古い用紙でした!!)。これに健康保険の支払い請求の時に使う黄色のシール(自分の名前や住所や番号が書いてあるもの)を添付し、お医者さんに病名などを記入してもらい、会社の給与担当の人からもらう給与額などを記入した書類を添付して、健康保険に送ります。届出用紙を折ると封筒になり、切手は貼らなくても大丈夫です。この封筒に郵便局が押す投函日のスタンプで、期限におくれたかどうかが判断されます。

その後、健康保険から、別の国の機関に書類が送られて、そこで最終的な審査が行われるそうです。10%のペナルティーの件は、知らなかったと抗議してもまず認められないそうです。法律をしらない国民が悪いという論理だけど、こんなこと普通の人は知りません。夫の家族も誰も知らなかったのです。でもベルギーってこういう変な法律がいっぱいあるから、国のからんだ手続きはネットなどで最新情報を自分でチェックしないといけないなぁ、と思います・・・。

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