離乳食について



~離乳食について~


私はお料理はあまり得意なほうではありません
お菓子作りやパン作りは結構好きだったりするのですが、どうも料理センスがなく気の利いた一品やおしゃれな料理やしゃれた料理が作れないのです
私は22歳で結婚したのですが当時の私は作れる料理といえばカレーとチャーハン、卵焼きくらいで煮物なんかは作ったことがありませんでした
それでも一応主婦歴10数年、今では一応メニューを決めて材料を揃えなくても冷蔵庫にあるもので適当なものを作れるようにはなりました
作る料理は焼く、煮る、炒める、揚げる、和えると超シンプルで内容は野菜の煮物などババくさいおかずが多いです
スタンダードに誰でも知ってるようなメニューしか作れず、おしゃれな献立も立てられませんがそんな料理下手な私でもなんとか手作りにこだわって離乳食を作って来ました
もし同じように料理が苦手というママがいたら料理下手で料理センスのない私がどんな離乳食を作っていたかを参考にしてもらえれば嬉しく思います
料理が得意なママはどうか笑わないで下さいね


離乳食を始める時期についてですが、最近はアレルギーの心配がある赤ちゃんも多いようなので私は始めるのはゆっくりでいいと思っています
離乳準備期間として果汁やスープ、お茶などを与えたりスプーンの練習をする必要は必ずしも必要なものではありません
母乳を与えている場合はママの食べたものが全て母乳になるわけですから母乳の成分の中にいろいろな食品の栄養が含まれています
私も1人目の時は嬉しがって2ヶ月頃から果汁なんかを与えたものですが、子供によってはほ乳瓶を受け付けなかったり、スプーンで飲ませても上手く飲めないという場合もあるでしょう
早い時期に液体を上手くスプーンでゴックン出来なくてもいずれとろみのついたお粥などを食べるようになれば上手く飲み込めるようになるので、お茶やお白湯なども飲まないようなら無理に飲ませる必要はないし、スプーンの練習も赤ちゃんが嫌がらないでママが楽しんでできるようなら試してみるのはいいと思います

5~6ヶ月頃になってそろそろ離乳食を始めようとしたとき、赤ちゃんが嫌がって食べなかったり、なかなか上手く進まないということがあります
ウチの子の場合も5ヶ月半から離乳食を始めた1人目はスムーズに進みましたが6ヶ月から離乳食を始めた3人目は最初はまるで食べませんでした
スプーンでお粥を口に入れてやってもベエ~と舌で押し出される始末
最初は一口からどころか最初の一口さえ食べてくれませんでした
そんな時は思い切って3日とか一週間とかお休みしてみます
3日お休みしてまた試す、一週間お休みしてまた試すとやっていると必ずいつかは食べてくれるようになる時期があると思います
うちの子の場合はそれは7ヶ月になる直前でした
離乳食が思うように進まなくても1歳までは極端な話、おっぱい、ミルクだけでも充分です
いずれはちゃんと食べられるようになると思うので焦らず赤ちゃんのペースでゆっくり行きましょう


私が作る離乳食はとても単純で簡単なものでした
料理が得意な人からすれば笑われてしまいそうですが、私のように料理が苦手という人には参考にして欲しいと思います
一言で言えばまとめて作って冷凍です
あとは食べさせたい時にレンジでチンするだけ

お粥もいつもたくさん炊いて
冷凍小分け用パック に入れて冷凍していました
離乳食のお粥を手抜きする方法は幾つかあって、私のようにまとめて炊いて冷凍する方法もありますしコップ粥といって耐熱のコップ(専用のものも売ってます)にお米とお水を入れて炊飯器でご飯を炊くときに炊飯器の真ん中あたりにそのコップを埋め込んでおけば普通のご飯を炊くと同時にコップの中にはお粥が出来ます
離乳食初期なら10~8倍がゆくらいなのでお米1:お水10~8という感じです
離乳が進むと水の量を徐々に減らし5分がゆ(水の量が5倍)、3分がゆ(水の量が3倍)と徐々に水分の割合が少ないお粥に移行していきます
それも面倒というなら普通のご飯をつぶしてお湯で伸ばすという方法もあります

副食は私は汁物を作るついでに作るという方式をとっていました
まずお鍋にお湯を沸かしそこに市販のだしパックや離乳食用のだし(和風だしや洋風だし)を入れます
そこに人参、大根、キャベツ、じゃがいも、玉ねぎ、さつまいも、かぼちゃなど冷蔵庫にある野菜を適当に薄切りにして軟らかくなるまで煮ます
軟らかくなったら取り出して裏ごしするかつぶしてゆで汁でトロトロ感を調節します

この時、じゃがいもだけの単品ペーストにしてもいいし、人参&じゃがいも&玉ねぎの混合ペーストなどにしてもいいと思います
お鍋にある野菜をいろいろ組み合わせて何種類かの野菜ペーストのストックを作り小分けパックに入れて冷凍しておきます
キャベツや玉ねぎなども裏ごししたりすり鉢でつぶすと甘くて美味しくなります
後は食べるときにお粥ストックと野菜ストックをそれぞれ冷凍庫から取り出してレンジでチンするだけなので手間いらずです

またほうれん草やブロッコリーなどを茹でたときに少しだけもらってみじん切りしてあらかじめストックしてあったじゃがいもペーストなどに混ぜるとそれだけではぱさぱさして食べにくい野菜類も赤ちゃんに食べやすくなります

鍋に残った野菜はだしの素などを足し、わかめ、お豆腐、お味噌などを入れればお味噌汁になりますし、洋風スープならコンソメやお塩を足せば野菜スープになります

何日かに1度このように具の多い汁物を作れば特にメニューのついた離乳食メニューを作らなくても日替わりでいろんな野菜が食べられると思います
離乳食の進み具合に合わせてつぶし方を荒くしていくと中期や後期でも対応できます
中期になるとタンパク質なども始めると言われていますが、私は毎食必ずタンパク質を食べさせているわけではありません
お豆腐、しらす、ひきわり納豆、白身魚、ヨーグルト等それらがあるときはそれらも食べさせますが何もないときは野菜とお粥だけなんて感じの時も多いです
乳製品や大豆製品はアレルギーを起こす子もいますので単品づつゆっくり様子をみながら進めていけばいいと思います

冬場鍋物などをするときは柔らかくなった野菜や白身魚やお豆腐などなんでも取り分け出来ます。
カレーやシチューならルーを入れる直前に取り分け出来ます
その他煮物なら何でも濃い味付けをつける前に取り分けておき、器に入れてからキッチンバサミでチョキチョキ切ると簡単に赤ちゃん用のおかずになります

こんな風にコツさえ覚えると料理が苦手なママでも楽に手作りの離乳食が作れるというわけです


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