講師養成 0
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昔の人は生まれたばかりの赤ちゃんにも、四六時中話しかけていたと思いますが、今のお母さんの中には「話しかけても意味が分らないのだから、話しかけても仕方がない」と感じてしまっている人も結構います。だから「日中、赤ちゃんと二人だけになってしまうと何をすればいいのか分らないから「よちよち手話」の]講座を受けた」という受講のきっかけを時々聞きます。でもお腹の中の赤ちゃんも7か月くらいである程度ママの声は聞こえています。そして耳から入ってきた音から自分の母語を決め、その音が入ってきたら、言葉として理解しようとしているのですから、赤ちゃんといる時はいつも話しかけてください。赤ちゃんだってからだ全体を使って話しているのですから。今は脳の発達についてもいろいろなことが分ってきて、この月齢ではこんなことを・・・」と科学的な説明を聞いて理解し実行できるのにもかかわらず、語りかけの少ない親が多いのです。抱っこしていても、ベビーカーに乗せていてもママの目はスマホに・・・ではさみしいです。もちろんママやパパだけでなく、周りのいろいろな人から声掛けしてもらえるといいですね。モンゴルでは老若男女にかかわらず、赤ちゃんに出会うと話しかけたり、頬ずりしたりするそうです。今の日本ではここまですると怪しまれそうですが・・・でも赤ちゃんの笑顔には、笑顔で語りかけて欲しいですね。
2014年02月14日
昨日から名古屋のナディアパークでの3回講座が始まりました。定員15名でお父さんの参加も1組。かわいいお子さんといっぱい愛情を注いでいるママたちです。大切に育てられている落ち着いた表情の子どもです。一方でテレビでも新聞でも、親から故意に死に至らされた子どものニュース。かわいい赤ちゃんたちを見ていると、どうしてこんなひどいことができるのか?と怒り。そして「手を差し伸べられなかった。」とコメントする行政にも怒り。縦割りでなく、情報を横につなげれば・・と感じてしまいます。もちろん無縁地域も問題です。
2012年09月21日
いろんな言葉が作られていきますね。名古屋の子育て支援センターでは‘イクメン’対象ではなく、男性対象の講座が増えています。たぶんこの‘男性’対象者は育児に頑張っているパパでしょうが、これからは祖父まで対象を広げるのでしょうか?「よちよち手話からシニアサインまで」です。
2012年09月16日
PURPLECryingとは「紫の・・」ではなく生後2か月目くらいにピークのある何をしても泣き止まない行動の頭文字をとったものです。(詳しくはネットで)おむつをかえても、ミルクをあげても、そして特に夕方・・・ママはお手上げ状態になって泣き止ませようと赤ちゃんを強く揺さぶってしまいます。それが揺さぶられっ子症候群。 乳児を激しく揺さぶることで脳に問題が起こるので最近とくに虐待と結びつけて報道されています。私は息子が幼稚園の時、鉄の柵の下敷きになって病院に駆け付けた時、医者の説明がとてもよくわかりました。息子の脳は」「お鍋に水を入れて、その中にお豆腐1丁をいれて、お鍋をもって強くゆすった状態」と。 「1週間幼稚園を休ませて安静にしてください」(家にいましたが安静にはしていませんでしたが) もう30年以上前のことですが、今回の報道で私の周りのおばあちゃんたちに話したら、「知らなかった!」と言われました。 乳幼児が自分の力で自分の頭を動かすことは構わないのですが、他からの強い力で動かすことは危険です。乳児だけでなく幼児になっても気をつけてください。
2012年03月03日
知人で地域の児童委員さんの話です。数人から「赤ちゃんが長い時間泣いている。あそこの奥さんは赤ちゃんを虐待しているのではないか」という連絡があり、そのお宅を訪ねると、パソコンの前で若いママは左手で赤ちゃん(生後3か月)を抱いて右手でゲームをしていた。ミルクもストラップの先に哺乳瓶をつけたのをママの首にかけ、ママは手を使うことなく赤ちゃんにくわえさせて飲ませている。1日の多くの時間をパソコンの前で過ごしている。しかしママがトイレにいったり、台所に立っているときはあかちゃんをベットにおくのでその間ずっと泣いているのでした。この話を聞いた私を含め、おばあさん、おばさんは「信じられない!!!」と。育児とは心を育てること。これで赤ちゃんの心は育つのだろうか?またこんなに小さな赤ちゃんをパソコンの前に長時間置いてなんらかの影響はないのだろうか?このように育ったこどもが将来の日本を・・・と。心配は拡大していきました。これって虐待にならないのでしょうか?
2012年02月10日
知人の超ベテランの(40年以上?)助産師の方が私の本を読んで(サインの表現ではなく、コラムを)新生児に実行しているそうです。生まれたばかりの泣いている赤ちゃんのおむつを変えるとき、「うんちが出たね。おむつ変えようね」と話しかけると泣き止むとのこと。そしてお尻を軽く叩いてあげて、そこの感覚を脳につなげることをしているそうです。新米ママから「話しかけて分るのですか?」を聞かれるとか。そして皆、真似して生まれたばかりの赤ちゃんに話しかけているそうです。もう一つ「長い間看護師をしていてはじめての経験です。」といわれたのは、アイコンタクトです。新生児はもちろんのことですが、「保育器の中の赤ちゃんを世話する時、目を見るようにしたら、赤ちゃんも目を合わせ、私が離れようとすると目で追ってくる。こんなことはこの本を読むまで、試そうともしなかったし、新生児はほとんど見えないものと考えていた。」というお話でした。赤ちゃんってすごい!
2011年02月05日
愛知県豊田市のトヨタすまいるライフKKの「すまいる館」で午前と午後60分の体験講座をしてきました。生活支援サイン講師でここでベビーマッサージの講座を担当している方からの依頼です。講師養成を受講してこれから活動する人たちも見学。短い時間でしたがママたちは熱心に聞いてくださいました。きっと今夜から手を動かして、可愛いお子さんと笑顔で会話ができていることと思います。おこさんがサインを使えるようになるには少し時間もかかりますが、育児を楽に!そして楽しく!ここはトヨタホームの会社。参加者はトヨタの社員の奥さんたち。しかも社宅か賃貸住宅に入っている人限定とか。要は将来持ち家を考えている方たちです。さすが世界のトヨタ!と感じました。講座に使わせていただいた場所は小さなこどもを安心して遊ばせておける素敵な空間です。奥様セミナーのタイトルでお母さんのためのセミナーと今回のような子どものためのセミナーがあるそうです。駐車場の広く(当然ですが)お子さんを連れて遊びに行くにはとてもいい所です。お近くの方覗いてみてください。
2011年01月12日
昨年11月に育児の本「赤ちゃんとの子育てBOOK」を出版し、ここで紹介した本田さんの活躍が昨日の朝日新聞に紹介されました。一人目のお子さんと一緒に私の講座に受講。今は二人のお子さんママであり、ワーキングウーマンとしてもフルタイムで働いている方です。ここからどうぞhttp://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001101060003
2011年01月07日
名古屋(758)の真ん中にある子ども・子育てセンター758キッズステーション」で「グーとパーだけで赤ちゃんと会話~よちよち手話」のタイトルの講座の1回目が昨日ありました。ナディアパークの中にあって名古屋市主催です。部屋は広いし、子どもたちが遊ぶスペースも広く、置いてあるおもちゃも吟味されていいものばかりの素晴らしいスペースです。講座数も多く、受講料はほとんど無料。名古屋にいながら知りませんでした。(ここはオープンしたときあった専門学校に手話を教えに来ていた懐かしいところですが)受講者は定員いっぱいの15名。1ヶ月に1回で計3回ですので、1回目に教えた効果などは1ヶ月後しか分かりませんが、お母さんたちは一生懸命聞いてくださいました。赤ちゃんを見てくれる人も入ると聞いていたのですが、昨日はいなくて、ぐずりだした赤ちゃんもいておかあさんが落ち着いて聞けたかどうか、少し心配しながら話してきましたこのビルにもいろんなお店は入っており、近くは松坂屋本店。帰りにおかあさんの買い物の楽しみもある場所でもあるかな?お子さんを安心して遊ばせることができる楽しい場です。お近くのかた、一度覗いてみてください。
2010年12月17日
「赤ちゃんとのおしゃべりBOOK」~子育てがみるみる楽になる~とっても可愛い表紙で、子育て中の人なら手にしたくなる表紙としっかりとした内容です。私がいろいろ書くより著者のHPで見てください。楽に楽しく笑顔で過ごせる☆ママ楽のススメ
2010年11月13日
今日は終戦記念日です。(「記念日」という言葉が私には???の思いですが)今朝のNHKラジオ、落合恵子さんの「絵本の時間」で紹介されたのは「エリカ・奇跡の命」でした。まだ私の頭がしっかり目覚めていない時間で作者は聞き逃してしまいましたが。訳者は柳田邦男氏。ユダヤ人収容所に送られる汽車の窓の上の方が少し開いていて、そこから一人のお母さんがわが子を毛布に包んで放り投げ、その子を拾った方がユダヤ人ということを隠して育てたというお話です。今の日本、戦争もないし、豊かな生活。でも親からの虐待、育児放棄などで命を絶たれる小さな子どもの報道がたくさん報じられています。「母性」とか「親子の無償の愛」などという言葉は何処へ行ってしまったのか?もちろん、ほとんどの人は余りにも悲惨な出来事に心を痛めています。(私はいつも疑問に思うのですが、こうして子どもの命を絶った人に対する実刑の軽さ。刑を重くしても、このような事件はなくならないとは思うものの納得できないことです。他の方に聞いてもみなさん疑問に思っているのですが)親子関係、教育、社会のしくみなど問題点はどこなのか(複雑に絡み合っているのでしょうが)一人、一人が深く考えて、笑顔いっぱいの子どもの世の中に早く・・と。‘虐待戦争’が終わることを心から願って・・・。
2010年08月15日
小さい子ほど人間が本来持っている五感が鋭いのではを思っています。大きくなっていろいろな情報、知識が入ってくると、それで判断してしまいがちです。例えば果物でもまず値段が高い、産地が○○などという知識で味わってしまうことありませんか。でもこんな情報が入っていない子どもは本来の味覚だけで「美味しい、まずい」を判断するのでしょうね。昔は空の雲を見て、「あの雲がでたらもうすぐ夕立がくる」とか「あれは雷雲」など空をみてこれからの天候を判断していました。しかし高齢の私自身も、もう雲で判断する自信はありませんし、子どもたちに空を見ながら教えた記憶もありません。都会に住んでいると広い空が見えるわけでもないし・・・。夏休みに旅行に行って、街灯のない真っ暗な目の前から空を見上げた時、満天の星を見て、子どもたちはこんなに多くの星があることを初めて知ったものです。夏休み、空がいっぱい見えるところに出かける機会があったら、是非雲の様子などをみて、おじいちゃん、おばあちゃんにいろいろ教えてもらってください。テレビやインターネットの情報に頼りがちですが、自分の五感を鋭くすることも大切と思っています。先日入道雲を久しぶりに見て、私ももう一度雲で判断できるようになりたいと思いました。
2010年08月07日
今日は朝10時から午後4時までの講座でした。お子さん連れの方が2名。長時間ママもお子さんも頑張ってくれました。本の説明だけでなく、豊かな言葉の習得の大切さなど幅広い内容で伝えたいことがいっぱいあって、休憩時間もなくお疲れだったことと思います。皆さん受講以前に持っていたイメージと違っていたとの声が多くありました。私のサインに対する考え方に賛同してくれて、今後各自の地域でママたちに広めていってくれることでしょう。みなさんありがとうございました。そしてよろしくお願いします。次回は9月に札幌市ですが、すでに定員いっぱいです。
2010年07月12日
「昔、昔、あるところにおじいさんとおばあさんが・・・」と私の子どもの時は耳から物語が入ってきていました。(絵本などなかったように思います)いつからか、今は0歳児まで絵本が揃っていて、「お話を聞かせる」ということは絵本を見ながら話の内容を理解していきます。しかし絵本無しで、声だけで聞いて話の内容を想像し理解していくことも大切です。「耳から入ったことを頭で映像化していく作業が少なくなっている。想像力をアップさせるために、昔のように話を語りかけだけでしてみてください。」とある専門の方がが言っていました。私は入院中にラジオを聞くことと、テレビを見ることでは前者の方が頭がとても疲れることを実感しました。もう一度、膝の上でお話を聞かせる・・・ということやってみてください。子どもが想像したことが親が思っていたことと違ったりします。これもまた楽しく新しい発見です。
2010年06月13日
子育て中、特に保育園に行くまではなかなか働きにくい人も多いと思います。または子どもが病気になると会社を休まねばならない人も多いと思います。病児保育という言葉もよく聞くようにはなりましたが、まだまだ充実していないのが現状。(愛知県も病児保育を担ってくれるNPOなどを募っています。)講師養成を受講した方の中には、子どもが小さいうちは外で働くのではなく、自宅や地域で子どもを連れて出来ることを・・・と考えている人もいます。タイトルの言葉は新聞で見たものですが、「ブレンドして」という意味は少し違うかもしれませんが、自宅でサインを自分の子どもと一緒に教えている人などはこの「ブレンド」があうような気がします。(自分の子どもだけを見ているのでなく、他のお子さんお様子もみれることは自分の育児にもいい影響になるでしょう)またサインを卒業した子どもを助手(講師?)としている人もいますよ。育児と仕事をブレンドしている女性がいろいろな場で増えていってほしいですね。
2010年04月13日
今日は生活支援サインの赤ちゃん用サインの講師の方々への研修会をしました。お子さんと一緒のママ講師の方も2名。一人一人が体験講座の指導案を作って持ち寄りました。自分の考えてきた内容に、他の方々の内容をプラスして持ち帰ってくれたことと思います。そして今日は女性の働く場のいろいろを就活している若い女性に紹介するためにと、「ワーキング ウーマン」というボランティアグループからの取材がありました。企業などで働く女性が、安心して子どもを産み、育てるためには、彼女たちの子育てをサポートする人が必要です。このサポートする育児の仕事をもっと大切なこと、必要なことと考えて、働く場を整備して欲しいですね。講師のみなさんも、このスキルを活かして、仕事の幅を広げていって欲しいと思います。子育てに必要なのは、無条件でもらうお金ではなく(いつまでもらえるかもわからない)、きちんと働きながら安心して子どもを持てる社会にして欲しいと思います。厚生労働省にもう一度国民の声をきちんと聞いてほしいと思っているのですが・・・。
2009年10月22日
親が子どもを叱るのは、たいてい子どものためと思ってのことです。でも幼い子どもは叱られると自分が嫌われているのだと思ってしまいます。叱ると泣きながら親にくっついてきます。(大きくなると叱られる雰囲気を感じただけで、すぐに離れて逃げてしまいますが)育児書などには「言葉を選んで、嫌いだから叱っているのではないことを伝えなさい」とか書いてあります。でも親も虫のいどころが悪い時もあって、「言葉を選んで・・・」はなかなか難しいことです。また1~2歳の子どもには言葉では難しいですね。乳幼児の場合は「ダメ!」という言葉は禁止の意味で使うことが多いと思います。そんな時大声で「ダメ!」ではなく、サインを使ってみたらどうでしょうか。×の形を人さし指で、あるいは両腕を交差して。サインを使うと、お母さんの「だめ!」の声が少し柔らかくなると聞きますよ。
2009年10月20日
先日NHKテレビで、ある公園の噴水で遊ぶ子どもの声がうるさいと行政に苦情がきて、噴水を止めてしまったという話があった。甲高い子どもの声を大人が耳にした時、「騒音」ととらえてしまう人もいれば、「元気な声を聞くとこちらまで元気になる」ととらえる人もいる。決して「騒音」と感じる人ばかりではないと思いますが・・・。「騒音」と決め付けて噴水を止めたのか?「苦情がきたから」か?公園で座り込んで静かにゲームをしている子どもたちの映像があった。子育て支援といいながら、子どもたちは狭いところに追いやられていっているように感じてしまいました。体育の日。未来のプロゴルファー、野球選手、サッカー選手になるためには、子どものころの身体を動かす様々な遊びが大切と聞きました。
2009年10月12日
今夕の日経新聞に紹介された「痛くないモノ」にびっくりしました。こんなものがあるのか!とスポンジでできた跳び箱(失敗すると腿の内側が赤くなって痛い経験あり)ドッジボール、バレーボール(突き指を絶えずしていた)棘のないサボテン(こんなの必要?サボテンさんに失礼と思いますが)あまりいき過ぎると子どもたちが痛みを経験せず成長することを危惧している保育園もあるとあってホッとしましたが・・・。痛くない画鋲、痛くならないハサミは必要かな。痛くない胃カメラ、痛くない歯の治療などは大歓迎ですが。赤ちゃんには「痛い」のサインは必ず出来るようにして欲しいと講座で言っています。喉の痛み、中耳炎の痛み、お腹の痛み、尿道炎の痛みなど外から見えない痛みを知らせるようにと。痛いより痛くないほうが良いに決まっていますが、子どもは様々な痛みの感覚を体験することも必要だと思うのですが・・・。
2009年09月28日
JMAA プロジェクトのアートワークショップに参加して、リーフレットをいただいた。そこには臨床心理士の誉田俊郎氏の「親子の共同作業でイメージを描く意義」がかかれていた:親子のイメージが違うとき、親が子どものイメージにあわせようとする心の働きが幼児期において、大切・・親が子どもの心の動きを鏡のように映し出す・・そのような応答が子どもを安心させ、心の芯を形成、成長を促す。子どもだけを参加させるのではなく、いっしょに参加して描くことも大切なのだとよくわかった一日でした。
2009年09月13日
小さな子どもが絵本から受ける感動は新鮮で、大人が忘れてしまっている感覚、感動を改めて気づかさせてくれます。「キャー」「ワー」「エー」とページをめくるたびに声を上げます。喜怒哀楽の表現力を身につけることは大切なことで、その方法の一つが絵本の読み聞かせです。子どもの感情表現は声だけでなく、表情、身体全体を使って伝えています。このボディランゲージを読み取る力を親は身につけることが大切です。「読み聞かせは生後何ヶ月から?」という質問に専門の方から「どんなに早くてもいい」という答えが返ってきました。「赤ちゃんの脳は生後5日目から大人のように働きはじめるので、どんなに早くてもいい」とのこと。講座の受講者の中に「生まれてすぐの日本語のわからない赤ちゃんに何を話しかければいいかわからない」と悩んでしまっているママに何人も出会いました。語りかけ、読み聞かせで赤ちゃんの脳はフル回転してなんでも吸収していくのです。耳から、目からいろんなことを感じさせてください。
2009年08月02日
2~3歳になると、想像する力がついてきて想像したことを現実のように話しますね。また絶対できないことを「できる!」というのも嘘をついているなんて思いませんね。幼児の時はあまり気にならない可愛い嘘も、小学校高学年、中学生の嘘は、親は心配になったりします。でもこれも自分は今は出来ないが、出来るようになりたい気持ちが入っているとのことで内容にもよりますが、あまり目くじらたてて叱るのではなく、それとなく自分の希望を口にしていると思って、子どもの心を読み取ってあげることが大切だそうです。今日の新聞で「希望学」という文字を見つけました。一方で自殺の名所になっているところの住民の方々が集まって、防ぐには・・・の会議を持ったという記事。こどもたちは夢や希望を持ってこそ成長できるのです。そんな社会に・・・と願うばかりです。
2009年06月03日
数日前の新聞(どこのか忘れてしまいました)に「人の赤ちゃんはじっと長い時間みつめるが、動物の赤ちゃんはそれほどみつめてはいない」という記事を読みました。理由として考えられることは、「動物の赤ちゃんは目でみた先のものに興味を持ったら、そこへ歩いていくことが出来るが、人間の赤ちゃんは他の動物より未熟で生まれてきて、対象物まで自分で歩いていけないので‘みつめる’のだろう」とありました。だから身振りやサインを表しているママ、パパの手をじっとみつめてくれる訳でしょうか。この‘みつめる’を大いに利用すれば、サインで早くから会話できるのですね。
2009年03月10日
女子プロゴルファーの上田桃子さんは史上最年少の賞金女王、そして素敵な女性ですね。彼女の小さい時のことを坂田信弘氏が書いているのを読みました。ゴルフの塾への面接の時、小5の上田さんを見て「背骨と両の肩のラインが直角だった」と。それはハイハイに時期に作られたもの。他の子どもは右肩と左肩がまっすぐなラインでないが、彼女はきれいな肩のラインだったそうです。まっすぐなラインでないと腰を痛めてしまうので、直さなければならないそうです。赤ちゃんの時ハイハイが長く続けば背骨と肩のラインは直角になる。ハイハイが首筋、肩、背の筋肉を作っていくので、ハイハイの時期は長いほうがいいそうです。「這えば立て、立てば歩めの親心」こんな親心はかえってダメなのですね。「放任こそが運動体型を作る」と、坂田氏の言葉です。わが子を将来プロゴルファーにと考えているパパ、ママ。ハイハイ時代から体つくりがスタートしていますよ。
2009年01月10日
「たったひとつの命だから・・・」~このあとあなたはどんな言葉を続けますか~こんな番組を体育の日のNHKラジオ第一で夜までほぼ一日中放送していました。といっても私が聞いたのは夕方30分余だけですので、詳しい内容はお伝えできませんが。その中で病院関係の方が「お母さんたちが、病院で受診を待っているとき、赤ちゃんにおっぱいを含ませながらほとんどの人がケータイでメールしている」と。そして「生まれてまだ言葉も話せない赤ちゃんは、しっかりお母さんの目を見て話しかけてくれるのを待っているのに、ケータイに目を向け、赤ちゃんから目をそらせているのは、赤ちゃんにとっては無視された、ネグレクトされた・・と感じている」と。大事な大事なたった一つの命を授かったのですから、目で訴えることしかできない赤ちゃんの思いをしっかり目で受け止めてあげてください。赤ちゃんは目と目でコミュニケーションしています。「サインをすることの一番の効果は‘アイコンタクト’。これは一生大切なもの」といつも言っているのですが、お母さんだけでなく子どもからみつめられたら、大人はどの子どもにも笑顔で目を見つめ返したいですね。今日のNHK「クローズアップ現代」は増え続けている虐待された子どものこと。悲しいですね。この社会。
2008年10月14日
「人の耳は受精後2週間で形成される。7ヶ月くらいで聞こえる。」と学びました。お腹の中の赤ちゃんはどんなふうに聞こえているのか?疑問でしたが、先日新聞だったと思うのですが、もう少し知識を増やすことができました。13週目にはお母さんの体の中の音がゴロゴロという感じで聞こえている。26週目の赤ちゃんは1日の90%は眠っているが、10%は目を覚ましていて、お母さんと自分の心臓の音や羊水の中で動いて自分が出している音を聞いている。外の音、会話や音楽なども聞こえるが音はこもって聞こえ、高い音は聞こえず、低音のみ聞こえている。(母音は低いので聞こえやすい)胎教にと思って音楽を聞いていたこともあったが、「低音だけ・・・」というと、どんな音楽になって聞こえているのか?ともかく耳の知識、聞こえの知識って学校でどれだけ学んだのか?手話やシニアサインの講座でも耳の話はしますが、ほとんど知らない人ばかりです。先日は医師に聞きましたが、専門が違うらしく疑問は残ったままです。今度の大阪での講師養成は80%の人が助産師、看護師の方です。こんなこと初めてです。私のほうが楽しみです。
2008年09月24日
またまた、小さい子どもの痛ましい事件。 手話通訳をしているといろいろな場に行きます。「自閉症児の親の会」「難聴児の親の会」などにも。そこでは若いお母さんたちは情報交換しながら、わが子との付き合い方などを学んでいきます。辛い思いの日々でしょうが、そこで出会ったお母さんたちは、とても明るく笑い声がいっぱい。「なんて素敵な学習の場であり、素敵なお母さんたち」と感動したことを思い出しています。でもこんな輪に入っていなく、一人で悩んでいるおかあさんも沢山いるのです。育児サークルなど、お母さんが子どもと出かける場はいろいろ提供されていますが、そのような場に入れない人への声掛けを隣近所でできると、こんな悲惨な事件も少しは減らせるのでは?やはり声掛けを遠慮しないで、一声掛けてみることをみんなが心がけたいですね。
2008年09月22日
先日どの新聞か忘れてしまったのですが、「妊娠中にダイエットしてお母さんがやせていると、生まれた赤ちゃんはメタボになり易い」という記事を読みました。(慶大病院の伊藤裕教授の研究)「お腹の中の赤ちゃんはお母さんを通じて外の環境がどのような状態かを知り、それに合わせてどう成長するかがプログラムされる」お母さんがダイエットしていたり、やせていたりすると、赤ちゃんは「お腹の外の世界は飢餓の時代」と判断してしまい「生まれたらいっぱい食べなきゃ」と思って生まれてくる。でも今の世の中は食べ物が豊富にあり、「いっぱい食べなきゃ」とインプットされた赤ちゃんは沢山食べる子どもになってしまうのだそうです。う~ん???我が家は親子共々太目です。また妊娠中は「お腹の子どもの分まで食べなくては!」とダイエットの逆で、せっせと食べていたのですが。やせている親の子どもはメタボに、太っている親の子どももDNAでメタボ。これは食料が豊富にある国の話ですね。
2008年08月09日
今朝のNHK教育テレビで「シリーズ子どもの心」~人は僕を天才という・エリート教育の是非~という番組を途中から見ました。3歳でモーツアルトもベートーベンもピアノでひけるという音楽の天才児の話でした。教えてもいないのにピアノが弾けるのは???という研究の対象になっている可愛い子どもです。どうしてこんなことができるのか?天才とはDNAの問題なのか?という話。この子がお腹にいる時、お母さんはクラシックの同じ曲を繰り返し聞かせていたそうです。(妊娠7ヶ月ごろからお腹の赤ちゃんは聞こえる)また音楽だけでなく数学や運動能力も優れている。ではみんな同じことをしたら天才児が生まれるのか?研究者から「普通の子どもが天才になることはない」という言葉。納得、納得。1万人に一人くらいいるそうです。早期のエリート教育ではなく、子どもの年齢に即した学習材料を与えることは大切です。学習材料といってもなにかの教材ではなく、親からの語りかけや一緒に遊ぶことで運動能力を身につけさせることなど当たり前のことです。私も講座等で多くの乳幼児を見ていると、大人が考えているより、はるかに学習能力があります。「赤ちゃんはなにもまだできない」のではなく「この能力に答えてあげることが大切」くらいに考えればいいのではないでしょうか。あなたのお子さんが1万人に一人の天才の場合は除いて。
2008年08月06日
こんな言葉を育児の専門の人が話しているのを聞きました。「小さな子どもと対峙していると、時にはうんざりしたり、うっとおしいと思ってしまう時もあります。そんな時こそ、ぎゅっと抱きしめてあげてください。」子どもは親の気持ちに敏感。子どもだってこんな時はマイナスの心になっています。親はいつも子どもに良かれと思ったことをしているのに、時にはそれが逆になったりします。今度の秋葉原の事件の両親をみて、思いました。子育てって一体どうすればいいのか???養老孟司氏の言葉です。「子どもは本来自然と同じで、思い通りにならない」自然を人間の都合の良いように手を加えると、地球が壊れます。子どもも同じで、自ら育っていくのを後ろから、ちょっと支えていけばいいのでしょうか。
2008年06月11日
今日はこどもの日。新聞各社は社説などでも取り上げています。日経新聞の「春秋」にサイン講座でいつも話していることが、書かれていました。講師養成では‘遠野地方の手遊び歌’のことも話しています。みなさんも是非昔から伝わっている「あやし言葉や遊び歌」を現代の育児にも使ってみませんか。春秋(5/5) 「遠野では赤ん坊の周りにバカ3人いねえば子供は満足に育たねえといったもんだ」。児童文学作家の宮川ひろさんの「あて名のない手紙」にある話。バカ3人とは赤ん坊と同じ目の高さであやし言葉や遊び歌を何度も聞かせる人のこと。▼赤ちゃんは言葉が出るまでに「やさしさの体験」をもたないと発育に影響する。子どもの心を育てる「ことば」という母乳を、赤ちゃんの時にどれだけたっぷりともらってきたかが豊かに育ったかの決め手になると宮川さん。「赤ちゃんだからわからないのではなく、赤ちゃんだからこそわかる」は至言だろう。▼新生児は母胎を離れる不安の産声が収まると頭が冴(さ)えてきて周囲を見回すのだという。視力も近距離なら相当程度のパターン認識ができる。「生まれた時点から好奇心という心のプログラムがスタートし、情報を求めるのです」(風韻怎思(ふういんしんし)=小林登東大名誉教授著)。赤ん坊は想像をこえてたくましい存在なのだ。▼生まれて2カ月もすればそばにいる人間に愛着の情を抱くことがわかってきている。生後間もなく父母の懐を離れる生い立ちの室生犀星に5月という短詩がある。「悲しめるもののために みどりかがやく くるしみ生きむとするもののために ああ みどりは輝く」。萌(も)えいづる新緑の若葉が5月を覆い尽くす。
2008年05月05日
昨日の新聞を見て、自分がこどもの時、大人から言われていたこの言葉の・・・の部分を知りました。「ちちんぷいぷい御世の御宝」(ごよのおんたから)だそうです。「御世の御宝」の部分はいつもはっきり聞き取れず、意味不明だったので、自分の子どもに使うこともありませんでした。(例え、はっきり聞き取れても、なにのことか小さな子どもでは理解不能ですね)今は「痛いの痛いの飛んでいけ」ですね。小さな子どもの‘痛い’という感覚が理解できない時があります。自分の失敗で痛い思いをした時は泣かず、他の子どもとぶつかったりした時は、たいして痛くはなさそうでも大泣き。「ごつん!」と音がするくらいぶつかって、とても痛いはずなのに、自分の失敗からの時は泣かないというのはどうしてなのでしょうか。泣くことと痛さは比例しないようです。これは「ちんぷんかんぷん」です。
2008年02月27日
ママサロン てとてを始めて1年が過ぎました。サインっ子とママと手話の出来るおばあちゃんの集まりです。最初からの8人の子どもは1歳半から3歳近くになり、そろそろ保育園やお稽古ごとに通っている人が増えました。一番小さかったK君も「せんせい」とはっきり言えるようになり、本当に大きくなりました。そしてママたちも初めての子育てで、不安いっぱいの顔から1年で自信のある顔に変わりました。ここで知り合った人がほとんどですが、育児に悩んでいる時、苦しい思いをしている時、仲間に助けられたようです。きっとこれからもお互いに助け合いながら成長していく大切な仲間つくりができたと思います。編み物も最初はだれもできなかったのに、みんなできるようになりましたよ。今日もステキなバッグを編んだのを、先生に見て欲しいと持って来てくれました。まだまだ子育てに忙しいのに、編み物の時間を自分で作れるようになった心のゆとりに拍手。 この1年で子育てをしながら講師養成を受け、すでに講師として活躍している人も2人います。私からみれば、本当にステキなママたちです。きっと子どもたちも素晴らしい子に育っていくことと確信しています。いつも優しい笑顔で子どもを見てくれている船戸おばあちゃんと二人で寂しいねと話しています。またいつでも遊びにきてくださいね。そして新しい6組が参加しました。先輩ママたちから、このママサロンのことをみんなで聞きました。これからここで先輩にように素晴らしい仲間つくりをしていってほしいと思います。和菓子と抹茶などで最後の1日を送りました。(講座の人も参加して20組くらいになり、ゆっくりお茶を・・・という雰囲気ではなかったのですが)でもまた新しい出会いを楽しんでいきます。
2008年01月26日
今日は今年初めての「ママサロンてとて」でした。ベビーヨガの先生が来てくれて、3グループに分かれて体験しました。ママたちには大好評でした。子どもと一緒でなく、ママたちだけでしたいという希望も。(これからまたママサロンとは別の日に「ベビーヨガ」をする予定です。)今日始めてこのサロンに来てくださった人が3組。昨年末、星のしずくの講座を終了した人たちです。この会も1年が経ち、子どもたちも大きくなりました。最初からの人たちは今月で卒業予定です。また新しい仲間でママサロンを続けます。今日は新しい講座も始まりました。講座が終わって、短い時間でしたがヨガも体験。また新しいお子さんとママとの出会いです。子どももママも、みんな健康で幸せな1年でありますように!
2008年01月11日
手話を始める前はコミュニケーションについて、特別に考えることはなかったと思います。自分の周りの家族、友だちなどとの会話は価値観が似ているもの同士ですし、伝わらない場合でも言葉を駆使して話せば、全く通じない部分は少ないものです。しかし手話を使って話し合うとき、相手との価値観が大きく違う場面にぶつかり、手話はできても、自分の思いを伝えることの難しさを感じ、時には限界を感じることもしばしばあります。また言語の習得レベルに大きな差があると、これも通じさせることの難しさを感じます。子どもに置き換えて考えると、大人からみるとバカバカしいことに譲れないこだわりを持っていて、わかってもらえないとカンシャクを起こしたりします。価値観など大きく違うのは当たり前でしょうし、言語のレベルも違います。それなのに大人は自分の価値観で小さな子どもに接してしまいます。一度どんなこだわりを持っているのか知るために、言い分をじっと聞いてみませんか。「人は自分の話を聞いて十分理解してもらえると、すぐに前進を始める」といわれています。
2008年01月06日
「子どもは褒めて育てよ」とよく言われますし、その通りです。頭でわかっていても、とても難しいことで、していいことと、いけないことを教えたり、躾もしなければならないし。2歳を過ぎた頃から「どうして・・・」と言ってしまうことが多いですね。ママサロンのお母さんたちも、この言葉がつい出てしまうようです。この「なぜ?」「どうして?」は子どもには「なぜ!」「どうして!」です。子どもがこの言葉をかけられる時は、ほとんどが悪いことをした時です。失敗やミスをした原因を冷静に振り返って話すことは大人にも難しいことであり、状況説明や言い訳を考えることで精一杯になります。少し大きくなると言い訳を考えたり、嘘を言ったりします。こんな時、もう少し具体的な言葉で聞いたり、「はい」「いいえ」で答えられる質問の仕方を工夫してみましょう。
2008年01月05日
あけましておめでとうございます。講座で出会う月齢の子どもには語りかけを多くして、言葉のシャワーを浴びさせることが大切です。でもこんな小さな子でも、よく見ていると声や身体の動きでおしゃべりしています。こちらがキャッチできないだけ。でもきちんと「聞いているよ、見ているよ」と伝えてください。あなたは「子どもに話している時間と、子どもの話を聞いている時間、どちらの方が長いですか?」小さい子どもに対しては「話している時間」が多いでしょうが、意味がわからない声でも聞いてみましょう。「聞いているよ」と伝えることによって、子どもは一生懸命話そうとします。「私の知る限り、成功している人のほとんどは、話すことよりも聞くことに多くの時間を費やしている」(バーナード・M・バルーク)‘成功’はともかく、今年も多くの人と出会い、皆さんの声を聞くことを楽しんでいきます。本年もどうぞよろしくお願いします。
2008年01月04日
今日のママサロンは圧力鍋をつかって野菜たっぷりのどて煮と玉ねぎとカリフラワーのスープをつくるお料理教室でした。今日は4組の初めての人も。ママたちは日頃、圧力鍋を使うのが怖いというので、私の使っている圧力鍋(本当は私のは‘活力なべ’です)で作るのを見てみたらということで今回は台所にママたちは集合。おしゃべりしながら楽しそうです。その間こどもたちを見ていたのですが、3歳にちかづいている子どもたちは、いろいろおしゃべりができ、一人一人の個性も出てきて楽しいですね。みんなとってもいい子に育っています。まだ集団で遊ぶまではいっていませんが、しっかり自己主張していますね。おもちゃの取り合いでなく、「交換して!」と話し合っているところが成長したな~と感じました。自分の子育てではこんなにゆったりと子どもを見ていなかったのですが、おばあちゃんの目でみて楽しませてもらっています。できあがったどて煮とスープをIさんの手作りのパンといっしょに美味しくいただきました。次回はママたちの忘年会です。
2007年11月30日
「1歳6ヶ月の検診が怖い」という文字をチラッとみました。内容は詳しく知りませんが、要は他の子どもと自分の子どもを比べて「自分の子どもの発達が遅れていたら・・・」という不安らしい。その中に言葉についてもあるらしく、言葉の発達というよりは、「しゃべっているか、まだか」ということらしい。たしかに1歳半はしゃべっている子どもと、まだ何を言っているのか判断できない声を出している子といますね。よく「サインを使いうと早くしゃべりますか?」と聞かれます。この「しゃべる」は多くの人は声で話すことであって、サインで話すことではないのです。「声でしゃべる」ことはサインを使っても、使わなくても同じだと思っています。子どもはなにかしゃべってはいるが、聞き取れない。でもサインがついていれば親はわかります。サインがなければ発音がしっかりするまで双方向の会話が難しいということです。サインを使っても2歳まで話せなかった子どもも沢山います。声で話せるまでサインが会話の道具となっているのです。ことばは子どもによって千差万別。早く話せたからといって賢いわけでもなし。3ヶ月、6ヶ月話し出すのが遅くても、長~い子育てのほんの一瞬です。こちらが話すことが理解できていれば心配することは余りないのではないでしょうか。
2007年11月19日
2~3日前NHKテレビで、鯖江市の保育所で発達障害児とのコミュニケーションに「ダメ」と「OK]をサインで伝えると通じるというレポートを見ました。発達障害児への指導には言葉で指導してもなかなかうまくいかず、保育士の方が自分の指導力不足と悩んで辞めていく人は少なからずいるということでした。私も2年前、名古屋の保育士の方々の研修にサインの話しに行きました。多くの保育所でこの子たちへの対応方法に悩んでいることを知り、そしてサインを使えば・・・という話をお聞きしました。やってはいけないことと、やってもいいことの区別を人差し指で×とOKのサインで区別。この方法で成功したようです。サインの使い道はいろいろな場にあるものです。
2007年11月02日
講座を受講している人はサインを覚えるだけでなく、子育てのいろいろな悩み、疑問を解決したいという思いを持って通ってきています。よく受講者から「サインだけでなく、子育てについていろいろ聞くことができてよかった」といわれます。私の子育ては随分昔のことですから、今とは状況が全く違うので「役に立つのかな?」と思うこともしばしば。「食が細い」といっては悩み、「食べ過ぎる」といっては悩み。要はみんな子育ては始めての経験で全て試行錯誤。このことは昔も今も同じです。私も些細なことで悩みました。ただ終わってみれば小さなことでも、子育て中の親にとっては一大事。「そんなこと、みんな一緒。悩む必要なし」と言ってくれる人が近くにいないのが、悩みを大きくしているようです。ママたちと子育て経験済みの人との交流の場がもっとあるといいですね。
2007年09月29日
「父子手帳」なるものがあること初めて知りました。父親の育児参加は当たり前のようになってきているので、これも当然かも知れませんが。名古屋市は今年の4月かららしいですが、全国一斉に実施されているのでしょうか。父親の役割は大きいものがありますが、今日の講座のお母さんが「パパの帰りはとても遅くて・・」と言っていました。今、子育て世代のパパたちは会社で成果主義とかで、労働時間がとても長くなっていますね。父子手帳の交付もいいですが、社会の労働状況の改善を求めたいですね。そして父親が小さな子どもと接する時間を充分とれるようになってほしいものです。
2007年09月14日
今日はサインの講座でした。Aちゃんは10ヶ月の可愛い女の子。ハイハイでなくお座りのまま、前進します。そのためいつも両手が自由に使えます。両手をニギニギ、グー・パーを繰り返しています。でもいつもではなく私が話しながらサインをすると動かすのです。Aちゃん流サインです。ママがサインを初めてまだ2週間ですから、サインはまだですがきっと早く使うのでは?と可愛い手を見て嬉しくなりました。子どものハイハイのスタイルは本当にいろいろですね。両手だけで足を使わず前進。右手と右足だけで前進・・・と見ていて楽しいです。でも「ハイハイをきちんとできない」と悩むお母さんもいます。ハイハイのスタイルはいろいろですし、しない子もいます。すぐに立って歩くのですからこんなことで悩む必要などありません。今日の新聞に名古屋の子育てサークルがたまたま載っていて「自分流子育て」という言葉がありました。子どもも「自分流」で育っていきますから、我子に合わせた「自分流子育て」は当然ですね。
2007年08月24日
先日名古屋の地下鉄に乗ったら、車両内の公告が全て同じものでした。一つの会社が全車両の広告を自分の会社だけというのは最近よくある事ですが、今回じっと読んでしまったのは「保育士」と「幼稚園教諭」の資格が取れる大学が共同で出している広告でした。日本福祉大学、名古屋短期大学、名古屋学芸大学までは分ったのですが、名古屋芸術大学、名古屋経済大学も。もちろんこの広告にあった大学以外でもまだまだ沢山ありそうですが、今、子どもの数が少ない時代に人気の学科なのでしょうか?私の周りには「元」保育園勤務。「元」幼稚園の先生の方が多くいます。やめてしまう人の多い職場なのでしょうか。それとも働きながら子育てが難しい職場なのでしょうか。これからは男性が増える職場であることは間違いないですね。いいことだと思います。
2007年06月14日
今日は雨降り。でもママサロンの親子の出席率は上々です。今日はその中でラボのプレイルームに通っているママたちが、英語の歌に合わせて親子で手や体を動かす遊びを教えてくれました。親子で輪になって見つめ合って・・・。家ではいつも忙しいママが、ゆったりした気分で手を取って遊んでくれる、しかもお友だちも一緒。こんな時間は子どもたちもとっても嬉しそう。その間、サインっ子の弟、妹の生後2ヶ月と4ヶ月の赤ちゃん二人をおばあちゃん(私も)がみていました。このママサロンは講座を終了したママたちが集まって、いろいろなことをしながらおしゃべりしたり、情報交換したりのホッとする時間を提供しています。次回は貼り絵などをしてはがきをつくります。新しく講座を終了したママたちもどうぞ。左のページに「ママサロン てとて」の日程を書いていきますので、参加希望の方は「メッセージを送る」などから連絡して来てください。
2007年05月25日
3Kとは「壊す」「こぼす」「かんしゃくをおこす」だそうです。女流棋士の高橋和さんがご自分のお子さん(1歳半)の子育てのことを書かれたのを新聞で読みました。こんな3Kくらいは可愛いもの。そこに「ああ息子」(西原理恵子と母さんズ著 毎日新聞社)という本も紹介されていて男の子を育てていると、考えられない様々なことが起こるという内容らしいのです。(洗濯機の中ののびた亀・・・)私も2人の息子プラス近所の男の子を見てきました。女性では経験したことも、考えたこともないことが目の前の息子たちはやってくれます。何処でみつけたのか真っ白な蛆虫を可愛い腕に這わせて持ち込む!。ヤクルトの空容器に団子虫を沢山いれて、耳元で振って音を楽しんでいる!。砂場で水を使って泥んこ遊びをするので水を禁止にしたら、男のギャング仲間が協力して水の代わりに自分たちのおしっこを空き瓶に集めてる!などなど。考えてみると土があったからできた遊び(?)かも知れません。田舎ではなく30年余り前の東京です。今では懐かしい思い出ですが。男の子のお母さんはこんなことにも悲鳴をあげずに、耐えなければならないのです。
2007年05月12日
教育再生会議で「母乳で・・・」「目を見て子守唄・・・」など。保健所が母子手帳に書く言葉を考えたのなら理解できるが、国がお歴々を集めて考えたものがこんなこととは。今日は午前、午後とママたち18名に会いました。この話を少ししたら「おせっかい」「ほっといて!」などでした。確かにこのような育児の基本中の基本まで、教えなければならない人もいるでしょうが、国が「教育再生」について考えたことにしては余りにもお粗末ではないでしょうか。(発表なのか通達なのか知りませんが、中止と夕方聞きました)それにしてもこんなことを考えるために、また税金をたくさん使ったのでしょうね。こちらにも腹が立ちます。
2007年05月11日
日経が子育ての月刊誌を発行するという記事を読みました。日経新聞は仕事をしながら子育てをしているパパ、ママへのサポートの記事をよく載せています。今度は雑誌。そのチラシによると「親子で楽しむ 外遊び&お風呂遊び」のDVDが付録で付いているらしい。親子の遊びにもテキスト、マニュアルが必要なのですね・・・。講座でも時々絶句してしまう質問がきます。「日本語を知らない赤ちゃんに、言葉をかけても通じないでしょう。どうすればいいのですか?」「いないいないばあ」は1日何回すればいいのですか?」今の親を育てたのは私たちの世代。反省しながら子育てを応援していきます。
2007年04月18日
講座終了のママと子どもが2週間に1度の「ママサロン てとて」を楽しみにしてきてくれています。9日は二人目を1月に出産したママが生後1ヶ月半の赤ちゃんを連れてきてくれました。他の子どもは興味津々。自分よりうんと小さな手、小さな足をみるとそ~っとタッチ。いつも部屋の中のいろいろなものを触りたがるのですが、こんなに小さな赤ちゃんは乱暴にさわってはだめということが理解できているようです。小さいもの、弱いものを「いたわる」ということは、言葉で教えなくても体験できれば、できることなのだと改めて感じました。3月終わりごろに2人目を出産予定のママもお姉ちゃんになる子と一緒に来てくれました。また可愛いメンバーが増えます。会える時を楽しみに待っていますよ、お腹の赤ちゃん!この「てとて」はママと子どもの「手」だけでなく、シルバー隊の大きな「手」を借りています。子どもたちはもう慣れて、このおばあちゃんたちが大好き。ここへくるとどの子もママから離れておばちゃんたちにくっついています。先に帰るおばあちゃんには言わなくてもドアまで送ってきてバイバイしています。沢山の手と手と手の輪の中で育っていって欲しいと願っています。
2007年03月12日
最近の子どもの遊びの中に「鬼ごっこ」や「缶けり」なんてないのでしょうね。昔の遊びや手遊びについて書かれている遠野地方の本を読んでいて、感じたこと。これらの遊びには鬼の役があり、遊びの中で子どもたちは嫌な役を体験していきます。いじめられる立場を体験し、その気持ちを感じとります。よく「相手の立場を・・・」と大人は言いますが、やはり擬似でもいいので実感が必要なのではと思います。昔は弱い立場と強い立場、嬉しい役と嫌な役などが遊びの中で体験できるようなのがいろいろありました。先日「いじめられた経験がある」という子どもの数字を聞いて、「みんな仲良し、良い子」の遊びだけでなく、もう一度昔の遊びも思い出してやってほしいなと思いました。
2007年02月24日
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