03年8月9日 サウンドコニファー229

2003年8月9日(土) 午後6時開演
SOUND CONIFER 229 「青春の影」
~K.ODA&CHAGE&ASKA~

富士急ハイランド・コニファーフォレストにて


セットリスト

(センターステージ・3人で)
SAY YES~ラブ・ストーリーは突然に~青春の影(メドレー)
めぐり逢い
眠れぬ夜
SAY YES
Yes-No

(メインステージ・小田さん)
キラキラ
夏の日

(メインステージ・C&A)
NとLの野球帽
not at all

(センターステージ・3人で)
終章
たそがれ
夢中さ君に
(財津和夫さん登場)
心の旅
サボテンの花
(財津さん退場)
ラブ・ストーリーは突然に
僕はこの瞳で嘘をつく
言葉にできない
太陽と埃の中で
(1番を歌ったあと、メインステージへ移動し2番へ)
YAH YAH YAH
YES-YES-YES

(センターステージ・アンコール)
青春の影(替え歌バージョン)


とりあえず、帰宅してからタイトルのわからない曲名を調べてみたりしたのですが、もしかしたら間違っているものもあるかもしれません。ちゃんとしたセットリストが分かったらまた訂正していきますのでよろしくお願いします~。
レポが長くなってしまったので、ライブの内容だけごらんになりたい方は ここ をクリックしてください。


C&Aが小田さんとライブをすると聞いて、「どんなライブになるんだろう~?」とわくわくしていました。徐々にライブの内容が明らかになっていって、期待は膨らむばかり。ライブのチケットも交通手段も準備は万端。これでライブの日を待つだけです。
と思っていたら、ライブの日か近付くにつれて台風も近付いてきて、「ライブは中止にならないか」とか「無事たどり着けるのか」という不安が大きくなっていきました。でも、私には「うまくいきますように…」と祈るくらいしかできません。
ライブ前日にライブ開催の発表に関する情報が入ってきました。
ライブ開催または中止が発表されるのは朝の8時。この発表を聞いてから出発しても間に合わないので、とにかく明日は早い目に家を出ることにしました。
出発の準備も雨がひどくなることを予想しての念入りな準備。
早く起きないといけないので早いめに寝たのですが、ライブのことが気になってあまり寝ることができませんでした。

ライブ当日。朝の3時半に起きてテレビをつけると、台風は私の住む近畿地方を今にも上陸するところでした。でも、周りは風と雨もあまりひどくなく穏やかで気持ち悪いくらいでした。電車はまだ出ていないので電車が動くかどうかも分かりません。
始発の電車に乗るために家を出ました。「この状況ならもしかしたら動いてくれるかも…」と思っていたら電車が無事出発しました。途中で雨や風のひどい所もありましたが、遅れることなく乗り継ぎの駅に到着。
さらに新大阪駅までも順調に到着しました。
新大阪駅でそのちゃんとTさんと合流し、予定通りの新幹線に乗りました。
「ライブがあるかどうかは分からないけど、行けるところまで行こう!!」
新富士駅でイベント用の直行バスに乗る予定でしたが、乗り遅れたら路線バスもあったので何とか新富士駅までたどり着いてくれれば…と思っていました。
まずは静岡駅まで向かいました。名古屋駅で2分くらいの遅れはあったものの、静岡駅には時間どおりの到着。
静岡駅にたどり着くまでにライブ開催決定の8時を過ぎていましたが、電話をかけても混んでいるだろうし、目的の新富士駅まで行けば分かるだろうということであえて掛けませんでした。結果を聞くのが怖かったというのもありますが…。
静岡駅で乗り継ぐために降りて次の新幹線を待ちました。待っている間、イベントに参加しそうな人を探してみたのですが、いなさそうな感じでした。
新幹線を乗り継いで新富士駅に到着。ここでイベントに参加する人を何人か見かけました。
「この人たちはみんなライブがあるかどうかを知ってるのかなぁ?」と思いつつ直行バスの集合場所に向かいました。

集合場所に着くとバスに乗るらしき何人かの列ができていました。バスが出るということはライブがあるのかなぁ?と思いつつ、前に並んでいた人に尋ねると、電話を掛けてライブがあると聞いたとのこと!!「よかった~!やるんだ~!」と喜んでしまいました。その人たち曰く、電話を掛けるのもなかなか掛からなかったとか。
無事直行バスにも乗ることができ、ほっと一安心。あとはバスが会場まで運んでくれます。
バスにはバスガイドさんが乗っていて、いろいろとガイドをしてくれました。「天気がよかったら前に富士山が見えるのですが…」と残念そうに話してくれたのですが、ライブをやってくれるなら少々天気が悪くてもそれで十分でした。それに、ライブが始まる頃には雨もあがっているだろうということだったし。
ガイドさん曰く、新富士駅からの乗客は関西からの客が多いとのこと。「大阪の人どれくらいいますか~?」と聞かれ、兵庫、京都、奈良、和歌山と尋ねられました。
「それ以外の人います~?」と聞くと、なんと岡山から来たという人がいて、「ご苦労様でした~!」といった感じでした。

車が少なかったのもあって11時30分に会場に到着。雨はまだまだやみそうにありません。
そのままカッパを着て富士急ハイランドに入りました。雨のせいか人はまばら。乗り物も雨のせいでほとんど動いていません。園内を少し歩いた所で、お腹も空いたのでレストランに入って食事をしました。
ご飯を食べてからも少し話して再び外へ。観覧車や屋内のアトラクションで遊びながら時間を過ごしました。観覧車が上に上がったところで突然風が吹いたのは怖かったです~。
園を出る前に急流すべりに乗りましたが、雨で水かさが増していたのか、ものすごい水しぶきでかなりびしょびしょになりましたが、なかなか楽しかったです。私たちが乗っている間、ずっと荷物を持っていてくれたTさんに感謝です!!(荷物が大きくてロッカーに入れられなかったのです)
昼過ぎから雨と風が徐々に穏やかになっていって、夕方にはすっかり雨も上がっていました。「天気予報どおりだ~」と感激。
お土産を買ってそろそろ会場に入ろうと外で出ると、外にはものすごい長い列ができていました。会場に入るための行列で、かなり後ろまで歩いて並びました。5時過ぎくらいに並び始めて会場に入ったのが6時。あとから聞いた話ですが、私たちが外で並んでいる間に松本晃彦さんがステージで演奏していたとか。ちょっと聞きたかったかも~。

座席はA9ブロックの中央よりの5列目。ステージはすぐそこです!!「すごーい!!」と声に出して喜んでしまいました。こんなに近い席は初めてに近いくらい。
で、ふと横を見るとステージの中央から花道が出ています。そのままたどっていくと、その先には丸くなったセンターステージがありました。「あそこでアコースティックの曲をやるのかなぁ~?」などと考えつつ開演を待ちました。
ステージにはマイクが3本立っていました。「本当に3人で一緒にやるんだなぁ~」と思うとなんだかどきどきして来ました。6時開演の予定でしたが、まだお客さんが入りきれていないのと台風のためか、30分遅れの開演でした。
座席はほぼ満席でしたが、隣のブロックや後ろの席で空席になったところもあり、ライブの途中で入場するお客さんも何人かいました。

ステージの左側から3人が登場。登場に喜ぶ観客。ステージ中央に行ったかと思うとそのまま花道へ。どんどん進んでセンターステージまで歩いていきました。
「あれ~?いきなりセンターステージなの?」とちょっとビックリ。花道を通り過ぎるときがすごく近くて、思わず手を振りまくってしまいました。ステージに着くと、左からASKAさん、小田さん、CHAGEさんの順に座りました。ASKAさんとCHAGEさんの立ち位置(というか座り位置??)がいつもの逆になっていました。予想通りバンドメンバーなしの3人だけのステージのようです。センターステージに行ってしまったので、私のほうからは3人の後ろ姿しか見えなくてちょっとガッカリ。
で、いきなり3人の「SAY YES」から始まりました。3人のハーモニーがすごくきれいで、今まで聴いたことがない新鮮なものだったので大感動!!
そして、これからどうなるんだろうとわくわくしていたら、「ラブ・ストーリーは突然に」に変わり、さらに、「青春の影」に変わりました。
実は、この「青春の影」、何度か聴いたとこがあってチューリップの歌だということは知っていたのですがタイトルを知らなかったので、「何でチューリップの歌を歌うんだろう?」と不思議に思っていました。タイトルを知っていたら納得だったんですけどね。
続いて「めぐり逢い」。さっきのメドレーに続くように始まりました。3人だけでギターを弾いての演奏が続きます。アレンジとかはライブを見れた感激が大きくてあまり覚えていません。

ここでMC (だったと思います)。
小田さんは私がイメージしていたよりもよくしゃべる方でした。小田さんのMCに二人が圧倒されるという感じ。それと、ふたりは終始緊張気味で小田さんに丁寧語を使ってのトーク。やっぱり先輩ですからね~。
それと、小田さんの話をうなずきながら真剣に聞いているふたりの印象がとても強く残っています。
MCの内容ですが、あまり覚えていないので大体の内容を順不同に書いていきます。(このあとに歌った歌と前後しているMCもあると思いますが許してくださいね)
コラボをやるようになったきっかけは、ASKAさんが小田さんの大阪のライブ(観客に「名古屋―!」と突っ込まれてましたが)に飛び入りしてそれがきっかけだったそうです。ASKAさんが「小田さんに呼ばれた」と言っていて、小田さんはCHAGEさんに「何で来なかったの?」と冗談交じりに聞いていました。
小田さんはCHAGEさんのことをずっと本名の「柴田」と呼んでいたそうで、「今日はずっと柴田で行く」と小田さん。「だって、CHAGEとASKAって…」とこのネーミングがいまいちピンと来ない様子です。しかし、そのあと「チャゲアスの…」と言いかけて、「あっ!言った言った~!」とふたりに思いっきりつっこまれてました。
「じゃあASKAは宮崎だ。今日はCHAGE&ASKAではなく柴田&宮崎で行きます!柴崎(笑)」と勝手に縮めるCHAGEさん。ASKAさんは不満そう。観客からも「柴田~!」「宮崎~!」の声があがります。
「僕らが柴田と宮崎なら小田さんは『かずちゃん』でいいかな?」とCHAGEさん。本当にそう呼んだら面白かったのに~!!(9月号の会報によると、『かずちゃん』ではなく『カズリン』だったようです。記憶があやふやでごめんなさい!)

「遠い所までどうもありがとう。親に冷たい目で見られながら来たんでしょ?」と小田さん。
ライブはこの天気でリハがほとんどできなかったとCHAGEさん。ASKAさんは、いろんな人から「大丈夫?」ってメールが来るから「なんとかやる」と返事をしたらしいです。
小田さんが客席のほうをちらちらと見ながら、「チャゲアスファンが65%で、残り35%がうちのファンかな?」と勝手に予想しています。で、どっちのファンか聞いてくれるのかと思ったら「あえて聞かない」とのこと。
遠くの観客に「米粒みたいだね。そこも同じ値段なの?」と尋ねる小田さん。「あっちの人たちに歌う」と私たちのほうは置いてきぼりにされてしまいました。
さらに、私たちのほうを見ながら「今日はこっち(センターステージから後ろ)を向きっぱなしで歌います…ウソウソ」と小田さん。今日は何か仕掛けがあるとのことでなんだかワクワクします。
ここでASKAさんのマイクかなにかにトラブルがあったようで、そのためにちょっとMCが長くなったのですが、腰にマイクをつけてもらっている様子が私のほうからよく見えました。

歌に戻ります。
次は小田さんの「眠れぬ夜」。この曲は初めて聞く曲です。歌っているのを見ていると3人が見える角度が微妙に変わっていて、一瞬状況がわからなかったのですが、すぐに「ステージが回ってる~!!」ということに気付きました。ここでやっと3人の歌う姿が見れたのです。みんなの顔が見れるときはステージを、後ろ姿になったときは客席の後ろにある大画面を見ながら歌を聴いていました。
歌い終わったあと、CHAGEさんがタイトルを「眠れない夜」と間違って小田さんに怒られていました。CHAGEさんは「やっちゃった~」といった感じでペコペコ謝っています。
次は「SAY YES」。小田さんの歌う「SAY YES」もなかなかいいものです。3人の歌声が響き渡っています。
「今のが『SAY YES』ということは、次はYes…」という小田さんの掛け声に、「Yes-No!!」と答える観客。次の曲は「Yes-No」です。この曲は聞いたことがある曲でした。

歌い終わり、メインステージに戻る3人。小田さんがセンターのマイクの前に立つと、ASKAさんが小田さんの前に立って指揮をするマネをしました。「ASKAさん、何をするんだろう?」と思って見ていると、指揮のマネを止めて、CHAGEさんとふたりでステージから退場しました。ここからは小田さんのみのステージです。
「本当は全部3人でやりたかったんだけどね…」と小田さんがいいつつステージが始まりました。
「今日はC&Aのバンドを借りました。」と小田さん。C&Aのライブで見るいつものバンドが後ろに構えています。
「聞くと、正式なバンド名がないそうで、それならと僕が考えてきました。まじめだから一生懸命考えましたよ。」と小田さん。「この空をみて、『台風一過バンド』と名付けました。」
これを聞いて観客爆笑!!今日のライブにピッタリな名前です。
バンドのメンバー紹介が始まります。「覚えられないかもしれないからアンチョコを持ってきた」といいつつ、しっかりとメンバーの名前を覚えていて、「アンチョコなしで言えた~」と嬉しそうな小田さん。
1曲目のイントロが流れてきました。観客が「おお~っ」とどよめきました。私もよく知っている曲「キラキラ」です。「この曲聞けるかなぁ~?」とひそかに期待していた曲なので聞けて嬉しかったです。
「35歳のときに『君を抱いていいの~♪』なんて歌を作りましたが、この年になってキラキラなんていいのか…」と少し自嘲気味の小田さん。
さっきの台風一過バンドについて、「台風一過って、『台風一家』だと思ってました。ついこの前まで。『台風一家』って言ったら『サザエさん一家』みたい」とちょっと笑いを入れつつ次の曲に入ります。
次の曲は知らない曲でした。小田さんの曲を予習してくればよかったと後悔しつつ、でも「いい曲だなぁ~」と思いつつ聞いていました。「夏の日」という曲だそうです。
この2曲で小田さんのステージが終了。私も含めてみんな聞き足りないようで、「もっと歌って~!」といった感じでした。でも、小田さんが歌う姿はすごくかっこよかったし、小田さんのコンサートに行ってみたくなりました。
思い出したのですが、ステージと観客席の間でビデオカメラ(家庭用?)をずっと撮っているスタッフがいました。ステージや観客席を映していて、ちょっと気になってしまいました。

C&Aが登場し小田さんは退場。ここからはC&Aのステージです。
「こんばんは~、CHAGE&ASKAっていいまーす」といつもの挨拶のCHAGEさん。
「これをやりたかったんです~」といいつつ流れてきたイントロは「NとLの野球帽」!!
この曲はやるだろうなぁとは思っていたのですが、いきなりやるとは思わなかったので不意を突かれた感じでした。ASKAさんはこの前のMTWBのときのようにハーモニカを吹いていました。サビの部分ではC&Aファンも小田さんファンも一緒に大盛り上がり!
最後にCHAGEさんがギターをガシャガシャ弾きながら「イチキュウロクキュウ~」といっていたような??
次に流れてきたのは意外な曲でした。「not at all」です。久しぶりに聴けたのと、「この曲やってくれるんだ~」という気持ちで胸がいっぱいになりました。さっきの盛り上がりとは打って変わって歌に聞き入る観客。個人的には聴けてよかったと思った曲のひとつです。
小田さんの曲もC&Aの曲もセンターステージではアコースティックなアレンジでしたが、メインステージではオリジナルのアレンジでした。こういう風にいろいろなアレンジが楽しめるのはすごくうれしいです。
ただ、メインステージの演奏のときに後ろの照明がまぶしくて目がチカチカしてしまい、CHAGEさんが逆光で見にくかったのがちょっと残念でした。それは席が近いからしょうがないといえばしょうがないんですけどね~。
CHAGEさんの「『NとLの野球帽』と『not at all』でした!」の紹介でC&Aのステージが終了。再び小田さんが登場し、3人でセンターステージに向かいました。

3人が席に着くと、「僕に歌わせてください!」とCHAGEさん。流れてきた曲は「終章」。アコースティックバージョンもなかなかいい感じです。思わずしんみりとしてしまいました。
次は小田さんの曲です。これも初めて聴きました。「たそがれ」という曲だそうです。前の小田さんファンらしき人がイントロで喜んでいるのを見て、勉強不足な自分を反省したい気持ちになりました。
それからあともう1曲小田さんの曲があったような気がするのですが、もしかしたらなかったかも…。ライブが終わってすぐにメモをとったのですが、この辺はちょっと記憶があやふやですみません。

3人になるとMCがまたまた盛り上がり、ついつい長めのMCになってしまいます。
小田さんは、「話し足りない!!もうちょっと話してもいい?」と繰り返し言っていました。
1曲終わるたびにMCがちょこちょこっとあったのですが、どの曲の後でどんな話をしていたかがあまり詳しく覚えていないので、思い出したことだけ書きます~。
CHAGEさんがふと空を見上げて、「月が出てますよ、この状況、誰が予想してましたか?」と話しました。気が付くと明るかった空は夕焼け空になり、いつのまにか暗くなって月が出ていました。大画面にも月が映し出されます。
「(ライブ開催は)70%ダメだと思っていた」とぽつりと言うASKAさん。台風が過ぎた空に浮かぶ月がとてもきれいでした。みんなが月のことを忘れた頃に、またASKAさんが「月が…」とふと思い出したようにネタにしていました。
曲が終わるたびに、「CHAGE-!!」「ASKA-!!」の歓声が聞こえてくるのが不思議に思えたのが、「意外とキャーキャー言われるんだね」とふたりに話し掛ける小田さん。「だからといって、(小田さんファンの)35%には求めてないからね~(笑)」とお客さんに話し掛けます。それでも、「小田さーん!!」と呼ぶ声が聞こえていました。「(歓声をもらっても)勘違いはしてませんから」とふたり。
年齢の話になって、「いくつなの?」とC&Aに尋ねる小田さん。「58年生まれです」とふたり。小田さんから聞いたわりには本人は「僕はいいや」って感じで「僕は47年だけど…」とちょっと照れたように話していました。
どの曲の間かは忘れましたが、またまたASKAさんのマイクか何かにトラブルがあって、「MCで時間を延ばさないと…」といった感じの小田さんとCHAGEさん。そのときASKAさんが「相棒の声が聞きたい~!」と何度も繰り返し言って、CHAGEさんに話を振っていました。これもふたりならではのやりとりです。でも、今回は小田さんがいたためか、ふたりの話があまり暴走することがなくてちょっと残念なような…。

本編に戻って、なんと今からゲストが登場するとのこと!!ゲストが来るなんて全く予想もしていなかったのでかなりビックリです!
ゲストはC&Aよりも先輩で、小田さんよりは後輩らしいのですが、私には全く予想もできませんでした。「ゲストはかなり緊張してると思うよ~」と小田さん。
今からそのゲストの歌(この歌が分かる人は年が…なんて話もあったり)を歌ってゲストを迎えるということでしたが、歌を聴いても誰のなんという歌かさっぱり分からず。
メインステージとセンターステージを交互にちらちらと見ていると、メインステージからゲストが登場しました。最初は誰かよく分からなかったのですが近付いてくるその姿はなんと財津和夫さんでした!!観客はものすごい歓声!!「だから最初にチューリップの曲を歌ったんだ~」と納得した私でした。ちなみに、さっき歌った歌はC.A.NのBBSによると、チューリップの「夢中さ君に」という歌のようです。

財津さんがセンターステージに着いて、財津&小田&C&Aのステージが始まりました。
小田さん曰く、今回のライブのサブタイトル「青春の影」は最初からゲストに財津さんを呼ぶつもりでつけたそうで、もし呼べなくてもこのタイトルでいいかなぁとのこと。
ここで初めて「青春の影」というのは最初に歌ったチューリップの曲のタイトルだということを知りました。バラバラだった糸が全部繋がって、なんだかスッキリした気分。
中華料理屋さんで小田さんが財津さんに出演交渉したらしいです。
「どうせ人の曲なんて覚えられないだろうから、自分の歌だったら歌えるだろうと」とせっかくゲストに来てくれたのに、小田さんに言われたい放題の財津さんです。
小田さんと財津さんのふたりの関係の話になりました。何のオーディションかは忘れましたが、小田さんのオフコースと財津さんのチューリップが一緒に出たそうで、オフコースと赤い風船がすごくうまくてこれはだめだと思ったそうです。「でも、おまえもうまかったよ」と小田さんが財津さんにフォローすると、「6位なんだけど…」と財津さん。
そこでASKAさんが「そのときのメンバーがすごかったんですよね。南こうせつさんも出てたし」というと、ふたりに「あいつは予選落ちだよ」とつっこまれていました。「しまった~、余計なことを言ってしまった~」といった感じのASKAさん。ASKAさんの慌てぶりがちょっと面白かったかも。「レベル高かったんですね~」と自分でフォローを入れるASKAさん。
C&Aといえば、高校生のときにコピーしていた財津さんと同じステージにいるのがとても感激だったようですごく嬉しそうでした。ASKAさんが高校生の頃の話をし始めました。CHAGEさんが高校でバンドをしていた頃(ASKAさんが「CHAGEさんが高校の切り札」とか言ってみんなに「切り札って何?」とつっこまれたりしていましたが)、歌がうまかったそうで「それ君の歌?」と聞くと、CHAGEさんは、「う、う~ん…」と答えたその曲はチューリップの曲だったという以前に聞いたことのある話でしたが、楽しそうに話をしていました。

4人で歌う1曲目は「心の旅」。実はこの曲は吉田栄作さんが歌っているのを聞いたのが初めてで、そのあとにチューリップが歌っているのを聞いて、チューリップの曲だと知った曲でした。3人だけでもすごいのに、そこにもう一人加わるとこれ以上のハーモニーはないといった感じ。なんて贅沢なステージだろう!!本当に今ここで歌ってるんだよね??と自分に言い聞かせてしまいました。
2曲目は「この季節に合わないけど…」とCHAGEさんがいいつつ歌が始まりました。
こっちもよく知っている曲、「サボテンの花」でした。私のようにリアルタイムでチューリップを知らない人でもこの曲は知っているはず。本当に貴重なライブを見せてもらったという感じで大感激でした。
この2曲で財津さんはステージから退場しました。サブタイトルにもなっている「青春の影」も歌ってくれるかな~?と期待していただけにちょっと残念。でも、すごく楽しいステージでした。こういうのって野外イベントでないと体験できないですよね!!

財津さんが退場し、ドラムの今泉さんが登場しました。「まさよしー!」とCHAGEさんが呼びます。またまた「3人だけでもできるんだけど…」と小田さん。正式な名前を知らないのですが、対になった縦長の手打ちの太鼓の前に座りました。太鼓も混じって始まった曲は「ラブ・ストーリーは突然に」。小田さんが歌うところももちろんよかったのですが、ASKAさんが歌うところが本当にすごくかっこよくて歌に聞き入りながらポーっとしてしまいました。他人の歌でもオリジナルのように歌いこなしてしまうところはさすがです!!できるならもう一度聞いてみたい~!
次は「僕はこの瞳で嘘をつく」。「THE LIVE」のジャズバージョンをアコースティックバージョンにした感じのアレンジでした(ってなんだかややこしいですね)。このアレンジもかなりいい感じでした。
ここで今泉さんが退場。次の曲に入るときに、「すごく気に入っている曲です。入り込んで歌います」とASKAさん。
その曲は「言葉にできない」でした。小田さんに続きCHAGEさん、ASKAさんと歌います。ASKAさんが歌っているときに感情が入り過ぎているのか、声がちょっとかすれ気味のように感じました。
歌が終わり、「ホントにいい歌ですね~」とCHAGEさん。
「こっちもいい歌だよ」と小田さんが言いつつ始まったのは「太陽と埃の中で」。
アコースティックバージョンの1番を歌ったところで、メインステージのほうから演奏が流れてきました。後ろを向くとバンドのメンバーが演奏をしています。間奏を演奏している間に3人がメインステージに移動します。移動してマイクの前に立ったところで2番が始まりました。2番はバンドが入ったバージョンで、サビでは拳を振り上げました。
しかし、MTWBのことを思い出しながら、「この曲でラストかなぁ~?」と少し寂しくなっていました。
曲もとうとう最後になったときにCHAGEさんのほうを見ると、CHAGEさんが空に向かって弓を引いて矢を射るマネを何度か繰り返していました。これはもしや…?と思ったら「YAH YAH YAH」のイントロが流れました。MTWBに続いてのオリジナルバージョンです。
イントロから会場は大盛り上がり!!野外はやっぱりこの曲が似合います。
C&Aファンも小田さんファンも関係なくみんなで拳を上げて会場が一体となっていました。みんなで盛り上がれて気分は最高-!
3人はステージの右から左へ動き回っています。CHAGEさんがいなくなった~!と思っていたらCHAGEさんはいつのまにかセンターステージのほうに移動していました。
大盛り上がりのうちに「YAH YAH YAH」が終わり、最後の曲は「YES-YES-YES」でした。CHAGEさんと小田さんが肩を寄せ合って歌っていました。この曲も大盛り上がり!!すごく楽しかったです!
最後の曲も終わり、「ありがとう!!」とステージの端から端へ移動して挨拶をする3人。挨拶が終わるとそのままセンターステージへ。花道を歩くときにC&Aのふたりが「先輩、お先にどうぞ」と小田さんに道を譲ります。小田さんが先頭で歩き始めると、次はC&Aのふたりで道の譲り合い。小田さんが花道を歩いている途中で花道のすぐ横の観客が小田さんとハイタッチしていてすごくうらやましかったです~!で、3人がセンターステージに到着。
「一度戻るのもあれなんで、このままアンコールやります!」とCHAGEさん。
「サブタイトルにもなっているこの曲をやります」と小田さん。
アンコール曲、「青春の影」を3人が歌い始めました。ピアノの演奏に合わせて3人の声が会場中に響き渡ります。1番を歌い終わり、2番になったところで「こんな遠い所まで来てくれてありがとう~♪」のような感じで3人が歌い始めました。一瞬、「これってこんな歌詞だっけ~?」と思ったのですが、会場に来てくれた観客へのメッセージの入った替え歌だということに気付きました。他の観客も大喜び!!即興で作ったのかなぁ~?「今度会えるまでの約束~♪」のような感じの歌詞もあったので、本当にまた会えるといいなぁと思いました。この歌でちょっとウルウル来ちゃいました。
アンコール曲もとうとう終わってしまって3人が退場。花道を歩いているときにCHAGEさんがサングラスを外してくれました!
3人がステージを去ったあと、ステージの右側の空に花火が打ちあがりました!!すごくきれいでメチャクチャ感動的でした!!ここまで来れてよかったという気持ちやライブの感動やいろんな気持ちが湧いてきてまたまた泣きそうになってしまいました。
これにてライブは終了。終了時間は8時30分ごろでした。
興奮してあまり覚えていないので、どの曲のどの部分がどうだったとは詳しくは書けないのですが、誰がどのパートを歌っているのかが分からなくなるくらい3人の声が溶け合っていた部分もあり、3人の個性がぶつかり合っていた部分もありで、新鮮な驚きがあってすごく楽しめたライブでした。
それと、今回のライブはセンターステージのほうがメインステージで、メインステージがサブステージのようでした。私としてはメインステージのほうが近かったのでもうちょっとメインステージで歌って欲しかった…って欲張りですね~。
また機会があったら是非やってもらいたいです。







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