04年10月24日 びわ湖

2004年10月24日(日) 午後18時30分開演
CHAGE and ASKA CONCERT TOUR 2004 two-five
滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホールにて


セットリスト

~Opening Movie~
On Your Mark
ripple ring
HANG UP THE PHONE
LOVE SONG
(MC)
36度線
天気予報の恋人
誰かさん~CLOSE YOUR EYES~
(MC)
光の羅針盤(コンパス)
心に花の咲く方へ
SOME DAY
C-46
(MC)
男と女
群れ
熱風
Sons and Daughters ~それより僕が伝えたいのは
(MC)
NとLの野球帽
青春の鼓動
僕はこの瞳で嘘をつく
YAH YAH YAH
SAY YES
(MC)
not at all~ripple ring~鏡が映したふたりでも
(詩)
WALK
~Ending Movie~



4月から始まったホールツアーもいよいよ最終日。
最終日のライブを迎えるのは滋賀県の琵琶湖のほとりにあるびわ湖ホール。
びわ湖ホールは「NOT AT ALL」の時にライブがあったのですが、そのときは参加できず、写真で見るとすっごく綺麗なホールだったので一度来てみたかったホールです。
ホールのガイドブックに「ロビーから琵琶湖が見える」と書いてあったので楽しみにしていたのですが、京都や大津のデパートに寄り道をしてしまって、会場に着いたころには真っ暗で何も見えませんでした。もうちょっと早く行けばよかった~!と後悔。
今度行く時のお楽しみにでもしようかなぁ~?(って、次があるのかどうか…?)

開場時間を過ぎていたので並ばずに入場。
入り口に「びわ湖ホール」と書いてあって、「この文字がエンディングで映るんだろうなぁ~」と思いながら中に入りました。
グッズ売り場では、「今日がホール最後の公演となりますので今のうちにお買い求めください~!」との呼び声があって、「ホントに今日で終わっちゃうんだなぁ~」としみじみ思いました。
いよいよホールの中へ。
近代的な外観に比べて、ホールはクラシカルな雰囲気でした。馬蹄型といわれるホールで、2、3、4階席が1階席をUの字に取り囲んでいます。
クラシックコンサートやオペラの上演も多いとのこと。
ヨーロッパのどこかのホールに来た感じ?(実際に行ったことはないけど…)
2~4階席がステージギリギリまであるので花道はなく、「今日はスケッチブックどうするのかなぁ~?」なんて考えながら開演を待ちました。
ライブが始まる前だと言うのに、ライブが終わってしまう寂しさを感じてしまって、「終わって欲しくないなぁ~」と思ってしまいました。

座席は4階席の2列目で、立ってみるとかなり高くて下に吸い込まれそうになってしまいました。
4階と言うことでステージからは遠いのですが、ステージ全体を見渡せるし、頭の先からつま先まで全身バッチリ見えるので個人的には結構好きな場所だったりします。
それに、最上階はCHAGEさんにいじってもらえるし♪

開演はほぼ時間どおり。
オープニングムービーが終わりふたりが登場!
ASKAさんは金沢、四日市と同じく赤紫と紺に白のストライプのシャツ。CHAGEさんは灰色のジャケットに黒のインナーでした。
ふたりが登場した時の歓声はすごかったです!!曲と曲の間も絶え間ない声援があって、さすが関西だなぁ~という感じでした。

「On Your Mark」
「ripple ring」
「HANG UP THE PHONE」
「LOVE SONG」
「私だけちょっと浮いてないかなぁ~?」と気になりつつも、今回も手拍子をせずにおとなしく見ていました。
やっと手拍子をしないのにも慣れてきましたが、マナブーさんが頭上で手拍子するように観客を煽るとついついうずうずしてしまいます。

最初のMC。
ASKAさん「ようこそ~!待たせたね~!ホール最終です。ずっと待っていてくれた人、連れてこられた人(笑)、どちらも縁だと思います。今日もいつも通りにやりたいと思います」。
CHAGEさんは「3年ぶりだね。最後です。最後だからいつもよりがんばっちゃう♪」と可愛く意気込みを話してくれました。
ふたりとも最後を惜しんでいるような感じでした。

「36度線」
「天気予報の恋人」
「誰かさん~CLOSE YOUR EYES~」

MC。
CHAGEさんの肉体改造計画の話。
最終形は大阪城ホールでとのことですが、あと一ヶ月しかなかったりするんですよね~。
「CHAGEさん間に合うのかなぁ?」なんて思ってしまいました。
CHAGEさんの話が終わると、CHAGEさんがガッツポーズをしてメンバーみんなに拍手で迎えられました。
「これが最後だと思うと泣けてきた~」と悲しそうなCHAGEさん。このMCももう終わりなんですね~。グスン。

「光の羅針盤」
「心に花の咲く方へ」
「SOME DAY」
「C-46」

MC。
「部屋に入ってきて、『どう?どう?』ってやるんですよ~」と肩をいからせてマッチョポーズをとりながらASKAさんが話します。CHAGEさんが肉体改造の途中経過をASKAさんに見せに来るとのこと。
「それを言うなよ~」とマジ照れのCHAGEさん。そのあともASKAさんはマッチョポーズをとってCHAGEさんをからかっていました。
「ダイエットじゃないですよ。免疫力とかつけるの」とCHAGEさん。
それを聞いて、「それは(効果が目に)見えないですからね~」と痛いところを突いてくるASKAさんです。

「(大阪のライブまで)あと一ヶ月ですよ」とASKAさん。
「80日あるよ」とCHAGEさん。
「?」とASKAさん。
「あと30日、何が何でもやります。地下室にこもって、フラスコぶくぶくさせて、『へっへっへ~、やっと完成した。これで…』」とごくっと飲むマネをするCHAGEさん。やせ薬でも作るんですか~!
「CHAGEって呼べないよ。 ポチになりますっ!! 」と断言するCHAGEさん。
ASKAさんの横に座ってASKAさんの膝にちょこんと手を置いて、ペンダントを引っ張って「リード!リード!」とASKAさんに訴えています。
ちょっと困った様子のASKAさんに「あなたは立っているだけでいいんですから」とどっしりと立つCHAGEさん。
思い出しましたが、四日市では「西郷さん」と言ってました。銅像で犬を連れてますもんね~。
CHAGEさんが「ポチ&アスカ、ポチアス」と言うと、ASKAさんは「わっはっは!」とおなかを叩いていました。

「懐かしい歌をやります」とCHAGEさんが23年前の話の曲の話を始めました。
説明をするCHAGEさんですが、CHAGEさんの言葉を一言ずつ繰り返すASKAさんに、「おまえは九官鳥か!」と突っ込むCHAGEさん。
「ひぃ~と~りぃ~酒場でぇ~のおむぅ~♪」と歌いだすASKAさん。四日市のときよりもネットリ度(笑)が上がっていました。
「何で美空ひばりなんだよ?」とCHAGEさんが聞くと、「昔、歌い方が似てるって言われたことがあるんだ」と四日市と同じ答えをするASKAさん。

「プロデューサーが厳しかったですよ。今でも厳しいですけど。何度もつき返されてめげたんですよ…CHAGEが(笑)」とASKAさんが話してCHAGEさんの方を見ました。
ASKAさんに突然話を振られたCHAGEさんは「何でオレ?」と体をくねくねさせて「ろっ骨にひびが…」ともだえていました。
さらにASKAさんは話を続けたのですが、「(ボツになった歌詞を)披露しようかと…CHAGEが(笑)」とまたCHAGEさんに話を振っていました。
と、ASKAさんに遊ばれるCHAGEさんです。

「ボツ作ですからね。失敗作!!」と宣言してから、ASKAさんが「ナチュガァ~ウワサァ~シテルゥワ~♪」と歌い始めました。かなり長く歌っていて、「ピンボール」の部分は「ピンボーーーーーーーーーール」と伸ばして歌っていました。
「それ、『ふたりの愛ランド』、オレが石川優子と歌った曲!しかも失敗作って言いましたね!!」とCHAGEさん。
「違う、『ふたりのアイルランド人』。外人に作ったの」とASKAさん。
で、ふたりで「ナチュガァ~ウワサァ~シテルゥワ~♪」と歌って、CHAGEさんが「『ピンボーゥ~』ここだけやたら発音がいいの」と『ピンボーゥ~』を連呼していました。

「タイトル言います。『男と女』です。ポチで言うと『オスとメス』。こーらっ、ポチ!!カクカクしないの!このバカ犬がっ!!」とまたまたポチネタを持ち出してくるCHAGEさん。「電信柱がどうのこうの~♪」と電信柱にしがみつくマネもしていました。
それを横で見ていたASKAさん、「芸風変わったなぁ~」とCHAGEさんに話し掛けていたのですが、CHAGEさんの芸風って一体…?
ポチネタを思う存分楽しんだ後、「これも最後か~」とCHAGEさん。
今日は何度も「最後かぁ~」と呟いては寂しそうにするCHAGEさんです。

やっと歌を歌う態勢に入って、「ポチはよけて、カクカクもよけて…」とASKAさん。
また観客に手拍子を煽って止めていました。
ギターをジャーンと鳴らして、「どうぞ」とCHAGEさんに振るのですが、振られたCHAGEさんは「オレじゃないんだけど…」と困った様子。
で、ASKAさんが歌い始めたのですが、少し歌ったところで止めてしまいました。これには観客大盛り上がり!!
ASKAさんはそのまま後ろに引っ込んでしまって、ひとり残されたCHAGEさんは「オレはどうしたらいいんだよ!!」とまたまた困った様子でした。
ASKAさんが戻ってきて椅子に座ると、ASKAさんの椅子から何かがぶら下がっているのをCHAGEさんが見つけて、「何かついてる」とASKAさんに話し掛けました。
ぶら下がっているものを手に取って、「スタッフのパスだよ」とASKAさん。なぜそんなところにぶら下がっていたのだろう?

「男と女」
「群れ」
「熱風」
「Sons and Daughters ~それより僕が伝えたいのは」
CHAGEさんたちのコーラスが終わって、ASKAさんがマイクに向かいます。
「今日は普通に歌うのかなぁ~?」と思っていたら、「雨…がどうのこうの」と予想通り演奏を止めるASKAさん。
CHAGEさんに拍手したり、CHAGEさんのマネをしたりしていました。

MC。
「ASKA~!」の声援に「CHAGEでごめんね~」とCHAGEさんが先にステージに出てきました。
「大津のみなさん、楽しんでますか~?」と呼びかけます。CHAGEさんは今日は観客に「大津のみなさん」と呼びかけていました。
で、「 大津~!! 」と大声で叫びながらピースサインをした(ように見えた)CHAGEさん、叫んだあとかなり照れていました。
CHAGEさんは「大きい2(ツー)」で「おおつ」って言いたかったのかなぁ~?と思ったのですが…。

「背伸びしましょう!」とみんなで背伸びして、「4階―!!」とCHAGEさんが呼びます。
CHAGEさんに呼ばれた私たち4階の観客は思いっきり手を振りました。
「これ見える~?」とCHAGEさんがステージ左側の床を指して4階の観客に尋ねます。
CHAGEさんの指したところにはピンスポットも当たっていて、スタッフの遊び心に思わず笑ってしまいました。
「『バミリ』って言います。生活していく上で全く必要がないものです(笑)」とCHAGEさん。
「バミリ」とCHAGEさんが言ったので、4階のみんなで「バーミーリ!!」と繰り返しました。その声が大きくて揃っていたのでCHAGEさんがちょっと驚いた様子でした。
これだけCHAGEさんにいじってもらえて、私はシアワセでございます~♪
メンバー紹介。

「NとLの野球帽」
ステージに出てきたスタッフが犬のかぶりものをしていました。「ポチ」つながり?
かぶりものはCHAGEさんにうけていました。
今から考えると、あれも最終日のサプライズだったんですね~。
花道がないのでASKAさんがステージの端ギリギリまで行って歌っていました。
「青春の鼓動」
「僕はこの瞳で嘘をつく」
「YAH YAH YAH」
CHAGEさんは今日は舞台袖でスケッチブックを広げていました。スケッチブックでスタッフをバシッと叩いて、スケッチブックを見せてからまたバシッと叩いていました。
CHAGEさんがすごくハイテンションで、ステージを右へ左へ走り回っていました。
端の観客とタッチしたり、客席に光をくまなく当てたり、さらにはステージのすぐ前で写真を撮っていたスタッフ(西澤さん?)のカメラを奪って客席をバシャバシャ撮っていました。
「SAY YES」
ふたりが「ヘイヘイ~!」と煽ったので、みんなで「SAY YES~♪」の大合唱!!
すっごく気持ちよかったです!
CHAGEさんがステップを踏んでいました。

最後のMC。
ASKAさんの輪廻のMCで締めくくられました。「アリーナでも『縁』というテーマがぶれないようにやっていきたい」と締めくくっていました。

「not at all」
「愛する人を~♪」のところですごく沁みてジーンとしてしまいました。
CHAGEさんが後ろに下がってASKAさんが詩を朗読します。

「人は願うものがあるから果てしない。
人は願うものがあるから果てしない。
僕の世界、君の世界。
僕の宇宙、君の宇宙。
人は宇宙の中にいるのではなく人が宇宙を持っている。
人はすごい、人はすごい、人はすごい、人はすごい、人はすごい…
人は願うものがあるから果てしない。
人は願うものがあるから果てしない。」

「WALK」
今日もASKAさんの気迫がすごく感じられました。力強い歌に励まされたような気がしました。
「これで終わっちゃう~」と思うととても寂しかったです。今日でこんな感じだったら、アリーナの最終日は泣いてしまうかも~。

これでホールラストの最後の曲が終わってしまいました。
「ありがとう!また会いましょう!」とCHAGEさん。
「ホール終了!!」とASKAさんが終了宣言。ホントに終わっちゃったんだね~。
ふたりがハイタッチしてガシッと握手。
ふたりとバンドのメンバーがステージ前で並んで挨拶をすると、その後ろで何十本もの紙テープがステージの端から端まで一斉に滝のように落ちてきました。
思わぬ仕掛けにビックリ&感激!!
まだアリーナツアーがあるのでまさかそんな仕掛けがあるとは思っていなかったので、すっかり油断していましたが、その分余計に感激しました。
何十本のカラフルな紙テープがカーテンのように揺らめいていて、4階席から見るととても綺麗な光景でした。
バンドのメンバーと長旅の労をねぎらうかのようにがっしり抱き合うふたり。

バンドのメンバーが先に退場して、ふたりがステージの端まで行くと大きな歓声と拍手が起こりました。
ASKAさんが観客に花束をもらっていました。
CHAGEさんは紙テープの中をくぐって歩いてそれを体に巻きつけて、ASKAさんも同じように紙テープを体に巻きつけて遊んでいたのですが、CHAGEさんは紙テープが絡まりすぎて身動きがとれずこけてしまいました。
なんとか起き上がったCHAGEさんとASKAさんがバミリを指して4階を見上げたので私も手を振りました。
で、紙テープがしっかりと絡まって取れないCHAGEさんは紙テープを引きずったまま、再びこけてしまってASKAさんに蹴りを入れられていました。
CHAGEさんはそのまま立ち上がることが出来ず、最後は這いずったまま幕が降りてしまいました。

エンディングムービー。
今日のムービーはミシガン(客船)と琵琶湖が映って、会場の外観と「びわ湖ホール」の文字(予想通り!!)が映りました。
続いて、入場する観客やグッズ売り場などが映ります。
スケッチブックは、1枚目が「びわ湖と言えば」で、2枚目は「ホテル紅葉」と書いてあって、CHAGEさんが「ホテル紅葉~♪」とCMソングをうたっていました。音は聞こえなかったけど。
「ホテル紅葉」といえば、「NOT AT ALL」の時も話題にでてきたとかで、CMがよほど印象に残っているようです。
大盛り上がりのうちにライブは終了!!終わったのは9時20分過ぎでした。

ホール最終日とあって、ライブは感動と爆笑の連続でした!
ラストを締めくくるいいライブになったと思います。思わぬ仕掛けもあったし。
ライブに参加できて本当によかったです。
CHAGEさん、ASKAさん、半年の長旅お疲れさまでした!!
これからアリーナツアーが始まりますが、このライブがアリーナでどのように進化するのかがとても楽しみです!!






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