02年5月19日 「?マジっすか!」レポ


02年5月19日に参加した「?マジっすか!」のレポートです。



まず、「?マジっすか!」という番組についてですが、火曜日の深夜に関西ローカルで放送されている番組で、芸人さんが自分達で企画して出演したビデオを見せ合って、それを見たお客さん100人が面白いと思うビデオを選んでそのお客さんの多さで勝者を決めるという番組です。今までランキング形式の発表だったり、何組かのコンビでチームを結成してチーム対抗だったりといろいろな形式で対戦してきましたが、今回はコンビ同士のトーナメント戦で、優勝コンビを決めるという形式をとっています。またそのトーナメント戦で一番点数が低い2コンビはレギュラー落ちをするというおまけもあります。

難波千日前にある「baseよしもと」で収録が行われるため、baseよしもと前で集合しました。集合時間になって、当選葉書にある整理番号順に中に入りました。私はbaseよしもとに入るのは初めてでしたが、入ると、懐かしい感じが。そこは心斎橋にあった二丁目劇場の面影を残していました。二丁目劇場もかなり狭い会場でしたが、baseよしもとも同じくらい狭い会場で、舞台と客席がかなり近く、手を伸ばせば舞台に届きそうな感じでした。後で調べてみたのですが、233席とのこと!やっぱり狭い…

整理番号が早かったので、2列目をゲット!席に着くと、背もたれのところにはトータライザーの「ポチッ」と押すボタンが掛けてありました。「これで審査をするのね」とニヤリ。そうこうしているうちにお客さんがどんどん入り、通路にもお客さんが。通路のお客さんは立ってはいけないので床に座っていました。しばらく待っているとスタッフが来て、番組の説明を始めました。今回の収録は2回戦の後半戦で、6月4日に放送される予定で、2週先の分は収録済みとのこと。収録済みの結果がトーナメントのボードに出ていました。放送を楽しみにしていたので、結果が先に分かったのはちょっと残念でしたが、ちょっと得した気分かな?スタッフの合図に合わせて、拍手の練習とボタンを押す練習をしました。スタッフもなかなか面白く、お客さんを乗せているなぁという感じでした。

「今回はスタッフの前説だったなぁ」なんて思っていたら、前説として芸人さんが登場してくれるとのこと。会場中できゃーと声があがり、出てきたのはビッキーズでした!二人が登場し、いつものようにはっぴを着た須知さんが飴をばらまき始めました。みんながこっちにも投げてー!と手を出して、まるで節分のスター豆まきのようでした。…といいつつ私もゲットしました(笑) 「今日はいつもよりたくさんばらまきましたねぇ」と須知さん。そして、さっきと同じように拍手の練習。それから番組の最後に「マジっすか!」といいながら片手を挙げるのですが、その練習もしました。ちょっと照れくさかったけど…。でも、話や盛り上げ方は面白い!さすが前説のプロ!といった感じでした。「マジっすか!」と手を上げたあとに「刺身が安い!」とまで言わされたり、「胸ワクワク」とダチョウ倶楽部の「わきあいあい」風にやらされたりと緊張をほぐしている感じでした。前説の間にカメラチェックをしているようで、カメラさんが会場のあちこちを映していました。
そして、ビッキーズの二人からこの番組の司会者の陣内智則さんが紹介され登場しました。生で見るのは結構久しぶりでした。3人で少し話した後、ビッキーズが退場し、番組に出演しているメンバーが順番に登場しました。登場したのはシャンプーハット、フットボールアワー、レギュラー、ランディース、次長課長、野生爆弾、ケンドーコバヤシさんで、このメンバーの中でシャンプーハットが決勝戦に進出するのが決まっています。レギュラーが登場するときに「ハーイ、ハーイ、ハイハイハーイ」と振りをつけながら登場したので、そのあとに登場してきたコンビも同じようにアレンジをした振り付けで登場していました。シャンプーハットの小出水さんはまたまた坊主になっていました。驚く観客を前に、「普通にしててや~」と小出水さん。陣内さんは、「今日は男のお客さんが多いなぁ~」なんて言いながら、誰のファンか男の人たち一人一人に聞いていました。ケンコバさんや野爆に人気があるようです。そこでひとりの男の子が、「陣内さん」と言ったのに、陣内さんは分かっていたのか分かっていないのか、「ギンナン??ごめんなぁ。今日来てへんわぁー。」なんて話しかけていました。
今回対決するサバンナ、チュートリアル、キングコングは番組が始まってから登場するようで、まだ出てきませんでした。初めて生で見るメンバーが多く、かなりうれしかったです。このメンバーのうち、野生爆弾が64点の札を、ケンドーコバヤシが50点の札を持って登場しました。今の時点で点数が一番低い2チームということで、今回の3組の点数によってはレギュラー落ちする可能性が高いチームというわけです。みんなが定位置に座ったところで本番が始まりました。

舞台の後ろの中央にモニターがあり、本番のスタートとともにモニターにオープニングの映像が流れました。スタッフの拍手の合図とともに私達も拍手拍手。陣内さんの番組紹介が始まります。「さあ始まりました『マジっすか』、刺身が安い!」とさっきのビッキーズのネタをちょっと披露。
すでに舞台に出ている芸人さんたちと少し話した後、モニターにコンビの映像が流れ、今回対決するサバンナ、チュートリアル、キングコングが1コンビずつ登場しました。モニターに映像が流れている間にセットが組まれていました。この番組の収録ではほとんど編集をしないようで、そのセットチェンジはさながら生放送のよう。
まずサバンナが登場。相変わらず芸人みんなにいじられるサバンナの八木さん。相方の高橋さんの付き添いとまで言われていました。チュートリアルとキングコングは初めて生で見ました。
ビデオを流す前の紹介で、陣内さんが段取りを間違え、もう一度やり直しをしようとしたのですが、高橋さんの「編集できるからええやん。」でそのままVTRへ。今回のテーマは「火場夜期(カバヤキと読むそうな)」で、ビデオのタイトルにこの4文字のうちの1文字が含まれていないといけないというルールになっています。サバンナのVTRのテーマですが…忘れました。放送を見て思い出したらまたここに書き込みます。舞台のモニターにそのVTRが映り、VTRが始まると同時にセットが再びかわり、3組の芸人さんと陣内さんが椅子に座りました。ビデオの内容は八木さんに内緒で隠しカメラを自宅や劇場などに隠して八木さんのある一日をこっそりとビデオにとって八木さんがコメントするというものでした。朝の早くに起床して愛車のバイクでジムに向かい、鏡に向かってポーズをとったり、外人のトレーナーさん(?)と鍛えたりする姿や、お茶をよく飲む(ペットボトルに何本も自家製の「八木茶」を入れている!)せいでトイレに何度も行く姿や、取材の質問になかなか答えられないところなどが映されていました。もしトイレが清掃中だったらどうするか?とか、誰にも触らせないと豪語するくらいとても大事にしているバイクの上に怖めのにーちゃんが座っていたらどうするかというドッキリもありました。トイレでは迷いなく女子トイレに行き、バイクでは様子を探りながらその辺をうろうろし、決心がついて控えめに「それ僕のバイクなんですけど…」と言う八木さんが見られました。VTRが終り再びセットチェンジがあり、VTRの感想などを話していました。そして、「マジっすかジャッジ!」の合図とともに私達審査員がVTRが面白いと思えばボタンを押します。私がボタンを押したかどうかは…内緒。
ここでCMが入り、一旦収録中断。でも休憩はほとんどなく、すぐ収録再開です。

次はチュートリアルの番です。テレビで見るように相変わらず福田さんの顔はテカテカ。「ここらへん(2回戦)でいつも地味ぃーに負けていくねん。」と徳井さんが愚痴っていました。VTRのタイトルは「チュートリアル 露死苦(ヨロシク)」ということで、昔つっぱっていた人たちのところに取材に行くという内容でした。VTRでは、福田さんがつっぱりの格好で登場。奈良の鹿をいじめていたということでついたあだ名が「バンビ殺しの福田(笑)」。まあ、100%ネタだとは思いますが。先輩芸人に紹介されて、昔つっぱっていたの人たちのところに取材に向かうのですが、さまざまなやんちゃ伝説が披露されました。「卒業アルバムを見せてください。」とふたり。出てきたアルバムはまじめな姿が映っています。「あれ?意外とまじめやん!」と思っていたら、「それ、中1のころの写真やねん。中3の写真はあまりにも悪すぎて出されへんかった。」と話していました。よっぽどすごかったんでしょうね。VTRの後に、集合写真も顔だけくりぬいてまじめな頃の顔の写真を貼り付けたので、体と顔がずれていたという話もありました。ここでもVTRをジャッジしました。
そのあと、陣内さんとランディーズの高井さんが昔悪くて有名だったという話になり、ケンコバさんが、「陣内に殺されそうになった。」と。良く聞くと、何日もケンコバさんの家に泊まる陣内さんを追い出すために、陣内さんを部屋に閉じ込めて、夏なのに暖房をがんがんにたいたことをそのまま朝まで忘れていたらしく、朝戸を開けたら陣内さんがケンコバさんに飛び掛ってきたという、原因はケンコバさんにある話でした。高井さんは「ここに奈良の人おる?俺、○○高校行っててんでぇー。」と必死にフォローしていました。ここでもCMが入りました。

VTRが流れている間にVTRを見るだけではもったいないなぁということで、芸人さんの様子をちょっと観察していました。舞台の後ろのモニターを見る人、客席の方にあるモニターを見る人さまざまでした。真剣に見る人、ポカーンと口を開けてお客さんの前にいることを全く意識していない人、隣同士でひそひそ話している人。大笑いで見ている人とさまざまでした。でも、VTRで一番ウケていたのは出演していた本人だったりしますが…
余談ですが、キンコンの西野さんの横顔が結構クールでした。(〃∇〃) てれっ☆

最後はキングコングのVTRです。1回戦はシードで出演していないので、今回がはじめての対戦です。キングコングは私が今一番おすすめする芸人さんのうちのひとりです。テーマは「子供の 待は裏切らない。」…だったと思います。二人が幼稚園に行って、西野さんが「このおにいちゃん(梶原さん)が~してくれると思う人!」と言って、幼稚園生が「はーい!」と手を上げると、梶原さんがそのとおりになんでもしないといけないというものでした。そこで背の高さくらいにある跳び箱をとんだり(これがすごかった!とびながら空中で回転していました)、大嫌いな梅干を8個ほど口の中に入れたりしていました。難しいことを要求されるたびに躊躇する梶原さんでしたが、「子供の期待は?」と言う西野さんの言葉に、合い言葉のように「裏切らない!」と応える梶原さん。最後は大縄跳びをしながらスーパーマンの服に着替えるという大技で、梶原さんの運動神経の良さが見事に発揮されました。15分ほど連続で跳んでいたらしいです。VTRが終って梶原さんの運動神経はすごいという話になり、「人を越えることができる。」と梶原さん。梶原さんより何センチも高い西野さんが前に立って、その上をひょいっと飛び越えました。すごい!!そこで、「2人でもいけるでぇ。」と陣内さん。西野さんと同じ背格好のチュートリアルの徳井さんが呼ばれて前に出て来て、西野さんの後ろに立ちました。2人がぴたっとくっついて前後に抱き合っている姿には笑えました。西野さんが「当たってる、当たってる。」と。ここではあえて何とはいいいませんが。徳井さんは「どうしたらええねんやろ?」と言いながら手を西野さんの前に回したり、西野さんの耳元でささやいたり、なかなかうまく定まらない様子でした。ようやく跳べる体勢になって、梶原さんはまたも軽くひょいと2人の上を飛びました。そこで、「3人でもいけるんとちゃう?」とまたまた難しい注文が。梶原さんは渋っていましたが、「お客さんも見たいよね?」という問いかけに、お客さんもわぁーっとなり大歓声。そこで「お客の期待は?」の言葉に「裏切らない!」と梶原さん。「おまえらもあの幼稚園生と一緒か??」とお客にツッコミながらも、「怪我しても知りませんよ。もう3人で勘弁してくださいよぉ。」と挑戦することに。ふたりより少し背が低いチュートリアルの福田さんが呼ばれ、西野さん、福田さん、徳井さんの順番に並ぶと、「男前に挟まれたぁ」と福田さん。でもそれではしっくりいかないらしく、福田さん、西野さん、徳井さんの順番で並び替えると、今度は「チュートリアルに挟まれたぁ」と西野さん。3にんでああでもない、こうでもないと体勢をとりおしてようやく飛べる準備が出来ました。梶原さんはかなり真剣な目で3人を見つめ、こちらもどきどきしていましたが、すごい迫力で無事に跳ぶことが出来ました。怪我がなく本当にほっとしました。さすがに四人はなかったですね。

3チームのジャッジが終わり、結果発表です。まず、点数だけが発表されました。3チームとも70点を超えていました。この時点ではどのチームがどの点数かはまだ分からないのですが、3組より点数の低いケンドーコバヤシさんと野性爆弾のレギュラー落ちが決まってしまいました。そして、一番点数の低いチームから発表されました。3位は…チュートリアルでした。「やっぱりここで負けた…どうせ俺らはいつも中途半端に負けていくねん!」ととても残念そうなふたり。続いて1位と2位の同時発表。ここで1位になったチームは、決勝戦でシャンプーハットと対戦です。スロットマシーンのように名前がぐるぐると回り、1位キングコング、2位サバンナで止まり、「おおっ!決まった!」と思ったのですが、そこで、名前が1つ移動し、1位がサバンナ、2位がキングコングに。キングコングの梶原さんは「こんなんありか??ガッツポーズまでしたのに…めっちゃかっこ悪いー。」ととてもばつが悪そうでした。この結果について2チームで盛り上がっていたので、「俺らはどうしたらええのん?俺らが一番格好悪いねんけど。」とチュートリアルの徳井さん。サバンナとシャンプーハットの次の対戦の意気込みや、レギュラー落ちしたケンコバさんと野爆のコメントも聞きつつ、そんなこんなで(?)、「マジっすか!」て番組が終了。

「お疲れ様でしたー。」と芸人さんが舞台から退場しました。そこで、徳井さんひとりが舞台に独りぼっちにされました。レギュラーの松本さんからサングラスも渡され、「何で俺なん?」みたいな感じで渡されたサングラスをかけて舞台の前に出てくる徳井さん。番組終了後にちょっとしたおまけのような話をする役を任されたようでした。「ネタじゃなくてほんまの話やねん」と言いながら、京阪電車の話を聞いたのですが、これがなかなか面白かったです。徳井さんも退場し、全て終了。とても楽しかったです。放送が楽しみ~。
(6月4日(火)24時50分から毎日放送で放送されるので、関西の方よければ見てください。)



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