テレビ観覧レポその3 | よっしーの書きたい放題のページ

テレビ観覧レポ　その3

その３　帰りたくなーい！～トーク編～

セットチェンジのために一度スタジオの外に出た私たちは、先ほどの集合場所で待っていました。
さっきの暑いスタジオとは違って、ちょっと寒いくらいのその場所で寒さに耐えながら待っていました。待ちつつ、「質問コーナーで何を聞こうかな？」などと考えていました。
そこでしばらく待ってから駐車場の側で整理番号順に並びました。駐車場の横で並んでいると、私たちの横を通り過ぎる何台かの車が。なんと、その車はバンドのメンバーの車で、ライブ収録のみの参加のため、みんな仕事が終わって帰宅するようです。
メンバーは車内から、すぐ横にいる私たちに向かって手を振ったり、笑いかけてくれたりとなかなか気さくな感じでした(ちなみに、みんな自分で運転していました)。私たちはキャーキャー言いながらバンドメンバーに手を振っていました。

ライブ収録が終ってから1時間半ほど待って、ようやく再びスタジオの中へ。
さっきのライブ収録と同じスタジオでしたが、先ほど楽器があったステージにはモニターと、モニターを挟む位置に二人が座るであろう2つの椅子があり、私たちが立っていたところには長椅子が置いてありました。オンエアを見れば分かりますね。ステージの後ろには写真パネルが何枚か貼ってあって、「あれ欲しい！」という声がちらほら。
整理番号順に並んでいたはずなのに、何故か座った席は一番後ろの一番端っこ。「さっきは3列目やったのになぁ」と思いつつ座りました。しかし、座ったとたんにスタジオの暖かさとそれまでの疲れがどっと押し寄せてきて眠気が襲ってきました。
スタッフがステージに出てきて、「さっきのライブはどうでしたか？」とか、「質問は考えましたか～？」などと、いろいろと話をしながら拍手の練習を始めました。いわゆる「前説」です。これはお笑い番組でも音楽番組でも同じなんだなぁと思いながらスタッフの合図に合わせて拍手をしていました。
途中でスタッフが椅子に座ろうとして観客に「キャーー！！(座らないで～)」と言われていました。とは言っても、スタッフのお遊びで、座るマネだけで本当には座っていませんが。スタッフにも転がされる私たちでありました…

ようやく2人の登場になって、さっき二人が登場してきた入り口を見ていました。
まずASKAさんが入ってきました。これまた私達のすぐ横を通り過ぎようとしました。その時、ASKAさんは観客全体を眺めてこっちの方をチラッと見ました。気がつくと、私が一番後ろの一番端にいたので、ASKAさんの一番近くにいるではないですか！！
それだけのことなのになぜか興奮してしまいました。それに、チラッとだけだったけど目も合ってしまったし。ASKAさんは横を通り過ぎて、ステージに上がってセットされた椅子に座りました。
次にCHAGEさんも入ってきて、ASKAさんのひざの上に座っていました。何となくやりそうな気はしたけど…
一番後ろの席で一番遠かったのですが、テレビカメラとか何も視界を邪魔するものがなく、二人ともバッチリ見ることができました。しかし、眠気が取れなくてぼーっとしながら見ていました。
収録が始まる前に二人が話をしてくれたのですが、ASKAさんはセットチェンジの間に寝ていたそうで、椅子の背もたれにもたれると寝てしまうといいつつ、椅子に座っていました。
そしていよいよ収録スタート！
最初はモニターに映される写真についてトークすることになりました。

一枚目の写真が登場。これはオンエアされました。
万里の河の頃(81年頃)の写真で、大学5年の時だったそうです。CHAGEさんが両手を挙げていたので、マリックぽいなぁ～なんて話から、ASKAさんがこのころちょうどマリックさんに弟子入りしてまして…なんて言ってました。
CHAGEさんが、「この頃まだ生まれたない人？」と聞いたら誰も手を挙げなかったので、「みんな生まれてるんですね～。」とにやり。

二枚目の写真は白い紙に字が書いてある写真でした。プロフィールが書いてあるとの話でしたが、字が小さいらしく、モニターを凝視しても何を書いているのか全く分からず、オンエアで見てみようと思っていたら、見事にカットされていました(泣)。

三枚目の写真はコンサートの写真で、83年の代々木の時のものでした。これもオンエアされました。
代々木でライブをやったのはC&Aが初めてで、ステージをどの方向にセットするか迷ったという話をしていました。「このコンサート行った人いる？」の質問には手を上げる人がちらほら。「長生きしてるんですね～」とのコメント。
そこで、ASKAさんが、さっきからCHAGEさんだけがモニターを指す白い棒を持っていたのが気になっていたらしく、「いいなぁ～、お前だけ。」と言ってCHAGEさんからその棒をもらってお客さんを指して遊んでいました。お客さんも指されて「キャ～～～」と言うものだから、CHAGEさんがお客さんに、「お前ら、うれしいか？」と聞くと、「うれしい、うれしい、オレが。」とASKAさんが答えていました。
あとは棒を持って椅子をぺしぺしとたたいて競馬の真似もしていました。

四枚目は86年ごろの女性誌からの写真。これもオンエアされましたね。
CHAGEさんが写真を見て「あいたー」と。ちょっと恥ずかしかったようです。
「この頃は何を歌ってたっけ？華やかに傷ついて？」とCHAGEさんが聞くと客席は無反応。そこでCHAGEさんが立ち上がって、「お前らもっと勉強せいやー！」と客席に向かって怒鳴っていました。今日は二人ともよくお客さんに絡みます。
ASKAさんのスーツが上下で一万円しなかったという話もしていました。

五枚目はEP(シングル)のジャケット写真。ひとり咲き、熱い想い、ムーンライトブルースの3枚でした。何でこの3枚やろ？？と考えていたら、ASKAさんが「この中でハテナマークのついた作品が一枚ありますが、なんでしょう？」の質問に客席はまたまたシーンとしていました。わたしも「ムーンライトブルースやろうなぁ」と思いつつ、誰かが答えるのを待っていました。しかし、誰も答えないのを見てCHAGEさんが再び立ち上がり、「人の話聞いてんのか？？」とまたまた客に向かって怒鳴っていました。
正解はやはりムーンライトブルースで、何故あんなジャケットになったのか疑問だそうです。CHAGEさんいわく、「(自分の)指に火ついてますもん！」とのこと。それと、あのジャケットは代々木でライブをしたときに代々木の椅子(会場？楽屋？ちょっと忘れましたが)で撮影したらしく、「全然そんな風に見えないでしょ？」と。
しかし、何がうれしかったかと言うと、ムーンライトブルースのサビの部分をふたりでハモってくれたこと！さすがC&A！って感じでした。
他のジャケットについては、「熱い想い」は私服を着て合歓で撮影したと話していました。

六枚目は2人のカバンの中身が写った写真でした。
詳しくは忘れましたが、結構たくさんのものが入っていました。
ASKAさんのかばんの中だったと思うんですけど、ドライヤーとかの中に紛れて野球のグローブが入っていて、CHAGEさんに「グローブしかないのに野球できるの？」なんて突っ込まれていました。ASKAさんは適当に何かを指してボールと言ってました。
この写真ももうちょっと詳しく見たいと思っていたのですが、オンエアされず残念。

七枚目は94年ごろのCHAGE in USAの写真でした。確か、風景とか映っていたと思います。
どんな場面か忘れましたが、CHAGEさんが、「1か2か3か4か5(シカゴ)」とダジャレを言っていました。後は…あまり覚えてません…

八枚目は、99年のカウントダウンコンサートで二人が福岡ドームの上に立っている写真でした。
スタッフは別のところで撮影して、自分達だけが屋根の上にのっていたそうです。
屋根の上は結構怖かったらしく、二人で走ってはみたけど、「大丈夫？」と聞かれるためだけに走ったと話していました。降りた後も怖くて話ができなかったとか。

最後の写真。
一番最近の写真で(というか、よく考えたら時間を追って写真が出てきているような気が…)、ロンドンで活動をしていた時のアパートの写真でした。「Good Back」と書かれていて、CHAGEさんが引越しをする時にもらった寄せ書きだそうです。「みんなオレが出て行くのを喜んでいる」とCHAGEさん。送別会でASKAさんがその様子をこっそりとMDに録音をしていて、そのエピソードから「C-46」ができたとCHAGEさんが話していました。次に、その「Good Back」の右側の部分の写真が出てきました。「C.A.N」の「Gallery “CHAGE”」でも登場していたASKAさんが寝ている写真です。ASKAさんは3日間寝ていなかったそうです。
それから、スリッパでたたかれたというファンにはおなじみの話もしていました。この話好きなのかな？

写真は多分これだけだったと思います。

いよいよ質問コーナー。
私も挙げようかと思ったけど、一番後ろでおまけに端だし、多分当たらないなぁなんて諦めてしまいました。私と同じ椅子に座った人は「ハァイ、ハァイ！」なんて張り切って挙げていましたが。椅子に座った時の眠気も、話を真剣に聞いているうちになくなってました。

一人目は前のほうの人だったと思います。
「お二人が歌手になっていなかったら何になっていましたか？」
よくある質問だなぁと思いつつ答えを聞くと、ASKAさんが「警察官とか、学校の先生とか。」と思っていたとおりの答えをしていました。CHAGEさんはサラリーマンって言ってたかな？ちょっと忘れました。私的にはもうちょっとひねった質問してほしかったなぁと。
手も挙げない私が言うのもなんですが…

二人目。「通販で今はまっているものは何ですか？」
「オレ、お得意様ですよ。」とASKAさん。「買ってしまうと思って見切りをつけたものはコレ」と言って立ち上がって手と足を同時に前後に動かして、スキーをしているような格好をしていました。たしか、「エアーウォーカー」とか言う名前でしたっけ？
うちにはあります(笑)。

三人目。「じゃあ、後ろのピンクの人～！」と一番後ろの列の人が当たっていました。
「昔ファンだった人は今どうしてると思いますか？」
ちょうど20周年の時に、デビュー当時ファンクラブに入っていた人たちにダイレクトメールを出して、そのうち何人かは忘れましたが返事が返ってきたと話していました。
でも、そういうことを考えるとちょっと悲しくなるそうです。
当時ファンだった方が子育てが終ってまたライブにきてくれているとも話していました。

四人目。「C-46は実話ですか？」
「昔の留守電とかを残していて…、実話とかいろいろなものをごちゃ混ぜにしている。」とASKAさんが説明していました。

五人目。男性が指名されました。
いきなり「ピーターに似てる。」とCHAGEさんから突っ込まれていました。
「CHAGEさんが今のキャラのままで女だとしたら、ASKAさんと結婚しますか？」
「お前、やっぱりピーターじゃねえか！」と再び突っ込まれていました。
そこからCHAGEさんとASKAさんの関係の話になって、ASKAさんいわく、CHAGEさんとは大きくて深い、だけど見た目は細ーい線があると言っていました。それと、自分は嫌だけど、家族扱いされるとも話していました。
CHAGEさんが質問者に「お前が女ならASKAと結婚したいと思う？」と逆に質問をすると、男性は「すると思います。」と答えていました。
質問コーナーの中で、この質問が一番盛り上がったんじゃないかなぁと思いました。

六人目。ラストの質問ということで女性が指名されました。
「テロ事件がありましたが、お二人は飛行機に乗りますか？」
二人とも答えにくそうでしたが、自分の乗る飛行機は落ちないと思うことにしているそうです。
これで質問が終わりと思ったら、その質問者が「あと1つ質問があります」と言ったので、客席から「エエッ～～？？」とブーイングが起こっていました。
「シングルの横のタイトルの下に書いてある飛行機は何ですか？」
二人ともよく知らなかったようで、質問終了。

しかし、この質問でラストにできなかったようで、質問がもう1つ追加されました。
これが本当のラストの質問になりました。
「詩を書く上で一番大切にしているものは何ですか？」
ASKAさんは「つじつま」と答えていました。
CHAGEさんは「詩を書くときは『言葉を探す旅』に出ていて、最近は長旅になっていて、おかげでマイレージも随分たまりました…ってオイ！」とノリツッコミ。

これで本日の収録が全て終了しました。
私もそうでしたが、みんなまだ帰りたくない！という気持ちだったようで、「もう終わり～？」みたいな雰囲気を見て、「じゃあ、これからビンゴゲームやろうか！」とCHAGEさん。と言ってもそんな話は到底無理なわけで、スタジオを出る二人を惜しむように見送る私たち。

スタジオを出た頃には8時ごろですでに真っ暗。始めに言われていたとおり、結構収録時間がかかりました。待ち時間も長かったけど…
長いようで短かった一日でありました。

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