ほんとの日々

ほんとの日々

2006年10月23日
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カテゴリ: 朗読



で、私は何をしていたというと、次のステージの準備!


11/4の公演詳細が漸く出揃いました!


文音色フライヤー


私は団体もので「みだれ髪」と「曽根崎心中」を、


個人では、

アーサー王伝説を元にした夏目漱石の初期作品

「薤露行」より「鏡(の抜粋)」を読ませていただきます。


「みだれ髪」からは短歌を二首、担当。

もちろん、いわゆる古文。

言葉は昔ですが、現代にも充分通じる普遍的な恋心・乙女心が描かれています。


また朗読劇「曽根崎心中」(なんとさっき原稿が届いた)では、

原作にはない道化のような役どころを任されるようです。


お楽しみに☆


で、個人ものの「薤露行(かいろこう)」。


命をかけた一瞬の恋の話。抑制されているけれど、とても激しいです。


しかも、舞台は  イギリス  、文体は  漢文調

目で読んでもわからない。でも、音にすると実にきれい。


そう、普通の日本語でも難しいであろう内容なのに

これでもか!というくらい難しい条件が揃っている作品なのです。


でもこれ、妙に惹かれています。

私が今まで読ませていただいていた女性像とは、また少し違う女性のお話です。


本番まであと10日、大切に読ませていただきます。


あ、「薤露行」は、後日あらすじをアップしますね!


内容が伝わるように、

でも意味がわからなくても耳で楽しんでいただけるように努めますが、

あらかじめお話を伝えておくのがこの作品の場合、親切かなと。


もちろん、「そんなのいらないわ!」と言う方は読まずに来て下さい♪


その他、ブレイクタイムでは、

歌手ちゃんご指名で 「鈴木さん」 という微妙なタイトルの (?)

少女漫画の世界のようなこてこてのラブソングにも参加させていただくことになりました。


(注:歌うとは言ってません!でもデュエット!!)


気分は80年代アイドル!イエイ 


…と、「文学の官能、色香」がテーマの今回のステージ。


お時間・ご興味ございましたら、ぜひ  こちら  までご連絡下さい☆


5人の朗読者と、歌手、3人のピアニスト、さらにドラムス&ベース、テルミンの

総勢12名でお待ちしています。



【演目】

夏目漱石「薤露行」「夢十夜」、泉鏡花「高野聖」、梶井基次郎「桜の樹の下には」、

近松門左衛門「曽根崎心中」、与謝野晶子「乱れ髪」他



ではでは11/4、 「スタパ」  で君を待つ!







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最終更新日  2006年10月24日 01時13分58秒
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