同じ人に3回振られた
彼女に
はっきり付き合ってくれって
いったわけじゃない
「どっかいこっか~」
大学の食堂で
なんとなく声をかけてきたのは
彼女のほうだ
なんとなく
何回か食堂やゼミなんかで顔をあわせて
しゃべれるようになっていたから
自然な流れだ
おしっ
「おっ、いいね~」
先月腐れ縁のかのじょと
別れて
妙にのびのびして
何でもありだった
今までのジブンには
ありえない話だ
「また、どこ行くか考えといて~」
彼女はそういうと
席をたった
そうして
しばらく会わなかったが
能天気なオレは
服装も半そでが当たり前になったころ
彼女と出くわした
「あのさ、出かける話なんだけど・・・」
「ジロジロみないでくれます?」
ん??
何?この冷たさ!!
「遊びに行く暇なんて私ないから」
そういうと
駆け足で走っていった
ん?なんなんだ?
まるで
失恋したような失望感
それが1回目の
お断りだった
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