日経日本画大賞展

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拝大五郎

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(12)

May 30, 2012

テーマ：美術館・展覧会・ギャラリー(8347)

カテゴリ：アート

ちょっと仕事が一段落したので、合間を縫って「日経日本画大賞展」に行ってきました。

実は私の大学の同じゼミだったヤツが入選したのです。

それで見に行ったのですが、正直、こういうコンペティションな展覧会は久々。
著名な作家の展示会に比べて空いているのはいいのですが、
見る側にとってはある意味リスキーなんですよね。

で、見た感想は、大半の作品の着想が若い。
すごいエネルギーを感じましたね。

なんてのかなぁ、新しい物を生み出そうというバイタリティーというのか
柔軟性というのではないのですが、ある意味他者からの断絶というか、

それでいて、ほとんどの作品は基礎が非常にしっかりしてるし
伝統的な技法も高いレベルで使いこないしていましたね。

私の同期の作品は、それらに比べると保守的な印象があるんですが、
やっぱり根っこの部分で同じでした。

一見、普通の風景画の様なんですが、画面の切り取り方があり得ない。
いや、普通、絵描きならそうは切り取らんだろうってトリミングで、
それでいて画面の中でキチンと成立させてしまっている。

あぁ、ここにも他との断絶を求めてる人がいるなぁと思いました。

もちろん、実際の生活ではむしろ人懐っこかったりするんでしょうけど、
事、絵に関しては皆そういう姿勢をもっているんだなと実感しました。

これが芸術家、ファインアートの世界。

今日の感謝
1.日経日本画大賞展見学
2.請求を1件
3.見に行く時間が取れてラッキー
4.雑誌に載るかも？

みなさんに全ての良き事が雪崩のごとく起きます。

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