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Aug 28, 2011
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カテゴリ: 観る・読む・聴く




宮部みゆきさんの時代小説です。



江戸から瀬戸内の丸海にたどりついたほう。

「阿呆」のほうと呼ばれ、親もなく、帰る場所もない捨てられたほうを丸海の優しい人々が見守るがほうのまわりでは陰謀と事件が次々に次々に起きていく。


字を書けないほうにいろいろと手習いをしてくれた優しい琴江の毒殺をきっかけにほうの人生も丸海で生きる人々の人生も大きく変わっていく。

流刑にされた加賀殿は悪霊と呼ばれる人。
その加賀殿預かりとなった丸海藩。

誠実な人と不誠実な人がそこにいた。

慕っていた琴江さまの死によってまた行き場所を失うほうを気に掛ける引手見習いの宇佐。

妹琴江の無念の死を静かに受け入れなければいけなかった若き医師啓一郎。



死んでもなお存在感がある琴江の優しい心。

みんな誠実だからこそ心痛んだ。


何よりほうの純粋無垢な心ほど読者である私の心に強く刻まれるものはない。

大人たちの思惑など知ることもなく、知ろうともせず、ただ自分に与えられた仕事をするまっすぐで純粋なほう。

心が洗われる。

穢れを知らない、恨むことを知らない、ほうをむしろ羨ましいとさえ思えた。


そして悪霊と呼ばれる加賀殿とほうの心の交流。
涙せずには読めなかった後半。


いつの間にか複雑になりすぎた私も「ただ無心になって生きよ。」と一喝入れられた気分で本を読み終えた。





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最終更新日  Aug 28, 2011 02:27:51 PM コメントを書く
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