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yukidaruuma

2009.02.07

鬼の爪はかの藤沢文学の映画。
昨日ＴＶでやってたんで、初めてまともに見ました。

幕末頃が舞台という事もあり、軍隊の演習なぞしてるシーンが
随所に出てきてたけど、田舎（庄内藩？）という事もあって
ひたすらのどか…なのですが、何回か出てくるこのシーン。
ラストに近い辺りで出てくる演習シーンはかなりまとまってきていて、
これからの時代の流れを表しているかのようでした。

終始人物の心の動きとかがきめ細やかに表現されていて、
アクションらしいアクションといえば、

対決するようになるとこだけなんですが、その前後があまりにも悲しく
儚いもので。

ラストはハッピーエンドみたいですが、にしても
「鬼の爪」の正体に少々驚き。暗殺剣みたいなんだったんすね。
つか仕事人…？

ラプンツェル。
前にどういう話だったか全容が思い出せない、とか書きましたが、
最近読むことができました。

まず1組の夫婦が出てきて、妻の方は身重なのですが、
隣に住む魔女の庭に生えている「ラプンツェル」の葉が
食べたくてしょうがなくなる。

しかもその青々としたラプンツェルにとりつかれたかのように
妻はそれがどうしても欲しくなり、夫に懇願。
夫は仕方なく、魔女の目を盗んでやっと一束ラプンツェルを入手。
妻はそれを美味しそうに食べる。

が、夫が取って来た分が尽きてしまうと、もっとラプンツェルが食べたくて

ついには他のものは一切受け付けなくなり、みるみる衰弱してしまう。

夫はとうとう決死の覚悟で魔女の庭へ忍び込み、ラプンツェルを
取ろうとしたが、魔女に見つかってしまい、
魔女は夫に
「では生まれてきた子供と引き換えにラプンツェルをやろう」
と、不気味な約束をしてラプンツェルを取ることを夫に許す。

やがてそのラプンツェルを食べた妻は回復し、無事に女の子の赤ちゃんが
誕生。するとあの魔女が現れ、
約束を果たしてもらいにやってきた、と生まれた赤ちゃんを連れ去ってしまう。

やがて「ラプンツェル」と名付けられたその女の子は
世にも美しい、麗しい女性に成長するが、その美しさを独り占めしようと魔女は
出口も入り口もない、森の奥の高い塔にひとりぼっち、ラプンツェルを閉じ込める。

魔女が外界を行き来する時には、
「ラプンツェルや、その美しい髪を垂らしておくれ」というと
ラプンツェルは長い髪の毛を垂らして、それをつたって魔女は
塔の中を行き来するという具合だった。
しかし…痛そうじゃね？

そうして何年か経ったある日、馬に乗った王子がたまたま
この塔のある森を散歩していると
可憐な歌声が聞こえてきてたちまち王子はその声の持ち主に惹かれる。
もちろんこの声の持ち主はラプンツェル。
自由に空を飛ぶ鳥に憧れいつも歌っていたのを聞かれたらしい。

王子はラプンツェルのいる塔をついに発見し、窓際に立つ
ラプンツェルの姿を見て益々惹かれるが、
何背塔には入り口も出口もない。
それで魔女のやり口を見て、声まねをし、塔の中に入る事に成功する。
すげえなおい。

初めて見る他の人間、その上男性という事でラプンツェルは
当初困惑するが、誠実な性格の王子にラプンツェルも惹かれてゆき、
やがて2人は結ばれる。
ところがラプンツェルの懐妊に気付いた魔女は激怒。
裏切りと嫉妬に狂った魔女はラプンツェルの髪をハサミで切り落とし
何も無い荒野に置き去りにする。

何も知らない王子はいつものようにラプンツェルに髪を垂らすよう
言うと、魔女は切り落とした髪を差しだし、
「ラプンツェルは今頃どこかで干からびているだろうよ」と言い放つ。
その言葉に愕然とした王子は高い塔から落下。
その際に命は助かるもののいばらの棘で失明。

それでも生きてさえいれば、またラプンツェルに逢えるかもしれないと
ひたすら森をさまよい、旅を続ける。

そうしてさまよい続けたある日、
子供たちが遊んでいる声が王子の耳に響く。
何故か胸騒ぎを覚え声の方に近づくと、そこにはやせ細ったラプンツェルが。

どうやらラプンツェルは一人で出産。しかも子供は双子だったらしい。
すごい。すごすぎる。
これが私たちの子供です、と伝えた後、流したラプンツェルの涙が
王子の瞳につたったその時、王子の目は光を取り戻す。

そして、初めて塔の中で出会ったときと同じように、
王子はラプンツェルに、子供たちと共に自分の城に来るように
お願いする…

という話でしたー

なんか…途中野島ドラマのようだと思った…
いやあっちが真似てるのか？

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