仲人のため息 &  わんにゃんパラダイス

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猫のトッシュ


私と猫の「トッシュ」のそんな不思議のお話です。

トッシュ

トッシュをもらって1年過ぎたくらいの頃でしょうか・・・・私がまだ会社勤めをしていました。
ある日会社で急にひざが痛くなり、うずくまっていると・・
「どうしたの?」「もう座ってるのも痛いくらいひざが痛いんです。我慢できない」「今日は仕事が暇やし、早退してもいいよ」「じゃあ、そうさせてもらいます。なんか異常なくらい痛いんで病院に行って来ます」私はそのまま家に帰りましたが立てない程に痛みが襲ってきます。主人に病院に連れて行って貰おうと痛いながらも帰りを待ちました。そうして主人が帰って来て病院に行こうとした時です。
「ぎゃ~~~!!」私のすぐ後ろで、猫のトッシュが悲鳴を上げました。見ると、ダイニングテーブルの上から落ちたみたいでした。床をくるくる回っています。
「え~~~?どうしたの?」手がつけられないほど、暴れています。「どうしよう!」「獣医はもう閉まるから先に連れて行くか?」「うん!私は救急病院にでも行くわ」と車で獣医に駆けつけました。診察を待っている時もトッシュは鳴いています。ガチャ!「先生!どうでした?」「う~ん・・高いとこから落ちた?」「テーブルからぐらいです」「普通、猫ってそんなとこくらいからじゃ何ともないけど、余程、落かたが悪かったんやなぁ・・ひざのお皿が割れてるで~。猫のひざのお皿が割れるなんて見たことないわ。」・・・・
「え~~~~~~~~~~!!」「ギブスで固めとくけど、ひょっとしたらびっこひくかもしれへんで~」

私と主人はあまりの驚きに声が出ませんでした。
「足のひざは痛くないのん?」「うん!いつの間にか・・」「病院行く?」「行けへん」

私のひざ痛はなぜか、治っていました。
トッシュが身代わりになって、取ってくれたのでしょうか・・・

現在のトッシュは写真にあるようにびっこもひいていないし、元気そのものです。
あれはなんなのでしょう・・・不思議です。



トッシュは2006年10月11日 天国に行きました。
16年間 私たちに楽しさと思い出をありがとう~♪
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