治療開始

【治療開始】

小学校入学までには完治させる。あと5年・・・ある・・・


眼科には月に1回通う事になり、その日から訓練が始まった。

“アイパッチ”という絆創膏みたいな眼帯で片方ずつ目を覆う。

最初の1ヶ月間は左右1日交替で、一日 3時間ずつ。

それ以降は右1日左3日のペースで、“アイパッチ”を貼っていく。

優里香の“眼”を貼ることが、毎朝の日課になった。

しかし1歳3ヶ月を過ぎる頃になると、せっかく貼った“アイパッチ”を自分で剥がすようになり、貼れるのは食事中のみとなってしまった。

「こんな事じゃあ、お目目治らんよ。」と、優里香に言ってもムダなわけで、

それ以降は目薬(アトロピン)を併用することに。

(目薬→瞳孔を少し開かせる薬。片方ずつ使用することで“アイパッチ”と同様の効果有り)



2001年12月。眼科医より
「手術日の予約をしてください。」


・・・・手術・・・やっぱりするの?



『手術は避けられないの』 へ、つづく


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