ニュースタイトル: 『ユタカン・サンディエゴ通信VOL56、 アメリカ発・Memorial Day (戦没将兵追悼記念日)について。』
ニュース内容: 2003年05月26日(月)6時25分PM
今日は、三日間の連休の最後の日です。 今日は、Memorial Day (戦没将兵追悼記念日。 戦没将兵追悼記念日は南北戦争の戦死者を悼んで始まり、 現在では母国のために戦死した人々を追悼する日である。
メモリアルデイはもとはデコレーションデイ(Decoration Day)と呼ばれている。 ミシシッピ州のコロンバスの 婦人達が南北軍の戦死者の墓を南北戦争の直後に飾ったのが この日の始まりとの説もあるが、公式にはニューヨーク州の ウオータールー村で薬剤師Henry C. Wellesが1865年に 南北戦争戦没者の墓に花を飾って追悼しようと提案し、 退役軍人達の賛同を得て、1866年5月5日に最初の追悼式が 行われたのが始まりである。その日に村には半旗が 掲げられ、退役軍人や一般村民が墓地まで行進した。 翌年も同日同じ行事が行われた。1868年には 北軍の退役軍人の組織 the Grand Army of the Republicの 援助を得て、5月30日にウオータールーで戦没者の慰霊祭が 行われた。 以後毎年この行事は5月30日に行われることに なり、全国的な行事となった。5月30日になったのは、 1865年のこの日近くに南軍の最後まで戦っていた軍隊が 降伏して4年間に亙る南北戦争が完全に終結したからである。