楽天版:ユタカン。・サンディエゴ通信。

楽天版:ユタカン。・サンディエゴ通信。

サラマンカについて。


サラマンカ(カスティーリャ・イ・レオン)です。 サラマンカの町や
人についてです。

★Salamanca(Castilla y Leon)

人口    :約18万6300人(伊丹市:約19万2000人)
電車アクセス:マドリッドのチャルマルティン駅から約3時間半、
       1日2~4本。 他地域からもあります。
バスアクセス:マドリッドのAuto Res社のバスターミナルから1時間
       おきに運行、所要2時間半。 他地域からもあります。

 サラマンカは、『学生の町』として有名です。 スペイン国内と
いうよりヨーロッパ内でもっとも古く歴史のある大学があります。
『サラマンカ大学(Universidad de Salamanca)』は、パリ、
オックスフォードの各大学とその格を争ったほどなのです。
スペイン人学生をはじめ、世界各国からの留学生が集まっています。

 僕は、『サラマンカ・カトリック大学(Universidad Pontificia de
Salamanca)』へ9ヶ月通い、『サラマンカ大学』へ3ヶ月通いました。

 日本人からは知られていなく観光スポットから外されている
サラマンカなのですが美術の宝庫があり、ヨーロッパの中では
カスティーリャ地方は随一の観光名所なのです。

 ローマ人によって築かれた町サラマンカは、西ゴート人回教徒の支配を
経て11世紀にレコンキスタを果たす。 13世紀にスペイン最古の
大学が築かれ、今日まで学問・文化の中心として栄えてきた。 その間に
築かれた歴史的建造物の数々は、どれをとってもスペイン美術史上、
貴重なものが多い。

・『マヨール広場(Plaza Mayor)について。』 ☆マーク4

 スペイン随一の建築美を誇っています。 18世紀初頭に建造された、
チュリゲラ様式を代表する建築物。 マドリッドのマヨール広場と醜似
しているが、サラマンカの方が小さく親しみやすい。 広場北側の
時計台がある建物は市役所で、時計台下で待ち合わせをしている
学生をたくさん見受けられます。 南側の建物の壁に飾られた銅像の
レリーフはフェリペ5世です。

・『新旧カテドラル(Catedral Nueva/Vieja)について。』 ☆マーク5
 スペイン美術史そのものであるのが新旧カテドラルです。
旧カテドラルは12世紀に建造されたロマネスク様式を代表するもの。
新カテドラルの正面玄関の内側右手から入る。 イタリア画家
ニコラス・フロレンティーノ手による祭壇画とフレスコが見事です。
また、カテドラル南側に建つ『ガーリョ塔(Torre de Gallo)』は
スペインで一番調和のとれた美しい塔とされている。

・新カテドラルの方は、16世紀初頭から18世紀にかけて
建造されたゴシップ風の造りです。 特に、プラテレルコ様式に傑作と
評される正面玄関の彫刻が見れる。

開館時間:毎日 10:00~14:00
        16:00~20:00
     旧カテドラルへの入場は閉館30分前まで。

入場料金:旧カテドラル??ユーロ(300ペセタ)
     新カテドラル無料

・『貝の家(Casa de las Conchas)について。』 ☆マーク2

 ホタテ貝の模様で飾られた珍妙な建物である『貝の家』は
『サラマンカ・カトリック大学(Universidad Pontificia de
Salamanca)』の正門前にあります。 15世紀後半に建てられた
ゴシック様式の建物です。 外部が一面、聖ヤコブを象徴する貝の模様で
飾られていることから、貝の家と呼ばれています。
サンティアゴ巡礼者を守る騎士団の騎士の個人宅だった。
隣にはきれいな図書館があります。

閉館時間:月~金    9:00~21:00
     土・日・祝 10:00~14:00
           16:00~19:00
    (夏期の午後:17:00~20:00)

入場料金:無料

・『サラマンカ大学(Universidad de Salamanca)について。』
                          ☆マーク3
 リブレロス(Libreros)通り沿いの大学正面玄関は、プラテラスコ様式の
傑作です。 3段に分かれた彫刻の下段はカトリック両王のレリーフに
囲まれた、ビーナスとヘラクレス像の彫刻です。

 正面玄関前の広場Patio de las Escuelasに立つ像はフライ・ルイス・
デ・レオン(1527~91)で、スペインの高名な学者です。
彼が教鞭をとった教室が当時のまま保存されている。

開館時間:月~金  9:30~13:30
         16:00~19:00

入場料 :??ユーロ(300ペセタ)

・『サン・エステバン修道院(Convento de San Esteban)について。』
                          ☆マーク3
 ファザードは一見の価値ありの修道院です。 16世紀から17世紀に
かけて作られたドミニコ会の修道院。 プラステレスコ様式の
ファザードが見事で、回廊、礼拝堂、聖歌隊席が見学できる。

開館時間:毎日  9:00~13:00
        16:00~19:00
    (夏期:20:00まで)

入場料 :??ユーロ(200ペセタ)

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: