モデルハウスめぐり


どのモデルハウスを見ても私には感動的でした。
父は最初から鉄骨と決めていて、○水ハウスで家を建てました。

       地元ハウスメーカー

私たちは鉄骨も木造もこだわることもなく、
休日には子供を連れてモデルハウスめぐりをしていました。
そして、まずお決まりのアンケートを書いて
営業さんが出てきて、最後には
「是非、プランを書かせてください」と言われます。
「まだ、先の話です…」なんて濁しながらも、
地元のメーカーで初めてプランをお願いしました。
私たちの土地は京都の路地で隣ともお向かいさんとも隣接しています。
私が明るい部屋で一日を過ごしたい…と思っていたので、
2階ダイニング、リビングを希望しました。
1階に子供部屋となると、
朝、顔を合わせないで学校に行くのでは…と心配しました。
ということは3階建て?
後は予算です。
両親の家作りを一緒に見てきて、
これぐらいの坪数でこんな仕様でいくらかかる…。というのは
よく分かっています。
パパとは家は大手メーカーは無理、と話していました。
何とか、ここなら3階建ても建てられそうな気がしました。
それから何社かプランと簡単な見積もりを出してもらいました。


        ○ーベルハウス、バス見

アンケートを見てか、○ーベルハウスから電話がありました。
担当が新入社員だったせいかよく家にもこられ、
バス見学会のお誘いがありました。
あまりの乗り気じゃなかったパパを引っ張って
見学会に行ってきました。
子供は初めて乗る観光バスに大喜び。
構造の話しやら現場を見せてもらうと、
パパも○ーベルハウスにすごく興味を持ちました。
お昼はレストランで昼食が出ました。
家族4人で参加…とは言ったけど、
家にはまだミルクを飲んでいる0歳の子供がいることも
知っているはずなのに、
0歳の子供の分まで用意されていました。
私はこのお弁当代も家の建築費に入っているのかと思うと、
もっと、経費をシビアにしてもらって
家のコストを落としてほしい…と思いました。
大手メーカーが高いのはやっぱり経費が高い?
この気持ちはもちろん新入社員の上司に伝えました。
こちらでもプランも作ってもらい、見積もりもだしてもらいました。
高い…というのが感想でした。
でも、パパは構造やへーベルボードも気に入り
がんばってできるのならこちらで建てたと思っていました。
わたしは構造的なことより、
営業さんや設計の先生との相性が重要ポイントでした。
何度か打ち合わせを重ねました。
でも、半ば強制的にプランを見せられ、
私もまだプランや仕様もついていけてないままでした。
そんな時、向こうから今月中に契約がほしいと言われました。
正直、もっともっといろんなメーカーと値段的に比べて
納得して決めたいと思っていました。
9月末に契約…?。
それより私は10月1日に出す息子の幼稚園の願書の事で頭がいっぱいで、
営業さんにも幼稚園の事もあるので、
今月契約は無理です…とお話させてもらいました。
だから、○ーベルハウスをやめたのではなく、
十分資金繰りのことも考えたいという意味で言ったつもりだったのですが、
それから、音沙汰もなくなりました。
そして、忘れかけた頃に今までの見積書をすべて返してほしいと
家にこられました。
この契約書は我社の財産らしいです。
それなら、見積書を渡す時に契約が出来ない時は返してもらいます。
といってほしかったです。
まだ、どこのメーカーとも決めていない時に
○ーベルハウスも検討するつもりでいたのに、
後味の悪い最後になりました。
会社組織では決算月、というのがあるのでしょうが、
私たちは一生に一度の家を建てるのです。
そのために一生かかって働いていくのです。
そんな簡単に決めることは出来ません。

そんなこともあって、しばらくモデルハウスめぐりも
家づくりの話しもお休みしました。




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