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2009/02/10
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カテゴリ: 日々の生活
なかなか日記がUPできなくてすみません。余裕があまりありませんでした。その間に


先週の水曜日にとうとう大きな2回目の耳の発作を起こし、病院を変えて検査してもらったらメニエールに間違いないということでした。

Avis d'arret traivaileという働いてはダメだという法的効力のある手紙をお医者さんが出してくれたので、ステイ先の掃除の仕事は1週間Stopさせてもらいました。

その間にお手伝いでムッシューのお母さんが来てくれてたので仕事はしなくてすみました。が、私が貯めた何日間分の洗濯物を見て(私はこの家で家政婦のように働かされ、家族5人分プラス自分のものを毎日洗濯、パンツ以外にアイロンをかけなければいけない。)「Incoyable 信じられない」とか日本語に訳しにくいですが「C'est pas possible」とかさんざん嫌味を言われ、結局ストレスが増して体が休めなかったので土日はパリにホテルを予約して休みました。

でもあと少しで帰国です。銀行口座を閉めるかどうかすごく迷っていて、まだ係の人とランデブーを取っていないので帰国日を決められずにいますが、順調に行って来週の火曜日には帰国の途につきたいです。空席がなかったら24日くらいのフライトになると思います。

気持ちはいたって前向き、元気になったらどの曲から練習を始めようかなあ!と夢見る毎日ですが、内耳が痛いので手術も必要かと思うと内心不安もあります。

先日やっとCarte sejourがとれて(滞在許可書)、もう必要ないけどあまりの嬉しさに少しはめをはずしました。自分のご褒美もかねてDebussyの生家兼、住居が役所から近かったので訪ねてみました。

そこで彼の直筆譜やDeath Maskを見て、「人間みんないつか死ぬんだから、それまでの一生を私もけんめいに生きていこう!」と思いました。




この1週間に雪が2回もつもり、まだまだ寒さの抜けないフランスですが、それでも-10℃を下回ることもなくなり、日差しには春の気配を感じます。この間はスノードロップが咲いているのを発見し、嬉しかったです。

明日はモロッコ人のグラフィックデザイナーのAlainがお別れにフランスのTraditional料理をごちそうしてくれるというので、Odeonまで出かけてきます。彼はソルボンヌで学んでいたので、サンジェルマン・デ・プレ界隈を中心にリブ・ゴーシュ(セーヌ河の南側)においしいお店をたくさん知っています。冷蔵庫整理のために残りの食材で適当に食事を済ませているので、明日は食べるぞ!(今日は友人にもらったカップスープの素にクラッカーを入れてふやかしたものが夕食。おなかいっぱいにはなるけど、栄養はなあ。泣)

あと少しでフランスが終わりなのもなんだか信じられない。
やっとフランスにもフランス人にもなれてきて、彼らの思考や生活の雰囲気がわかってきたところなのになあ。でもこのまま居続けたらきっと聴覚を失うだろうから、今は治療に専念したい。

今年は少しまた走ることも始めようと思う。前は10キロくらいは走れていたのに、今は全然。パリマラソンなどの市民も走れる国際マラソンに出られることを目標に頑張ってみようかな。泳ぐのは三半器官の病気の人は止められているらしく、ちょっと残念。日仏の友人で自転車を始めた子がいるので、それもいいな。今日のMetroの新聞では今年の自転車ロードレースのヨーロッパの日程が発表になっていて、読むだけでわくわくしてしまった。

悪いのは耳だけだから、留学を辞めてしまうエネルギーのぶつける対象を早くみつけたい。でも一生フランス語、フランス音楽からは逃れられないんだと思う。

ずっと日記を書いていないうちにたくさんの出会いがあった。
フレスコ画家の高橋久雄先生、指揮者の小澤征爾さんとは写真もとった!AutunのNicola夫妻、Dijonにホテルを始めたばかりの夫婦、帰るとわかってからフランスでの生活が充実した感じがする。良い曲との出会いもあった。画家のモーリス・ド二やギュスターブ・モロー、作家のアレクサンドル・デュマなども普段日本にいても何も思わなかった偉人もすごく好きになった。
時代はずいぶん逆行するが、フランス王家に嫁いできたカトリーヌ・メディチの複雑な心境なども、実際に存在したところに立ってみたから伝わってくるものもあった。

そう思えば途中棄権してしまうこの留学も意義があったし、今後学ばなければいけないところの焦点がはっきりしてきたので、とても収穫があったということだろう。

このブログの継続は今後の体と相談しながらまた続けたい。





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最終更新日  2009/02/10 09:56:21 AM
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