Yasuakiの株式投資日記

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2006年04月23日
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カテゴリ: 同業比較
前回の続きです。

出店数の推移です。首都圏・中部・関西の3地域別の店舗数の推移です。
2006年は決算期に合わせており、カッパは6月~3月の10ヶ月間、
スシローは10月~3月の6ヶ月間、くらは11月~3月の5ヶ月間の数値です。

カッパ ですが、2006年になって出店数を減少させています。
2004年 出店61 閉店10 期末257店(+25%)
2005年 出店38 閉店 5 期末290店(+13%)
2006年 出店10 閉店 2  (10ヶ月) 

店舗数(カッパ).GIF




スシロー は特に昨年に+38店と大量出店しています。特に 中部、首都圏
います。

2004年 出店35 閉店8 期末140店(+24%)
2005年 出店38 閉店6 期末172店(+23%)
2006年 出店13 閉店1   (6ヶ月)

店舗数(スシロー).GIF





くら は毎年+30%超の大量出店をしています。特にスシロー同様に 中部、首都圏 への
出店を集中させています。

2004年 出店28 閉店0 期末111店(+34%)
2005年 出店37 閉店1 期末147店(+32%)
2006年 出店 9 閉店1   (5ヶ月)

店舗数(くら).GIF



スシロー、くらの出店地域の推移から、100円寿司市場は関西はほぼ飽和状態であり、

できるのではないでしょうか。



次に 首都圏 での3社の店舗数推移です。

2004年までは首都圏ではカッパの独占だったのですが、2005年にほぼカッパ=スシロー
+くらとなり、2006年にはこの2社の合計に抜かれる勢いです。首都圏でも100円寿司


店舗数(首都圏).GIF



次に3社の経常利益率の推移です。

経常利益推移.GIF

くらが最も安定して高い利益率で推移しており、スシローは昨年1Qの3.3%を底に
回復傾向で、今期はくらと同等レベルで推移しています。

カッパは6四半期前を境に急激に利益率を落としています。これは昨日の1店舗当たりの
月商推移をみてもわかりますが、ちょうどカッパの1店舗あたり月商が2~2.2千万円
から1.6~1.8千万円へ急激にダウンした時期と重なります。そして上で見たように
この時期はくらとスシローが大挙して首都圏へ出店攻勢をかけてきた時期とも重なります。
つまりカッパはかなりの客をスシローとくらに奪われたのではないかということが推測
されます。

これらのことから少なくともカッパはしばらくは低迷が続くでしょう。




では、スシローとくらはどちらが良いのか?という事ですが、経営数値的には甲乙付け難い
のではないかと思います。昨年はスシローが利益率でやや劣っていましたが、今期はスシローの
既存店が回復し利益率もほぼ同等レベルです。そして最も差があるのが成長率です。

■売上高増収率
            スシロー  くら    カッパ  
2003年       21%   37%   34%
2004年       25%   33%   21% 
2005年       22%   25%    3%
2006年(予想)  13%   15%   -4%
2006年(直近月次)17%  20%


■経常利益増益率
         スシロー  くら    カッパ
2003年    17%   58%   45%
2004年    24%   24%   23%
2005年    12%   36%  -78%
2006年(予想) 7%   11%  -46%

くらの方が全体の店舗数が少ない事もあると思いますが、成長率が平均で+30%前後と高く
なっています。この点がPER評価の違いに直結しています。



ビジネスモデルとしては100円回転寿司ってダイソーなどの100円ショップと似ているのでは
ないかと思います。つまり100円でこんな美味いものが!という驚きを与えているのではないかと。
つまり単に食事する施設だけではなく一種の娯楽施設かもしれません。ということは常に驚きや意外
性を与え続けなければ飽きられてしまいます。なので頻繁に特別なネタのフェアなどを続けているの
かもしれません。とくにくらはネタの良さに加えてタッチパネルの導入により娯楽性を追及している
ので、100円寿司チェーンとしては一番強いのではないかと思います。




・・・次回に続きます。





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最終更新日  2006年04月23日 21時38分58秒
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