このページは「k.t1579の雑記帳」です

36.相互依存に耐えられない日本(18.8.2)



たしかに「自主・自立」というコトバは魅力的な響きを持っている。だから、かの国も毅然としたタテマエを披瀝している。そこには「向き合い」としてのスタンスというものもある。べつに徒な「恫喝」そのものがある訳ではない。

それなのに効果もない「制裁」を発動してしまう。とくに何らかの「勝算」を持っているというのでもなく。このことは事態を一層、不安定な状況へと導くことを「オワカリデハ」ないから困る。ものごとにはプロセスしかないのに。

あのとき約束を破ったのは、明らかに日本なのである。いくら原因そのものに相手の非があったとしても。その約束を取りつけたのは他ならぬ日本なのだ。その当事者自身が約束を反古にしたうえで相手に信義を求める矛盾は如何に。

あれだけ長期にわたり事実そのものを不問にしてきた自らの責任には言及せずに相手のみを非難している態度そのものが不誠実なのである。そのことに国民も欺かれているという認識を持たない限り、この問題の解決はないだろうな。

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