このページは「k.t1579の雑記帳」です

40.エア・ポケット(18.10.1)



つまりは振り返らないために存在する日常なのか。その端を撚り合せるようにして凡庸な日々というものは綴られて行くものである。そのことを素直に受け止められるようになった、ということは、自分の老いそのものなのか。

その抗いようのない受けるべき罰というか罪に報いるというか償うというか不確定な感覚そのものに寧ろ自分の意識というものを乗っけながら漂うその様に確実な安堵を覚えている。そんな無意識の行為の連鎖に、日常はある。

ただ何かを手繰り寄せようと息つきモガク。そんな光景から次の風景は生れ消えていく。その不確かさそのものを味わいたくて今日をとばして明日へと行き着く術を求めている。その息も絶え絶えの中から蘇生する術としても。

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