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金沢散歩(4) 兼六園2 2015年2月1日更新[花見橋]橋から見る季節の花の眺めがすばらしいことから、この名前がつきました。写真撮影の時期はあまり花が咲いていませんでしたが、緩やかに流れる小川に沿って、季節により、桜、カキツバタ、サツキ、ツツジなどが咲き誇り、多くの人を魅了します。特に5月に満開を迎えるカキツバタの姿は名物の一つ。この他、夏の緑陰、秋の紅葉、冬の雪景も見逃せません。ここにカキツバタが咲き誇ります。[雁行橋(がんこうばし)]11枚の赤戸室石を使用し、雁が夕空に列をなして飛んでいく様をかたどった「雁行橋」。石の一枚一枚が亀の甲の形をしていることから「亀甲橋(きっこうばし)」とも言われ、この橋を渡ると長生きするとされてきましたが、現在は石の磨耗が著しいため、通行できなくなっています。 [園内]いたるところに水の流れが有ります。 [時雨亭]時雨亭は、はじめ5代藩主・前田綱紀(つなのり)により建てられ、「蓮池(れんち)御殿」「蓮池御亭(れんちおちん)」と呼ばれていました。その後、明治の初めまで補修しながら存続していましたが、現在の時雨亭は、平成12年(2000)に長谷池のそばに復元したものです。茶会や庭を眺めながら休憩できる場所として外国の方も多く訪れます。[時雨亭横のトイレ]なかなか趣きのあるトイレです。[明治紀念之標]明治13年(1880)日本で最初に建てられた銅像。西南戦争で戦死した郷土軍人の霊を慰めるものです。中央に日本武尊像、左に石川県戦士尽忠碑が有ります。両脇に植えられた赤松は「手向松(たむけまつ)」と呼ばれ、当時、京都の東西両本願寺の門跡から移されたものです。[梅林]3月頃に最も賑やかになる場所です。この梅林は昭和43年(1968)に明治百年記念事業として全国の名梅を集めて造られ、平成12年(2000)3月に庭園として再整備されたものです。広さは約3000平方メートル。梅の木は約200本。白梅約130本、紅梅約70本で、白加賀、摩耶紅梅、青軸、八重寒紅など約20種類が咲き誇ります。[瓢池(ひさごいけ)と翠滝(みどりたき)]瓢池は園内で最も古い時代に作庭されたと言われています。池の中程がくびれて、瓢箪のような形をしていることからこの名前が付けられました。池の中には不老長寿の島、神仙島をかたどった大小二つの島があります。池の中島に建つ、六重に重ねられた塔が「海石塔」です。写真奥の翠滝は霞ヶ池から流れ出て瓢池に注ぎ込む滝です。高さ6.6m、幅1.6mで水量が豊富、滝音も大きく、目と耳を楽しませてくれます。その荘厳さと迫力は他庭にはないスケールで、兼六園の中でも特に優れた庭景の一つです。別名「紅葉滝」とも呼ばれます。[瓢池の鯉たち]覗きこむと挨拶に来ます・・・次回は21世紀美術館をご紹介しますね。ではまた。[金沢21世紀美術館へ]☆☆☆ 金沢の旅館 ホテル ご紹介☆☆☆ [金沢駅周辺] [金沢繁華街]・[中心街]・[中心をやや離れた宿]☆ホームでは、石川県全域のお宿をご紹介しています。どうぞきまっし石川→ホームへ戻る
2014.05.29
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金沢散歩(3) 兼六園1 2015年2月1日更新金沢と言えば、やはり日本三大庭園のひとつ「兼六園」。兼六園の名は、次の六勝、[宏大][幽邃][人力][蒼古(そうこ)][水泉][眺望]を兼ね備えているからだそうです。作庭における基本的な思想は神仙思想。大きな池を大海と見て、不老不死の神仙が住むと言われる島を置きます。代々の藩主たちは、長寿と永遠の繁栄を庭園に表したのです。春には梅園、夏には新緑、秋には紅葉、冬には雪景色と、四季によってそれぞれ違った味わいを見せてくれます。また、時期により無料開放、春、秋、冬のライトアップなどイベントも用意されています。金沢を訪問されたなら、一度は訪ねてくださいね。金沢駅から車で10分程度。バスで15分程度。土日祝日なら観光周遊バス「兼六園シャトル」または「まちバス」で大人100円、子供50円で来られます。たくさんの写真がありますので、2回に分けてご紹介します。[兼六園入口までのおみやげ屋さん]「兼六園下」でバスを降り、緩やかな坂を上がるとすぐ見えてきます。[兼六園入口]中央に見えるのが案内所です。 [園内のおみやげ屋さん 寄観亭(きかんてい)]ことじ灯篭のそばに有ります。おみやげの他に、お団子、お餅など軽食、本格料理のお食事もできます。 [ことじ灯籠付近]いつも観光客でいっぱい。この日は外国の方も多数来ていました。ことじ灯籠の写真を撮るには、人混みが途切れた瞬間に素早くシャッターを切らねばなりません。[ことじ灯籠] クリック2回で最大画像になります兼六園といえば、まずこのアングルの写真が有名ですね。「ことじ」という名は、灯籠の形が琴の糸を支える琴柱(ことじ)に似ているから付けられたということです。この灯籠は水面を照らすための雪見灯籠が変化したもので、傍らのモミジと一体となって美しい趣を醸し出しています。[霞ヶ池]右手に見える小さい建物が内橋亭。5代藩主・綱紀よって造られた4亭のひとつで、現在は茶店になっています。中央に見えるのが蓬莱島。不老不死の神仙が住むと言われる島です。[蓬莱島]どこかに神仙がいらっしゃるはずです。[唐崎の松]13代藩主斉泰が琵琶湖畔の唐崎から種子を取り寄せて育てたものということです。見事な枝振りの黒松で、雪吊りされた姿は兼六園を代表する景観の一つです。[根上の松]名前の由来は、40数本の根が地上2mもせり上がっているから。これは、土を盛り上げて若い松を植え、成長に伴い土を取り除いていって、今の形につくり上げたものだそうです。樹齢約200年、13代藩主斉泰が植えたといわれています。兼六園を代表する名木です。[根上の松の根][どでかい松の木1]園内の松の木はどれもこれもさすがに歴史を感じさせます。 [どでかい松の木2]この松の木には「おへそ」が有ります。[倒れそうな松]兼六園の松の木は約560本で、そのほとんどが黒松と赤松だそうです。次回は兼六園2をご紹介しますね。ではまた。[兼六園2へ]☆☆☆ 金沢の旅館 ホテル ご紹介☆☆☆ [金沢駅周辺] [金沢繁華街]・[中心街]・[中心をやや離れた宿]☆ホームでは、石川県全域のお宿をご紹介しています。どうぞきまっし石川→ホームへ戻る
2014.05.24
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金沢散歩(2) 尾山神社 2015年2月1日更新金沢で最も有名な神社のひとつ。前田利家が亡くなったあと、利家の長男利長(としなが)は、父利家を祀る神社を造ろうとしました。しかし、当時、前田家は外様大名の立場。父を神として祀ることなど幕府が許すはずが有りません。そこで利長は、自分の守護神としていた現富山県高岡市の物部(もののべ)八幡宮を加賀へ移す名目で、卯辰山麓に社殿卯辰八幡宮(現宇多須神社)を建て、こっそり利家の神霊を祀ったのです。廃藩置県後、明治6年に卯辰山から現在地へ移し、尾山神社と命名されました。明治8年に完成した神門は和洋中の三様式が取り入れられ、五色のギヤマンのステンドグラスに明かりが灯されると美しく輝き、異国的情緒を醸し出します(点灯は午後8時まで)。また2000年には新たに前田利家とその妻まつの像が新たに建立されました。【アクセス】⇨金沢駅東口から北鉄バスで南町下車徒歩3分(土日祝日は運賃100円)[南町バス停下車]金沢駅東口でバスに乗り、ここで下車。[尾山神社入口]バス停から少し歩くと見えてきます。 [神門]和洋とも、竜宮城的とも思われる神門は、作られた当時、神社に有りえないデザインだと不評。しかし現在、斬新として人気があります。昭和10年(1935)に国宝に指定され、現在は国指定重要文化財となっています。 [神門 ステンドグラス]夕方から宝石のように光ります。[拝殿]お正月は歩けないほどの人で埋まります。[参詣者][神前結婚式]たずねた時、ちょうど結婚式が有りました。[祝詞をあげる神主さん][こまいぬ]これじゃ魔が寄り付けません。 [絵馬]願いが叶いますように。[宇多須神社(旧卯辰山麓 卯辰八幡宮)]利長が最初に父利家を祀った神社です。次回は兼六園をご紹介しますね。ではまた。[兼六園(1)へ]☆☆☆ 金沢の旅館 ホテル ご紹介☆☆☆ [金沢駅周辺] [金沢繁華街]・[中心街]・[中心をやや離れた宿]☆ホームでは、石川県全域のお宿をご紹介しています。どうぞきまっし石川→ホームへ戻る
2014.05.16
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金沢散歩(1) 近江町市場 2015年2月1日更新近江町市場は元禄3年(1690年)にできてから、おおよそ290年、金沢の台所として親しまれてきました。名前の由来は、近江商人が作ったからと言われています。現在約185店舗。鮮魚・青果・菓子・昆布・蒲鉾製造販売・豆腐製造販売・花など何でもかんでも揃います。近江町市場の魅力は、新鮮で豊富な品揃えはもちろんですが、なんといっても対面販売。店を覗くと威勢のいいあんちゃん、おっちゃん、おばちゃんが「にいさん半額や!買うて行かんか!」「ちょっと見てってま!」と声をかけます。夕方4時以降に行くと1万円程度のカニや生鮮品が入った箱三つを指さして「どや全部で5千円!持ってってや!」と、まけ方も半端じゃ有りません。土日や祭日は観光客でいっぱい、にぎわいは最高潮になります。[交通アクセス]⇨金沢駅東口から徒歩で15分、バスで5、6分。金沢東インターから車で15分。近江町市場店舗マップと公式動画が有ります。ネットにてお探しください。⇨ PDF 近江町市場商店街マップ⇨ 金沢近江町市場のすべて(近江町市場公式) youtube [近江町いちば館入口]ここは武蔵が辻交差点に有ります。正面は名鉄エムザです。[市場内部] [市場内部] [大松水産][新鮮な魚たち][海の幸][特大ボタンエビ]この場で食べれます・・・[かに][カニ] [蟹][金沢名物 どじょう蒲焼き屋さん][どじょう蒲焼き]お一つ食べてみまっし。良質のタンパク質を含み、骨まで柔らかく、香ばしくておいしいですよ。[青果店] [加賀野菜 金時草] [加賀太きゅうり] [まるかのお姉さん]ブログに載せると言いましたらポーズをとってくれました。 [つぶキムチ] 次回は尾山神社をご紹介しますね。ではまた。[尾山神社へ]☆☆☆ 金沢の旅館 ホテル ご紹介☆☆☆ [金沢駅周辺] [金沢繁華街]・[中心街]・[中心をやや離れた宿]☆ホームでは、石川県全域のお宿をご紹介しています。どうぞきまっし石川→ホームへ戻る
2014.05.08
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