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(25日の続き)愛すると言えば、最近、こんなことがありました。テレコを寝かしつけながら、その日の読み物の内容をぼーっと考えていたとき、右耳の方から急に声が聞こえました。「もう何度もゆるしている。なぜ信頼しないのか。なぜ愛さないのか」イエスだと思いました。神秘家の要素はない私です。こんなことは初めてでした。それに、劇的なものでは全くなく、まるで今日の献立はなんにしようかと自分の声で考えているのと同じように、ふっと聞こえてきたのです。どういうことだろうと考えました。信頼していない。愛していない。子どもの時から、本当のものがあるはずだと探してきたような気がします。クリスチャンになり、縁があってカトリックに転会し・・・。信者であることは、私にとって大きいことだと思っていました。それなのに、信じてもいなければ愛してもいない、と、静かに指摘されました。ショックです。心から飛び込めていなかったのでしょうか。先日、尊敬する信仰の先輩のブログを訪れたら、「愛徳唱」という祈りを神父さんに勧められたとありました。「愛の源である神よ、わたしは心を尽くし、力を尽くして唯一の神であるあなたを愛します。また、あなたへの愛によって隣人を自分のように愛します。」心を尽くし、力を尽くして神様を愛するってどういうことでしょう。この祈りを心から唱えられる自分なのでしょうか。感謝が足りないのでしょうか。先輩は自己レス・神父様からの勧めとしてこんなことを。「慰めも何も得られなくても、祈るのが神への愛。/口先だけの愛の言葉でもそこから始めます。/神は待っておられる、それが信仰」なにか、ヒントをもらったような気がしました。一方で求めながら、一方で拒否しているような、私の神への態度。強い自己愛と、反する自己嫌悪の波。なぜかぬぐい去れない、赦しへの不信。(そしてこういったことは、だんな君との関係や、周囲との関わりにも反映されているのでした)「そこから始める」「待っておられる。それが信仰」口先だけで良いから始めなければならない、と思いました。恥ずかしくってそんな祈り唱えられない。恥ずかしくって神様に面と向かえない。恥ずかしくって信じてなんかいられない。そういう、あまのじゃくから脱皮しないといけない時期なんでしょう。どう転んだって、恥ずかしいんです。そうだけど、神様の方を向く。心から訴える。ゆるされたと開放される・・・そうでなきゃいけない。そんな私に、この前の「奉献の誓い」は、とてもいい課題でした。聞こえてきた声。あれは、自分自身を見つめるための小さな恵みの啓示だったのかもしれません。
2009年03月29日
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毎日なにかとばたばたありますなあ。木曜日、だんな君がシカゴに出張。今回は電車を使って出かけました。朝、送り出して家に戻ったら、携帯からメールが。サムネイルを忘れたとのこと。無いと仕事ができないとのことで、何着も洋服のポケットを探り、見つけ出し、ファイルをメールに添付していくつも送りました。それで良いかと思ったら、やっぱり実物も必要だとのこと。後発の飛行機で出る同僚のビルさんに渡してほしいと。ええーっ、と思いましたが、仕方ありません。メールの道案内を頼りに、ビルさんのオフィスまで。ぐるぐる迷ったあげく、お昼なら停められるかもという駐車スペースがなかなか空かずに、駐車場でもぐるぐる。やっと停めて、テレコを抱っこ紐でしばりつけ、ずんずんと進みました。小さい子は目立つので注目されて恥ずかしかった。途中、知り合いに出会って立ち話。^^;なんとかビルさんにたどり着いて、サムネイルを渡しました。はあっ。気がつけばテレコがお腹をすかせている・・・。他に外でする用事も残っていたので、家に戻るわけにもいかず、同じ建物のカフェに侵入。そこでピザやハンバーグよりはless evilだろうと中華のファーストフードを買って、テレコに食べさせました。テレコは興奮していて「チキン!チキン!」と叫んだり、周りの人を見て「あかい(わかい)にーさん!」と声を上げたりしていました。ぎゃっ。周り、日本語がわからなくてよかったー。なんで「わかいにーさん」なんだろう? まるで、私がいつもそんなこと言ってるみたいじゃないか^^;。(多分、テレビの修理が来るときに「お兄さんが来るよ」って言ったのが原因かな)それから、買い物したり、図書館に本を返したりと雑用をすませ、家に戻りました。すると、テレビもネットも電話も回線が切れてる。ああ、また、「わかいにーさん」を呼ばないといけない?もっと書きたいのに、テレコ起きちゃった。-----続き結局、接続は切れたりつながったりで不安定なのですが、そのまま過ごしています。一月前に、テレビ、電話、ネットと一つの会社にまとめたのです。支払いも楽だろうと思って。でも、こうやって故障の時はすべて使えなくなっちゃって困りますね。故障の修理を電話で頼むこともできなくなっちゃう。前回の修理の時に、家の中の問題ではなく、外のケーブルの問題だろうといわれているので、今回もそうなのでしょう。来週に入ったら、また「わかいにーさん」を頼みます。^^;何とかテレコを寝かしつけたその夜、だんな君から電話がかかってきました。おかげでうまくいったとのこと。あー、よかった。なんだかいつもより機嫌も良く、今抱えている仕事も何とかがんばりたいなんて言っていたので、それもよかったです。シカゴもおもしろいよ、と言っていました。「きっとイウはDCよりシカゴの方が好きだと思うよ」って。どうしてと聞くと、建物の感じがDCよりもクラッシックなんだそう。いつも飛行機の乗り換えで通り過ぎるだけで街を見たことはありません。電車で行けるなら割安だし、行ってみたいなあ。ところで、今回、私におみやげはあるんでしょうね。この前みたいに、ワニの剥製fromフロリダ、みたいのだったらおこりますよ。
2009年03月27日
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「全き奉献」誓いの更新にカテドラルに行ってきました。聖ルイ・モンフォールによる、マリアを通して自分自身をイエスに捧げる33日間のプログラムの締めくくりです。毎日読み物と祈りが設定されていたのですが、正直、祈りが中断されたまま戻ることができなかった日が数日ありました。どうしようかと思ったのですが、完璧でなくて良いだろう、もともと私には完璧は無理。それでも、そのまま神様の前に立つことが大事だろう、と、奉献の更新ミサに出席。今日は「受胎告知」の記念日なので、それにちなんだミサの後、奉献志願者はのこって宣誓し、モンシニョールに証人のサインをしていただきます。30人くらいだったでしょうか。小学生くらいの女の子もいました。宣誓の言葉はとても長くてここに書くことはできないのですが、内容はだいたいこんな感じです。たびたび過ちを犯す自分ですが、洗礼の誓いをここに更新し、聖母の助けをもってイエスに自身を捧げます。がらりと自分が変わるわけではありません。良いことが起こるよというわけでもありません。きっと明日も今日と同じように、のろのろと迷いながら、だめだなあと思いながらいくのでしょう。でも、少なくとも、イエスに歩み寄り、何物か何事かをひっくるめ自分を捧げたい思いを、宣誓という形で表すことができました。それを心に、暮らしていくことができるのではないかなあと思っています。引き続き、祈っていきたいです。気に入った祈りもできました。Ave Maris Stellaという祈りはリズムも良くて美しい祈りです。覚えよう。さて、ミサが終わってから、奉献ミサの世話役の人が話しているのを聞きました。なんと、ある年は33日間の2日しか祈りができないまま奉献の誓いをしたとのこと。すると、周りの人も、きちんとできなかったことを告白しはじめました。「いいのよ、完璧でなくても。聖母は私たちが必要なのよ。この奉献はとてもパワフルなもので、することに意味があるんだから」と世話役の人。二日間?と、まじめな日本人の私は(←?)ちょっとびっくりしましたが、私とどこが違うというのでしょう^^;こういうのは競争でもないし、33日間みっちりできた人の方を聖母やイエス様がお喜びになるというわけでもないでしょう。今のままで良い、ただ、心から愛する心が大切なんですよね。そう、愛するといえば、こんなことがあったのです。(つづく)
2009年03月25日
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無事帰ってきました。最後の晩にホテルの両隣の部屋でパーティー騒ぎがあって、直に文句を言っちゃったり(後でだんな君に、危ないから決してそういうことをしてはいけないと言われ、初めてぞっと。)、帰りの乗り継ぎ便が、いざ離陸というときに器機の不具合で引き返し、長い間閉じこめられたりしましたが、トラブルはそれくらい。とても楽しい旅行でした。心配だったテレコも要所要所で昼寝しながらハードスケジュールをこなしてくれました。博物館群をまわり、移動に使ったバスでダウンタウン観光。だんな君のパパママとも毎晩会ったし、義理の妹一家もフィラデルフィアから出てきてくれました。その友達も混じって、赤ちゃん/子どもが6人の大パーティーに。そして、ハイライトは・・・、カリフォルニアで一緒に働いていた友人との再会でした。最後にサンディエゴで会ってから5,6年ぶりだったと思います。お互いにいろいろあってここ数年連絡も途絶えていたのですが、今回会うことができて本当によかったです。空白を埋めるべく、おしゃべりしながら町を散策。喫茶店でケーキを食べた後、ワインバーでいい時間を過ごしました。地下鉄でホテルに戻ったら12時近くでした。・・・って、テレコはどうしてたかというと、だんな君がサーカスに連れていってくれてたんです。帰ったらぐっすり寝ていました。「全然問題なかったよ」と。ありがとう、だんな君。
2009年03月24日
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あと4時間でDCに出発します。水木金土日の予定。だんな君の出張についていくのですが、前回と違ってテレコがちょろちょろする時期に入ったのでちょっと不安・・・^^;。どんな大変なことが待っているか。まあ、仕方ないですね。後で書くと思って乗り切りましょう。^^;テレコのものはパックできているのですが、私たちのものはまだ全然できていません。猫の世話は、今回は近所の男の子に頼みました。その辺も整理しなければならないし・・・。あー、また眠れないなあ。それでは、がんばって準備します。/^^;
2009年03月18日
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友人のブログでユングによる性格分析というのを紹介してもらいました。(リンク貼り直していけるようになりました) ユングによる性格分析テスト診断 やってみたら「内向直感タイプ」と出ました。良いことも弱点も書いてあったのですが、おもしろいところがあったので、 ----- 「外界の価値には関心を持たず自分の内界の価値にこだわり続ける」 「風変わりな印象」 「胡散臭い目で見られることがあるかも」 「データや客観的事実の言葉にうんざり」 ----- と極端な部分を抜き出し、 ----- ぎゃっ!^^;; ----- などとコメントを書き込んで笑っていました。 しばらくして・・・ その友人のブログにもう一度行ってみよ、っと、訪れたら、私のふざけたコメントの下に、 ----- 「いうさんとおなじでしたよ~」 ----- 「同じ「内向直感タイプ」でした」 ----- という方が二人も!! ああっ! なんでよりによってあんな所ばかり抜き出して強調してしまったんだろう。まるで後のお二方もがそうであるかのように! ごめんなさい、ごめんなさい。 ----- あの、「カンを頼りに物事を処理する力に長けて」もいるんです。 「独特のひらめきの持ち主」なんですよ。 「霊感の強い人です。物事の成り行きが自然と予測できる」って、すごいですよね^^;! ----- と、付け足すわけにも、もはやいかず! ううう。orz 後先考えないから・・・! 「わずかな事実や細部から物事を強引に結論づけてしまい、見当違いな方向へと走ってしまう」 って、その通り?(←って、また、これが同じタイプの人の目に触れたらっ!^^;;)
2009年03月17日
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さて、昨日、例の外国人カトリック会議が華々しく挙行されたのでありました。はは。実は、言い出しの中国系のフランシス、フィリピン人のアナベルと私とテレコという、こぢんまりしたスタート。ポーランド人のアンは都合がつかずお休みでした。場所は、教会オフィスの待合室・・・確かに、Waiting roomと書いてあるのですが、エレベーター前のスペースに応接セットが置いてあるというちょっと変わったせせこましい場所。でも、私にとってはとても楽しい会になりました。どうやってアメリカに来たのか、ボンカトかどうか。(*「ボンカト」友人曰く「教゛会用語」の一つで「born Catholic生まれたときからカトリック」という意味)改宗者か、伴侶はどうなっているのか、カトとしてどんな風に周囲と関わっているか、などなど話して一時間。やっぱりリラックスしてるので、他の教会ミーティングとは口数が違いました。それと、外人同士だと、相手の言ってることを上手に脳内補完することができるので、会話がスムーズに進むんですよね。フランシスとアナベルの話もとてもおもしろく、機会があったら書きたいなと思っています。良い会だな、人が増えると良いな、と思いつつ、テレコももぞもぞしてきたし失礼しようかというころ、「じゃあ、そろそろ本題に入りましょう」と。本題・・・?「どういうミッションにしましょうか」「まず、どういう人達にむけるかということだよね」・・・え?と思いながら、しばらく様子を見ること数分。「ここにいい人がいる。イウは外国出身の改宗者だから、そのときのことがよくわかるはずだし」なんと、フランシスとアナベルは、この会を近隣の外国人にむけて大きく働きかける教会のミッションにしたい、という考えなのでした。そんなこと聞いてないよ、と思いましたが、話には流れってものがあるし、「そうだねー」なんて答えながら、話はどんどん大きくなる・・・。折しもテレコがもぞもぞし始め、「おいのい(おいのり)する!おいのい、行く!」とチャペルに向かうので、会堂やチャペルの方と行ったり来たりしながらの話し合い参加になってしまいました。待合室に戻る度に、「近所の2大学に働きかける」「民族コミュニティーと連携をとる」「大学チャプレンの神父さんにスピリチュアル・ディレクターになってもらう」・・・、と、聞こえてきます。「大ミッションよ!私たちには使命があるんだから!」と、おおいに盛り上がるフランシス。「じゃあ、イウ、ファーザー・ジョーと、連絡とってくれる?」あの・・・、もう少し具体的になってからの方が良いんじゃないでしょうか?「そうね。じゃあ、今日の話し合いまとめておくから、また何かあったら付け加えてね」ということで、会は終わりました。「バイバーイ!」と上機嫌のテレコの手を引きながら、「私もスタッフかよ・・・」という思いが渦巻く土曜の午後なのでした。
2009年03月15日
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トップの写真です。2年前に買った羊毛を、細切れの時間を見つけてはくるくる紡いでいました。写真の糸の巻き付いているこまは自作です。まだ羊毛は半分残っているのですが、ある程度撚ったものができたので、2本をさらに撚り合わせて編み物ができる毛糸にしました。ぽこぽこですけど、かわいい。後半分もがんばって紡いでしまおう。(実はこの間新しい羊毛を買ってしまったので・・・。新しいものに取りかかりたいと、遅れているものの作業が進みます^^;)この紫の糸は、次の冬のテレコ帽子&ジャケットになる予定。できるかなあ・・・。
2009年03月14日
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中国人のフランシスから電話。前から計画していた外国人カトリック会議を土曜日に決行するとの連絡!って、あはは、おおげさ^^;。いえ、実は、バイブルスタディーなんかでも外国出身の私たちにはなんだかなーな時があって、それはそれで大事なんだけど、外国出身者の集まりがあっても良いね、ってことを話していたんです。とりあえず一回集まって、信仰について話してみようということになっています。どんな会にしていくかは、それから考えることに。今のところ、フランシスと私。それからフィリピンとポーランドからの人でスタートです。よしっ!
2009年03月10日
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こんなのを買って喜んでいる私ですよ。^^隣町まで20分車を走らせて、カトリック書店へ。思っていたより安かったので2セット買って、英語版と日本語版、両方に貼りました。うしし。ぱらぱらめくって喜んでいます。←読め!
2009年03月06日
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<運動の時間>母 「ダンスさせるのに、『リッキー・マーティン』がいいかなあ」テレコ 「みっきーまーぅすぅ!」<朝ご飯>母 「いただきまーす」父 「いただきまーす」テレコ 「みっきーまーぅすぅ!」<見送り>母 「いってらっしゃーい」父 「いってきまーす」テレコ 「みっきーまーぅすぅ!」・・・テレコは座布団三枚重ねた上に座ってます。(ブースターシートの代わりにもなって良いし^^;)
2009年03月02日
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