つづき・1
例えば、
[退職後の生活費]
(退職金や貯蓄が幾ら有るか)
(年金はどれ位)
(税金に付いて)
(どの程度の暮らしをするか)
(年金の他に収入があるか)
[退職後の生活スタイル]
(一日のスケジュールを考える)
朝起きたら・・・・・・十時から・・・・・・昼から・・・・・・
(一週間のスケジュールを考える)
月曜～金曜は・・・・・・土日は・・・・・・・
・・・・・・の中身は自分でやりたい事や出来る事を入れて行けば
計画表を作ることが出来ます。
例えば、朝起きて一時間ぐらい散歩してから食事、その後は新聞テレビを
見た後、パソコンの練習とか絵描く又は囲碁将棋などをする、午後からは
スポーツをするとか、ボランティアーとかその気になれば沢山あります。
計画を立てたらあとは実行するだけです、そうすれば退屈は無くなり、
毎日目標に向って進む事が出来ます、毎日家に居てブラブラしていると妻に、
「あなた邪魔だから何処かに行ってよ」とか
「家の手伝いをしてよ」
など言われかねないので、是非退職後の生活設計を今のうちから立てて実行
して下さい。
誰でも遊んで暮らしたいと思いますが、中々そうは行かないのが人生です、
よく言われる事ですが、上を見たら限が無く、下を見ても限が無いと言われる
ように、人にはそれぞれ、独り一人皆違った暮らしや人生があり、夢が有る
はずですが、自分に合った、無理をしない計画を立てる事が大切です。
とは言っても中々今の生活スタイルを変えることは、中々難しい事かも
知れませんが、定年退職した後には必ず、今の生活スタイルとは違った暮らし
が待っているはずです、今のままの生活スタイルを続けられる人達は僅かでは
無いでしょうか、大部分の人達は否応なく変えなければ、穏やかな暮らしは
出来ないのではないでしょうか。
何事も早めに準備しておいた方が、何かと有利なはずです、時間的ゆとりが
有ると、退職後の生活プランの見直しも出来ます、見直す事によって足りない
所を補充して、要らない所を削除してより良いプランを立てる事が出来ます、
計画の中には時間的な余裕が必要な事も有るはずです、退職後の生活プランを
立てるのは、早ければ早いほど良いはずです。
併しながらいざプランを立てるとなると、どんなプランを立てたらいいか、
中々実感として思い浮かばない人達も要ると思います。そんな人達は、先ず
自分自身を分析して、自分はどんな性格なのか、どんな特徴を持っているか、
どんな欠点が有るか、良い所はどんな所かなどを良く考えて、自分自身を良く
見つめ直す事が大切な事ではないでしょうか。それと同じ位大切な事は、家族
の事も良く分からなければ、良い生活プランを立てる事は出来ません。
今までずっと言いたくても、言えないで居た事や我慢をして来た事や、
今まで遣って来て、何も言われなかったが、これからも続けていいかどうか、
今一度考えて見る事が大切である。家族が我慢をして要るかも知れません、
全てに措いて良く見詰め直す事が必要です。
家族内でここを直して欲しい、これを止めて欲しい、こうして欲しいなど
改善して欲しい事に付いて、話し合いをして見る事が必要ではないか。
話し合いだと感情的になって、上手く行かないと言う人達は、箇条書きにして
文章にして見たら如何だろうか、文章にする時は相手を非難したり命令的に
なってはいけない。
「タバコを止めて欲しい、止められなければ、本数を減らして欲しい」
「お酒は楽しく飲んで欲しい、出来るだけ休肝日を作って欲しい」
「ギャンブルを止めて欲しい、やるのなら自分の小遣いの範囲でして欲しい」
「家事の手伝いをして欲しい、出来る物で良いから手伝って欲しい」
「金のかかる趣味は止めて欲しい、これ以上広げないで欲しい」
「一緒に出掛けて欲しい」
「度派手な格好をしないで欲しい、派手でも品の有る物にして欲しい」
「一緒に出来る趣味を作って欲しい」
夫婦家族にとってはまだまだ沢山の事や、その家族独特の事も、その家族
だけにしか分からない問題も有ると思いますが、いずれにしても相手が常日頃
どんな事を考えて、どんな事を望んでいるかを知ることが大切です、
それによって今まで気付かなかった事も、分かる事が出来ます。
「こんな事を考えていたのか」
「そんな風に思っていたのか」
「そんな事考えても居なかった」
「そんなにつらい思いをさせていたのか」など本人にとっては思いも及ばない
事が分かるかも知れません。
つづく
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