歴史小説が好きな爺のHP,

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つづき・6



 直してもらいたい事や不満に思っている事の一つや二つは誰でも有ると
おもいます。
「私の直して欲しい事が有る?」と言う一言から自己改革・改造が始まる。
「如何したの?気持ちが悪い」と言われる人も居るかも知れませんが、其処で
止めてしまっては、何にも無くなって仕舞いますので、
「私は退職後の事を考えているのだ」と言ったら必ず妻も真面目になって
それ以後は積極的に夫の改造に取り掛かると思います。
 大切な事は夫のやる気なのです、それと退職後の生活に対しての認識の
甘さが大きな問題です。

多くの人達は何とか成ると思っていると思いますが、現実は皆さんが
考えている程甘くは無いと思います。
 若い時の我武者羅なパワーや怖いもの知らずの行動は、今は取れないと
思います、これからのやり直しは大変な事である。

老後のより良い生活を望むなら、退職後の生活の現実をもっと実感として
分かる努力と体験が必要で有ると共に、認識の甘さを改めなければいけない。

 今迄の暮らしの中でそれ程好きでもないのに、習慣的に成っていて、
ずるずるとおこなって来た事が有りませんか、良く考えて分析して見て下さい
どうも隋性で遣っていた、と言う事が有ったら今が見直し時です。

 止められる事が有ったら止めて、少なくする事が有ったら少なくする
チャンスです。
 会社帰りに毎日のように一杯遣っている人、如何して毎日外で飲む
のでしょうか。

言い訳は色々有るでしょうが、果たしてそれらの言い訳が、納得が得られる
でしょうか、自分勝手な言い訳に成っていませんか、家で飲んだ方が安上がり
です、こう言うと沢山の人の反対意見が上がるでしょう。

 家と飲み屋では雰囲気がまるで違う、家では味気ない、若い娘がいないと
詰らない、友達と飲むから美味いのだ等マダマダ沢山の意見が有るとは
思いますが、何も毎日家出飲めとは言いません。

 自分の小遣いの範囲で出来るのなら構いませんが、家計に響くのであれば
何日かは家で飲むようにして、妻に負担を掛けない様に協力する事も大切な
事です。
 家出飲んでも楽しく美味く飲める工夫をすれば良い、それには夫婦両方の
協力と努力が必要で有る。

夫は妻の料理を褒めて適度のお喋りをして、朗らかに飲む、妻は料理の
腕を上げる工夫と努力をして、あまりガミガミ小言を言わないで笑顔でお酌を
してやる。

 ストレス解消の為に飲むのなら、妻にもストレスは有ります、だから
たまには妻と一緒に飲みに出かけるのも大切な事です。
 休日の自分の家での行動を思い浮かべて見て下さい、自分で出来るのに
妻に遣らせていませんか?しかも当たり前のように、その言い訳として大抵の
場合「俺は会社で働いているのだから、休日はのんびりしたい」と。

 しかし妻には休日は有りません、毎日休むことなく働いて居る事を忘れないで欲しい。
一見簡単そうに見える事の方が、いざ自分で遣って見ると、中々思う様に
行かない事の方が多いはずです。だから「家事なんか会社の仕事に
比べたら楽なもの」なんて言わない事です、そんな事を言ったらたちまち妻の反撃に遭うはずです。

 その場になったら考えれば良いとか、その場になったら遣るという人も
居るでしょうが、出来る人ならそれでも良いが、そうでない人は前以って
計画したり考えたりした方が、絶対有利な筈です。

 急に「挨拶をしてくれ」と言われても中々上手く出来ないのが普通です、
急にその場で指名されて、素晴らしい挨拶の出来る人は多くは無い筈です。
大抵の人はやっとの思いで挨拶をし、下手をするととんだ恥を掻く事に
成りかねない。このように成らない為には予め準備や心積もりをして置くと
其れなりの成果を得る事が出来るはずです。

 これらの事からも分かる様に、予め準備をしておく事は大変大切な事です、
だから退職後の生活の事を今から考えておく事は、先に行って慌てなくて
済むし、予習する事によって徐々に退職後の生活が実感として分かってくる
筈です、そうする事により現実的な生活プランを立てる事が出来ます。
          つづく





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