歴史小説が好きな爺のHP,

歴史小説が好きな爺のHP,

つづき・11


すか、「面倒は嫌」「すぐに結果が欲しい」分らん事も無いが、それでは上手く進まない事が沢山有る事も知って欲しい、何となく此処まで来て見て、たいした事も無く来られたからと言って、是からも平穏無事で過ごせるとは限らない。

気を付けなければいけないのはむしろ是からの生活ではないでしょうか、
仕事が有る内は、今までの惰性で行けるかも知れないが、仕事が無くなってしまうと、新たなエネルギーが必要になる、上手く充電出来ないと途中で、
エンストに成ってしまう、それぞれの人によって充電するエネルギーの種類や量、充電の仕方も色々でしょうが、自分に合った種類や量や方法を確かめて充分な準備を今から始める事が必要ではないでしょうか。

自分に合ったエネルギーを見付けたり充電の仕方を探したりは簡単な事では
ないと思うが、手抜きをしてしまうと後で苦労をします、もう既に九十、百歳までのエネルギーの確保や目途が付いている人は別ですが、ほとんどの人は
只今検討中か、始めたばかりではないでしょうか、中には充電無しで生涯を
終えられると高を括っている人もいるでしょう。

どんな一生を過ごそうと、その人の自由では有るが、決して独りでは活きてはいけない事を悟るべきです、自分では意識をしていなくても何処かで必ず
誰かと関わり合っているのだから、お互いに助け合って励まし合って、
素直に生きていくのが何よりではないでしょうか。

どの路を選んでも妻(夫)や家族がいる場合は独りで暮らして行く訳には行かないから、皆で仲良く暮らして行く工夫を考える事が大事な事です。

前にも述べた様にどうしたら、上手く暮らして行けるかが問題で解答も人其々に拠って違って来るので、是だという答えも中々見付け出すのも大変な仕事かも知れません、兎に角大切な事は「自分の事を知る」事と「謙虚な気持ち」に成る事です、其れが出来れば自ずと答えが出て来る筈です。

是が出来ない人はどうしたら云いか、一番知りたい事は「如何したら出来る
様になるか」が知りたい事でしょうが是が又難しい問題です、直ぐに出来る様では誰でも皆幸せな暮らしが出来ます、それが出来ないから、悩んだり、
いさかいをしたり、諦めたり、投げ出したりする為に、中々いい方向に向かわないのでしょう。

解決の為の特効薬はありません、地道にコツコツと続ける事が何よりの解決
方法ですが、それが出来ないと言う人達の事が一番心配です、如何したら目先の事だけを考えずに、先々の事も考えて行動する事が出来るように成る為には
どうしたら良いか、たいていの人は「面倒くさい」と言いますがそんな人でも自分の好きな事に対しては、結構まめにコツコツ遣る者です、いかにやる気を起こすかが重要です、やる気を出させるにもその人の、個性や性格似よって
違って来るので、相手の性格や癖を良く掴んで以下にしたらやる気を出させて尚且つ続けさせる事が出来るかです。

「煽てる」
「叱咤激励」
「哀願」
「強制」
「突き放す」

これ等の事を組み合わせて対処して根気よく続ければ出来るのではないかと
思います、根気よく続ける事は大変な努力と苦痛を伴うかも知れない、
相手にだけ求めては行けません、こちら側の協力と努力も不可欠な事です。

今の生活で満足していても、この満足が将来も続く保障は有りません、此のまま惰性でいいと思っている人も要るかも知れないが、惰性は何時か止まります、止まらない為には時々弾みを付けてやる事が必要です、弾みを付けるには、
好きな事ばかりをしていては、良い弾みは付きませんし脇道に反れたり暴走したりして、修正するのに余計な労力と無駄な金銭が掛かります。

これ等の事を考えたらたまに遣る面倒な事なんか、差ほどの事でもない筈、
面倒な事は始めの内だけで慣れて来ると、面倒臭いとは思わなくなるものです、
始めから遣る物だと思ってやると、それ程面倒臭さも無く遣って来た筈です、今まで楽をして来たり手順が増えたりすると、面倒だと思だけです、どんな
面倒な事でも嫌な事でも誰かが遣るのです、その人の事を考えた事が有りますか、その人が妻(夫)や家族だったら如何しますか、だからたまには家事の
手伝いや、やめて欲しいと言われている事を、少しでも無くす様に努力する
事が大事な事です。

「俺は俺流でやるのだ、他人にとやかく言われる筋合いが無い」という人もいると思うがそれはそれで良いと思うが、人生をどの様に考え解釈しているかに似よってとる行動も違って来ると思う。

法律に触れなければ何をしてもいいという考えの人もいるでしょう、確かに
そうですが果たしてそれで良いでしょうか、何故なら法律は万全ではないからです、不備な所が沢山有るからです、いわゆる法の網を潜り抜ける事をしていても罰しる事が出来ないのが法律です、法の網目を小さくすると潜り抜ける人は少なくなるが、小さくすればするほど事務手続きや監視体制のチェクに掛かる時間や経費が大きくなり税金の無駄遣いになり兼ねないのである程度の
網目より小さくは出来ない。

我々も時として網目を潜りたくなるが、何の為に法律が有るか考え直す時ではないでしょうか、「法の精神」を考えて見るべきです、納税を例に採って考えると分りやすいと思う、所得の少ない人や扶養家族の多い人は所得税が掛か
らないか、掛かっても僅かですが高額所得の人は高額の所得税を納めなければ行けません、問題は高額所得が有りながら低額の所得税で済ます人達です。

それこそ、あの手この手を使い、法の網を潜り抜けてしまい、本来ならば
当然払うべき税金を逃れてしまう、特別な才能や技能を持っている人達が高額な所得を得るのは当然ですが、又高額の納税も当然です。起業家、プロスポーツ選手、歌手、タレント等のトップクラスの人達は、一般のサラリーマンの生涯所得を僅かの年数で稼いでしまう、如何してなのだろうか?この人達に
一般サラリーマンや労働者の仕事が勤まるだろうか?四十年、五十年真面目に
一生懸命働いて来ても、高が知れた退職金より手に入らないのは如何してなのだろうか? 四十年、五十年真面目に一生懸命働き続ける事は、特別な能力では
ないだろうか!平凡な労働者やサラリーマンがいなければ、世の中の機能が
ストップしてしまうのに、如何してこの人達の評価が低いのだろうか?
不思議な事や不公平な事が多い世の中では、真面目に生きている人が馬鹿を
見る。

愚痴を言っても始まらない、兎角この世はまま成らないが、立ち止まる訳
には、行かない、立ち止まってしまうと置いて行かれるばかりです、辛くとも頑張って付いていく事が大事な事です。人間辛いとつい楽をしたくなる者ですが、辛いからといって何時も休んだり、楽をしたりしていては何時まで経っても強くは成れません、まして周りに甘やかす人や直ぐに手を貸してやる人が居たら尚更です、人生の厳しさを身に沁みて判らせなければその人の平穏な暮らしは望めません。

如何したら平穏な暮らしが出来るか! 一言で言うと「努力と我慢」と言うと、
なんだか、惨めでストレスが溜まりそうに思うかも知れないが、誰でも「努力
と我慢」を日常的にやっていた筈ですし、解釈の仕方によっては、やる気や
希望が見えて来ます、「俺はこんなにも努力をして来たのだからきっと出来る」「私はこんな我慢もしてきたのだから、どんな我慢でも出来る」とか何事に置いても裏表、正逆、天地、前後のように見る方向によってはまるで違うものに見える場合も有ります。

人生一方向からだけでは見誤る事になり兼ねないので、多方向から良く見て
普段見えない所ほど良く見詰めて、どんな姿形かよくよく確認して置く必要
がある。如何したら自分を変えていく事が出来るか、色々な事やちょっとした事でも変わる場合が有りますが、私が薦めるのは読書です、どんな種類の本でも同じと思いますが、私が薦めるのは歴史小説です、同じ人物でも作者や視点が換わるとまるで違う性格になります、善人になったり悪人になったり
又は破壊者になったり創造者になったりします。

私達も同じ事です一面だけ見て判断すると大きな間違いを起こす原因になります、いい意味でも悪い意味でも、その人の持っている素晴らしい技術や才能
を見過ごしてしまい、活用したり伸ばして上げたり出来ないのは実に勿体ない事です、逆にその人の持っている、いい加減さや嘘つき無責任さを見抜く事が出来なければ災いの元になるでしょう。

有名な歴史上の人物については色々な作者が書いているので読み比べて見る
事もいい勉強になります。実際に私が読んで参考になったり訓えられたりした本を幾つか挙げて見ますので是非読んで見て下さい、吉川英治の「私本太平記」と山岡荘八の「新太平記」は共に後醍醐天皇と足利尊氏について書いたもの
ですが視点の違いが良く判る本です、山岡荘八の「徳川家康」は人の使い方、
上下関係の付き合い方や経済、外交、情報収集の大事さ等色々勉強になる事がいっぱい有りますが、何しろ長編小説なので、読み切るのが大変ですので、
時間的余裕のある人かコツコツと根気よく続けられる人に薦めます。

海音寺潮五郎の「孫子」吉川英治の「三国志」宮城谷昌光の「介子推」「晏子」「重耳」「太公望」司馬遼太郎の「項羽と劉邦」等まだまだ沢山の本が有りますが、いずれの本も教えられる事が沢山有りますので、是非読んで人生の手助けや参考にして下さい。

手柄を立てても認めてもらえない人、目的達成の為にはどんな屈辱や
苦労にも耐え続ける人、口先だけで立身出世しても必ず破滅してしまう人、
絶好調で上り坂なのに潔く職を辞する人、滅び行くと知りつつ義侠を貫く人、偏った才能の為に活かしきれない人、時代をよめずに衰退していく人、
一度掴んだ権力や地位を護るためにはどんな卑怯な事や嘘も平気で付く人、
善人、悪人、名君、暴君、策士、軍師、賢臣、佞臣など多士済々な人物が登場してきます。

成功した人は勿論の事、失敗した人達からも多くの教訓が得られます、出来れば二度読む事を薦めます、一度目には気が付かなかった事でも、二度目には気が付く事や理解度が上がり、より良く感じる物が有る筈です。

家族同士のコミュニケーションを図る時や、喧嘩をした後の仲直りの仕方や
対人関係で友好的な状態を続けるにはどうしたら良いか等、身近な問題に照らし合せて考える時には大変に参考になります、人や本などから具体的な事を
教えてもらう事も一つの方法ですが、自分自身で考えて解決して行く事がより大切な事です、何時も頼れる人が側にいるとは限りません、むしろ自分一人で解決をしなければ行けない方が多い筈です。

その為には他人に頼らず自分で解決して行く訓練や努力が必要です、
本の中に解決する為の手懸かりが必ずあります、どの手懸かりをどのように
使うか、それは貴方次第です、自分の能力に合った方法を使わないと、悪化させてしまうかも知れませんのでよく考えて、無理や性急な行動は謹んで、
地道な道を進むのが一番の早道です、それでも直接的で具体的な解決方法を
知りたいのが人情です、どうしたら良いでしょうか?

夫婦喧嘩の仲直りをするにも色々な方法があると思いますし、性格によって
も違って来るでしょうから、相手の性格と自分の性格の相性をよく考えた上で行動にして下さい、謝ることが出来る人はたとえ自分が悪くなくとも、
取り敢えず謝ると、その後の話し合いが穏やかになり、話し合いで仲直りが出来る可能性が出て来ます、性格によっては、謝りたいと思っていても言葉に出す事が出来ない人もいるので、相手の気持ちを察して語気を弱めて余り相手を
追い込む事を避ける事も大事な解決の糸口になります。

プライドの高い人には自尊心をくすぐるような事をすると良い、頭から反対をしたら必ず衝突してしまいますから、嫌な事や反対する事でも「確かにあなたの言うとおり」と相手を立てておいてから少しずつ修正案として、「私はこんな事もして見たいので、何とか成らないか努力して欲しいの」とか「それはとても私には出来そうにも無いから、出来ればはずして欲しい」とか優しく甘えるように言えば衝突する事は無い筈です。

この様にして自分の主張を上手く取り込んでいけば、相手のプライドを、傷付けずに自分の望みが叶う事が出来ます、何事に於いても駆け引きが大切です! 
引いたり押したり、煽てたり叱咤したり、下手に出たり、高飛車に出たりして相手にやる気を、出させる事が一番大切な事です、幾ら周りが頑張っても本人がその気にならなければ始まりませんから。

やる気が出たら後は如何に続けられるか続けさせるかが問題です、自分から進んでやる人に関しては大して問題は無いが、そうでなはないあまり乗り気でない事をするときには周りの人達の注目や激励が必要です。

スポーツのトレーニングの時に誰も居ない所で、一人で練習すると如何しても怠けたり手を抜いたりしてしまうが、観客が大勢いると一生懸命頑張る、これと同じ事で周りの人達が何時でも注目していると思わせる事が大切な事です、
回りの人達も其れなりの努力と激励が必要です、目的達成の為にも是非協力をして下さい。

協力の仕方によっては思わぬ成果が出て来るかも知れませんし、逆効果に
為るかも知れませんので、協力する側でもよく勉強をする事が大切です。

十年以上一緒に暮らしていると相手の性格や癖などが大体分かる筈ですので、
それらの事を上手く利用して対処しましょう。こんな事をしたら喜ぶ、怒る、家を出て行く、泣く、調子に乗る、普段遣らない事を遣る等、色々な行動を
起こす筈ですので、それらの事をよく考え合わせて上手くやる気を起こさせて下さい、やる気さえ出せば後は黙って見ていても、一人だけでやりとうす事が出来る人もいるでしょうが、そうでない人には良く注意を払って怠けたり、
手を抜ぬいたりしない様に、励ましたり叱ったり時には手を貸してあげたりして続けさせて、遣り遂げたときの達成感を覚えさせる事が大切な事です。

歴史小説を読んで、自分の悩みや進むべき道を択ぶときの、手助けになる事
もその一つですが、その他にも普段何気なく使っている、言葉や諺の語源を
知る事が出来ます、おそらく皆さんが必ず使った事の有ると思う言葉で「完璧」という言葉が有りますがこの言葉の語源を知っている人は少ないと思います、
「諺」その事だけでも困った時や悩んだ時の手助けになります、「諺」には
たいてい反対の「諺」も有りますのでどちらの「諺」を参考にするかはあなた次第。

参考までに二、三の例を挙げます。

「君子危うきに近寄らず」-「虎穴に入らずん場虎子を得ず」
「先んずれば人を制す」-「急いては事を仕損ずる」
「早起きは三文の徳」-「果報は寝て待て」、調べるとまだまだ沢山あります。

因みに「完璧」の語源は趙の国に有る「和子の璧」(かしのへき)という宝玉を
秦の昭王が国力を笠にして強奪に等しいような事で手に入れ様とした時、趙の
智勇兼ね備えた藺相如が死を賭して昭王と対峙して無事に壁を完うし、持ち帰った事に由来するそうです。

本を読むのは面倒くさいという人もいるでしょうが、そう言う人にこそ本を読む事を薦めます、始めは自分の興味のあるジャンルの本から始めて、
読む事が苦にならない様に、読み癖を付けるように努力して見て下さい。

本を読む事は想像力を高めて、物事の整理や整頓をして順序立てて考える
能力を増し創造力も出てくると思います、これ等の能力が付けば今迄は漠然と
過ごして来たことも、此の儘で進めばどうなるか、理解出来る様になると思います、此の儘では老後の事が心配だと思う人は改善に向けて直ぐにそれなりの
手を打ち実行に移して、此の儘でも良いという人でも拠り良い環境を求めて改良して行く努力が必要であると思う。

人間は如何しても「楽な方へ、楽な方へ」と向いてしまいがちですが時々は、
面倒くさい事や嫌な事でもちゃんと、遣り遂げる事をして置かなければいざと言うときに対応出来なくなります。

車の運転免許証を収得する為に教習所に通い始めた頃を思い出して下さい、
初めてハンドルを握ったときには上手く運転が出来なかった筈です、クラッチの切り方が上手く出来ずにエンストを起こしたりコースをはみ出したりした筈です、それでも殆どの人が、早いか遅いかの違いがあっても免許証を取る事が出来た筈です。

仕事や家庭の事に関しても是と同じ事です、諦めないで頑張れば出来る
筈です、途中で諦めない事です、もう少し頑張れば出来るのに、目に見える
結果がないと如何しても、諦めたりやる気を無くしたりしてしまいがちですが、もう一歩先に有るかも知れないし、この山を越えれば急速に進歩するかも
知れないのです、此処で諦めてしまっては如何にも勿体無い事です、辛くとも後一歩、後一歩が大切です、その積み重ねが目的達成に、繋がって行くのですから、誰の為でもない自分の為なのだから頑張って最後まで諦めずに続ける
努力と勇気を持って欲しい。

些細な事でもその時の精神状態に因っては大喧嘩にもなるし、又非常にショックな事でも上手く話し合える時も有る、余り神経質に為っても行けないが、逆に無神経過ぎても、相手の其の時の気持ちが分らずに、適切な対応が
出来なくて、喧嘩になったり相手に失望を与えたりしてしまいますので、
時々は妻(夫)の行動や仕草に注意を払い、もっと関心を持つべきです、そうする事によって、いつ話しを切り出したら良いかの、タイミングが分って来ると
思います。

車の運転と同じで、ブレーキを掛けるタイミングを間違えれば、事故に繋が
ります、曲がるべき所で曲がらなければ、目的地には着けません、目的地に着く事だけを考えてスピードを出し過ぎると、周りにも迷惑を掛けるし、
自分自身も怪我をする事になり兼ねない、又反対に遅すぎても周りに迷惑を掛けるし時間までに到着出来なくなるので、それぞれに自分の体力や性格を考え、
ルールの中で自分に合った道やスピードを択んで進んで下さい、途中での休憩や途中下車しての、気分転換をするくらいの余裕を持って、進みたいものです、途中での楽しみが有れば尚更いい事です、励みにもなるしやる気も湧いて来るはずです。

問題は前に述べた様に如何にして夫(妻)に、妻(夫)の不満や直して欲しい事を
伝えて、それらの事を解消改善して行けるかです、それには先ず相手に問題の
重要性や深刻さを充分に理解させる事が大切ですが、如何したら相手に理解
させるかが又一苦労でしょうが、頑張って理解させなくては平穏で幸福な生活は望めません、言葉で理解を求めても直ぐに理解してくれる人なら良いが、
話し下手な人では中々相手に、言いたい事が伝わらなくて苦労をするでしょう。

相手に理解して欲しいテーマに付いての、映像や図書があれば是を見せる事
により理解度は飛躍的に上がると思いますので、それらの映像や図書を探して
来て相手に見せるのも一つの手段ですが、個人的な小さな(本人にとっては大きな問題) 事についての映像や図書は無いと思うので自分達で解決して行くより
手は無いと思う。

家庭内での揉め事で一番多いのは何ですか?金銭、子供、趣味、浮気、嫉妬、
無神経、癖、我が儘、無責任、実家、冠婚葬祭、仕事、健康に付いて等、色々と有るとは思いますが、一度にあまり持ち出すと、新たな揉め事になります
ので、是だけは是非にも改善して欲しいと思う物だけに的を絞って努力させて、
目的達成に向けてお互いに努力する事が大切です。

癖にも色々な癖があります、自分では全く気が付いていない癖や、直したい
と思っているが中々直せない癖、他人に嫌われる癖など沢山の癖が有りますが、特に妻(夫)や家族に嫌がられている癖は直したほうが良い、夫婦関係が良好で
ない時にはその癖に、苛立や嫌悪さえ感じる事が有る筈です、中には全く気が付いていない人も、いると思いますので、取り敢えずどんな癖が有るか相手に教える事が必要です、中には割合簡単に直る癖も有ると思います、
それは自分で気付いていない癖で本人が嫌だと思う癖です。

私が若い時には内股で歩いていたらしいが、自分では全く気が付いていませ
んでした、ある時に友達から「お前は随分内股で歩いているな」と言はれて、
初めて自分が内股で歩いていた事がわかりました、自分自身では男らしいと
思っていたので、内股で歩いていたなんてとても恥ずかしかったので、
それ以後常に歩き方に気を付けていたので、いつの間にか内股で歩くのが直っていました。

もう一つ自分で気が付かないで歩いていたのは、やや猫背で歩いていた事です、これも注意されて分りました、自分は身長が小さいのですこしでも大きく見せたくて、其れからは出来るだけ胸を張って、歩く様にしていたら猫背も
殆ど無くなりました。
この様に自分で嫌だと思う癖で気が付かないでいる癖もありますので教えてあげる事が必要です、本当に自分で直したいと思う癖ならば、常に其処に神経が行く筈です、又注意力が少し足りない人でも周りの人達が常に注意を、
してあげれば直ると思います。

今までは気にならなかった癖でも、嫌いになった相手の癖だと、いちいち気になり出してとても我慢が出来なくなります、ですから今まで何も言われなかったと言って安心していると、思いも因らぬ破目に遭いますので普段から、
夫婦の仲は円満にして置いて、注意された事は聞き流さずに、心に留め置いて、出来る事は面倒がらずに遣る習慣を付ける事です、どうせ遣るのなら早めに
積極的に遣った方が上手く行く筈です。

だらだらと遣っていると、時間が長く感じたり失敗したりしますので、
良く認識して努力する事が大切です。禁酒禁煙や薬物に関しての映像や小冊子等は、最寄りの保健所や市役所警察に相談すると良いでしょう、長年タバコを吸っている人の肺の中の写真や映像を見たことが有りますか?
きっと気持ちが悪くなります、アルコール依存症や薬物依存症の人達が
禁断症状になった時の、苦しさを知っていますか?そうなってからでは元に戻すのは並大抵の努力では元に戻す事は出来ません。

そうならない様にするには、普段の行動と認識が正常であれば、それ程難し
い事ではない筈です、私も三十年間程タバコを吸って来ましたが、禁煙して
五年近くなります、漠然とですが十五年程前から、禁煙しようかなという思いは有りましたが、中々実行するまでの、きっかけと言うか、決心が付きかねて
いましたが四~五年前から、私の吸うタバコの煙で妻が咳き込んで、噎せる様になってしまい、妻の健康を考えた時に禁煙をすると言う、決心が湧いて
来ました。

偶然にも買い置きも無くなりその箱の最後の一本に火を点けた時に
「よし!この一本でタバコを止める」と言う強い決心が湧いて来ました、
その時の一本は会社で十時の休憩に吸った一本でした、自分の決心を奮い立たせ、持続させる為に、退社後帰宅して直ぐ妻に禁煙の宣言をして実行を始めました。
最初の頃は休憩時間に、手持ちぶたさや、間の持ち方が悪くて、苦労をしま
したが妻の為、妻が喜ぶと思うと我慢が出来ました。

この様に相手の事を考えて、喜ぶ事(我儘は駄目)をして上げる事は、
相手にとっては勿論の事、自分に取っても良い事です。
然しながら現実には中々この様に上手くは行かないかも知れません、私が禁煙出来たのは、喫煙が自分だけでなく、周りの人達にも悪影響を
与えていると言う認識があり、現実として妻に悪影響が出始めて、
目に見えて来たからです、人間は頭で分っていても、
現実として目に見えないと、中々実感として理解が出来ないものです。

私は飲酒をしますが禁酒はとても出来そうも有りません、禁煙が割合と簡単
に出来たので禁酒も努力すれば出来そうですが、中々そうは行きません、晩酌が習慣に為っている、飲んでも周りの人達に迷惑を掛けない、適量以上は飲まない、これらの事も有るが何よりもビールが大好きなために禁酒をすると言う
気持ちが起きない為です。

この二つの事を比べて見て分る事は、止めると言う強い決意がなければ出来ないという事です、強い決心や決意が有れば、殆どの事が出来ます、問題は
如何したら強い決意や決心を持たせる事が出来るかに有ります、事の重大さを説明しても理解しない人や、理解してもやる気をまるで出さない人達に付いては諦めて、其れなりの決断で臨むのが良いでしょう。

どんな苦労をしても、この人と一緒にいるだけでも幸せと言う人は別ですが、
今迄に散々に苦労や我慢をして来た人は、もうそろそろ自分の意見や主張を通して貰い、日頃の不満や不平を解消して貰う努力を、相手に要求するべきです、要求を頭から撥ね付け、話し合う余地さえも無いような人は、この先望み有りませんので、綺麗さっぱり諦めて自分の幸せを作る道に進んだ方が良いです。

実行する事は難しいが、それなりの努力や話し合いを持つ事が出来る人なら
ばまだ可能性があります、後は貴方の覚悟と気持ち次第です、妥協をする事の
出来ない人が稀に折れると、その効果は大きいです、優しい言葉を掛けることが出来ない人が、たまに優しい言葉を掛けてやると、やはりその効果は大きいのです。この事を有効に大いに活用すれば、夫婦間の溝や家族の溝を埋めるのに役立ちます、夫(妻)のやる気を引き出すのにも活用できます。

其々の家庭の事情や個々の性格によって、違いが出てくると思いますので自分たちで考え応用して自分達に合った、方法を考え出す事が大きな進歩に繋がりますので、諦めずに頑張って努力を続けて下さい。

全ての人に当て嵌まる解決方法など有りません、機械はマニュアル通りに動きますが、夫婦関係はマニュアル通りには行きません、外見は似ていても中身が全然違う場合が多いからです、自分達の状況に似かよったマニュアルを
見付けて、それを参考にして、依り自分達に適する様に改正して使い易く、
実行可能なマニュアルにして実践する事です。

冠婚葬祭に付いても妻の実家、夫の実家の習慣や風習の違いから来る意見の
違いが有り、それから起きる疑問や不満により、対立してしまい喧嘩の原因になります、嫉妬心や猜疑心が強くても、夫婦間では溝を作る要因になります、適度の嫉妬は潤滑油やカンフル剤になりますが、過度の嫉妬心は二人の間に溝を作る事になります。

中には嫉妬心が強ければ強いほど愛情も強いと勘違いをしている人がいます、
是は自分本位の愛情表現で、自分が満足すれば相手が、迷惑しても構わない
という人です、こういう人は若しかして相手の愛情に対して自信がもてない人かも知れません、新婚の間なら自分の行動をいちいち干渉されても愛情ゆえの干渉と取れるが、五年、十年経ってもいちいち干渉されると自分は信用されていないのかと思い、お互いの信頼関係にヒビが入りますので焼き餅も程々にして置かなければ厄介な事になります。

 妻(夫)の数年、十数年振りのクラス会にも出席させない様な、嫉妬心の強い
人は考えを改めなければいけません、先ず自分自身の事を考えて下さい、数年
振りに会った同姓は勿論の事、異性の人との会話が弾むと、どんなに楽しかったか、異性との会話が弾んだからと言って妻(夫)に対しての愛情は些かも変わりは無かった筈です、駄々久し振りに会えた嬉しさに話が弾んだだけの筈です。

この様にクラス会だけでなく日常のことに措いても疑心暗鬼になって妻(夫)
の楽しみを奪う行為をしていては、信頼関係に皹が入ります、信頼し続ければ必ず相手に伝わる筈です、二十年、三十年と信頼して来ても未だ裏切られ
続けているのなら、今がラストチャンスと言う事を宣言して、ここで直らなければ覚悟が有る事を相手に伝える事が必要です。

不満は有るがツイツイ相手の口の上手さに負けてしまい、自分が常に不満に
思っている事や、相手に直して欲しい事をはぐらかされてしまっている人は
是非にも、勇気を出して相手に訴えるべきです、それが出来ない人は現状維持に甘んじて生きていくほか有りません。

待っていても他人が貴方達の夫婦関係を改善してはくれません、
自分たちが行動を起こさない限り改善や進歩は有りません、自分が行動を起こして始めて、周りの人達の協力や援助が得られるのです、自分が何もしないで援助や手助けを望んでも、それは世間では通用しない事です。
最近の若い人達の中には、権利ばかり主張して義務を忘れている人が、多く
なった様に思われます、勿論我々団塊の世代にもそんな人はいますが。

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: