いつでもいっしょだよ♪

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YUTAとはじめて出会った日 その1


「うーーーん。そういえば、友だちも陣痛が来た日の朝、下痢だったっていってたような???」
だんなが、会社に行くので起きて見送った。
その後、簡単に家事などをして、やり始めていたもうすぐ出会えるであろう、我が子のベビードレス作成に取り掛かった。
ちくちく・・・・
うん??なんとなくお腹が痛いような気がする????まあ、気のせいか??
と、ちくちくしたり、当時書いていた妊婦日記の更新などをしていた。
トイレに行くと「出血!!」
「お??これはもしや、物の本でよんだ「おしるし」ってやつ??」
と、意外と冷静なわたし。
でも作業続行。
だんなの母が、顔を出し「明日、健診でしょう??送っていってあげるから、声かけてね!!あと、これから出かけてくるからよろしく!!」
「はい、よろしくお願いします」
「おしるし」があったとは、言えなかった。弱気なわたし(笑)

笑っていいとも、が始まると、だんだんわたしの腹痛が本格的になってきた。
これって「陣痛」なのかな???
でも「陣痛」ってもっと、もっと痛いはず!!だって電車にひかれる位痛いんだもん。こんなの我慢できるから違うはず。
と言い聞かせた。

さすがに、やっぱり痛い。病院に「なんか陣痛が来たみたいなんですけど」と電話を入れる。
「陣痛が10分間隔になったら来て下さいね!!」とあっさり言われる。

時計を見ると、なんだか10分間隔どころではない騒ぎになっているようだ。

実家の母と、だんなの会社に電話。「陣痛、きたみたい」

だんなから折り返し電話があり「これから急いで帰るから」

わたしはたまたま、前の日に荷物チェックをした「入院バック」を引きずるように、持ってきた。診察券、母子手帳の確認。

だんなが大汗をカキカキ、帰宅。

荷物を運び、車で病院へ。

どんどんお腹の痛みが強くなる。痛い、痛い・・・・!!これが陣痛だったんだ。

病院に着いた。午後3時ちょうどくらい。

しかし痛くて歩けず、しゃがみこんでしまう。

それを見たタクシーの運転手さんが「車椅子、ロビーから持ってきます!!」といって車椅子を持ってきてくれて、なおかつ抱えてくださった。

産婦人科の外来にダッシュ。

内診。

「子宮口、全開だ!!ここで産まないでね!!」とドクターに声をかけられ、すぐさま産婦人科病棟に直行!!

分娩台にあがる。
「頭をぶつけないように気をつけてくださいね!!」と
声をかけられたにもかかわらず、乗るときに頭をぶつけた・・・(アホ)

だんなはわたしより汗をかいていた。お茶を買ってきてわたしに飲ませたついでに、自分も飲んだ。

そしたら、「だんなさんはここでは飲まないでください」と怒られた(当たり前)


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