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2023.08.22
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カテゴリ: 海外リーグ野球


『拡大へ、政府の支援も』

 本日は中国の野球について見ていきたいと思います。
まず中国野球リーグは既にシーズンが終わり、決勝戦は上海レッドイーグルスと江蘇ヒュージホースが試合を行い、3-0で上海レッドイーグルスが優勝を決めています(​ twitter ​)。
そして昨日、中国の山東にてUー15のアジア野球大会が行われ、開幕戦の夜(同日の違う時間帯にて台湾対フィリピン、日本対香港、韓国対スリランカが行われました)には中国とパキスタンが試合を行い、15-0で中国が圧勝を収めたとの事です(近年野球に力を入れているパキスタンですが、やはり東アジアとの力の差ははっきりと出る結果となっていますね)。
その様子が中国本土の​ 記事 ​にて掲載されているのですが、驚く事に観客も結構入っている事が写真で見て取れ、前回の記事にて野球部への入部希望者が殺到して入部待ちの状態になっている学校も出てくるなど徐々にですが中国でも野球人気が出てきたのではないでしょうか?

 そして別の​ 記事 ​ではMLBが中国の視聴者を引き付ける事に成功しているとし、更に市場拡大の為に多くの中国企業と戦略的協力関係を結んでいるそうです。


 最後に紹介する​ 記事 ​ですが、中国野球製品産業の発展は目覚ましいものだそうで、2023年は1437.12024億元で、1元=約20円程だそうなので何と1兆円越えだったとの事、2016年は832.3億元だったことを考えるとほぼ2倍近くに増大するなど市場規模が成長して急速に発展しているとの事です。
また、何よりも嬉しい点?(共産党一党体制なのであまり大っぴらに喜んでいると叩かれそうなのですが…)なのが中国政府が野球産業の支援を強化し、今後は野球イベントの支援を増やして野球の宣伝やスポーツの発展に投資していく方向性を打ち出しているという点にあります。
また、野球製品産業に投資する事を奨励して財政補助金や税制上の優遇措置なども取られるそうで、政府が直々に野球の発展に本腰を入れてくれたようですね。

 MLBの地道な草の根活動や戦略により、中国にも野球が根付きつつある上、日本のアニメやWBCでの大谷翔平の存在などもあって人気が上昇し、これから発展していく可能性もあるのではないでしょうか。
実は2019年の時点で既に中国には2100万人の野球人口がおり、プレーヤーは850万人とこの時点でも既に日本の野球競技人口を上回っています。
後はやはり中国野球リーグのテコ入れやレベル向上、多くの人に現地観戦もしくは放送なので観戦してもらうといった策が一層必要となってくるのではないでしょうか。
以前も書きましたが、有望な選手をMLBに持っていくだけだと現状の中国の野球レベルだと多くの国の猛者達に埋もれてしまい、せっかくの素材を活かしきれないといった事態が出てきてしまい、実際そうなってしまっています。
また、日本でもそうですがMLBの試合開始時間だと中国の人々も中々観る機会(基本平日は皆働いているでしょうから土日か祝日?)が限られてしまうところもあり、やはり現地の野球リーグをもっと盛り上げていく必要があるのではないでしょうか。
Uー15でこれほどの観客が来ているのならば土壌自体はあるはず、MLBやもしくはNPB、KBO、CPBLでも良いですからどのようにして観客を動員しているのかといったヒントも得て多くの人に中国野球リーグを観てもらい、野球のレベルも向上させて強豪国へとなってもらいたいですね。






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最終更新日  2023.08.22 00:08:22
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