学生時代 停学偏


親に知らさせてくれただけでなく、
ご丁寧に学校にまで教えてくれちゃった補導員さん&お店側。

当然の如く学校からも処分が下る。





「3日間の停学」





来たよ来たよ、停学処分。
チョットかっこいい響きにも感じたアホな15歳。






その処分を頂きに学校へ親と出向くんだけど、
親が教頭とかと話している間、
何故か生徒である私はカウンセリングを受ける。

ココロノビョウキ扱いされたって事だよね。
まあいいんだけど、ある意味病人さ。




そして始まった停学生活。
勿論外出禁止、課題たっぷり。

でもその時の担任村田(気が弱い石黒賢をぶん殴った様な感じ)がやけに気を使ってくれた。



自宅に訪問に来るんだけど来る前にTELくれて

「何か食べたい物あるか?」

なんて聞いて来てくれて。

この期に及んで冬なのに琵琶が食べたいなんて言っちゃったあたし。
でも村田は安月給にも関わらず冬の高価な琵琶を持って来てくれたっけ。
イイ奴だったな。。。村田。







しかし村田が我が家を訪れたのはこの3日間の停学期間のみだけでは終わらなかった。


その後私は2回、計3回の停学を経験する。
深夜徘徊と学生主催のイベントチケット配布(いわゆるパーケン)、ルーズソックス、そして喫煙。

驚くことにこれらは




全部誤解!!




確かにすべてやっていた事だったのだが、学校側が尋問してくる(すごいでしょ?まるで警察で尋問受ける殺人犯の様な扱いだからね)日にちや場所、状況は全く身に覚えがない。





冤罪だよ冤罪





教師らも必死なんだ。
私立の場合公立の先生と違って、
ずっと一つの学校に定年まで勤める例が多いから。
私は





『学校の癌』





とまで言われちゃったよ。
確かに癌は取り除きたいわね。
分かるけどさ
でもひどい話じゃないかい。




2回目の停学の後結局村田は精神的におかしくなってしまって、
変わりの先生が残りの訪問に来たのでした。

村田ごめんよ。。。

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