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カヤツリグサ属は、カヤツリグサ科の主要なグループのひとつである。身近な雑草が多いが、少数ながらパピルスのような有用種もある。世界の熱帯から亜熱帯を中心に分布し、温帯まで広がるものがある。約700種が知られている。日本からは40ほどの種や変種、それに自然雑種が知られている。外来種もいくつか知られている。在来のものであっても、古い帰化種ではないかと考えられているものもある。以上、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』から。6月頃から畑に盛んに芽を出す1年草の「カヤツリグサ」名前は多分「コゴメカヤツリグサ」立ち性で根があまり深く張らないので処理しやすい雑草でもある。
Aug 15, 2008
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除草を少し休んでいるとイネ科とおぼしき小さな植物がビッシリと芽を出している。「ツメクサ、カタバミ」と並ぶ我が菜園の三大厄介雑草。この植物名が多分「ニワホコリ」 「ニワホコリ」の幼植物、ビッシリ生えているがまだ穂は出していない。しかも10センチ足らずで穂を出し種をばら蒔くので取っても取っても切りなく芽生える。1本だけで生えているものもある。10センチほどで既に穂を出している。イネ科スズメガヤ属。草丈10~30センチ。葉は長さ5-12cm、分枝を出し、多数の小穂をつける。小穂は長さ2-3.5mm、楕円形で偏平。小形の雑草だが群生し、根張りが良くて引き抜き難い。
Jul 26, 2008
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スベリヒユ(Portulaca oleracea)、学名のポーチュラカを使って園芸品種名としている。スベリは滑りで、ゆでるとヌメリがでて滑るから。ヒユはヒヨコのヒヨと同じ可愛いこと。食用、煎じて薬用(利尿、浄血)、一晩生茎葉を水につけて清涼飲料に利用される。菜園では一般的な雑草だが、まとめて抜きやすいので、あまり気にする雑草ではない。
Jul 25, 2008
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菜園雑草列伝16で「クワクサ」のことを書いたが、写真が違うのではないかと引っかかっていた。幼植物にしても葉の形が違うし、葉柄の長さ、花の形態も異なる。画像1 これは間違いなしの「クワクサ」の幼植物。画像2 これも間違いなしの花つきの「クワクサ」。画像3 こちらが問題の植物。2種類が写っている。日陰に生えているので育ちが良い。前回は左を「クワクサ」とした。で、右は「クワクサ」なのか?Dr.hatabo 出番ですよ。クワクサは雌雄異株というのもあったが果たしてどうなのだろうか。
Jul 24, 2008
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前から気になっていた植物。菜園中どちらかといえば雑草の中の雑草としていくらでも生えてくる。あまり上品とは言えないガサガサした植物で結構大きく(50センチ)育ち種をたくさんつける。大きくなると引っこ抜くのも大変だから今の時期に抜いておいた方が安全。今日ようやくその正体が判明した「クワクサ」である。クワ科、クワクサ属。これは「クワクサ」ではない。正体が分かっていない???草。こちらが正真正銘の「クワクサ」
Jul 22, 2008
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ねむの木に似た葉っぱの草なので名付けられたという「クサネム」。オジギソウとも似ている。今現在この「クサネム」とおぼしき幼植物が菜園のいたるところに芽生えている。小さいときに抜いていしまうので「クサネム」かどうかは定かではない。しかし、葉っぱの形からすると「クサネム」だろうと思う。クサネムは水田雑草として厄介植物らしい。マメ科なので豆が米に混じって品質を低下させる。畑に生えても小さい内なら簡単に簡単に抜けて始末しやすい雑草だといえる。菜園で一番厄介なのは、ツメクサ、カタバミ、メヒシバあたり。
Jul 21, 2008
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夏の一雨は、野生の植物にとっては肥料と同じ。どっと芽生え、ずーンと大きくなる。砂漠地帯に降る年に一度の大雨で一面が緑になるののをTVで視るが菜園でも同じこと。葉をすぼめて干天に耐えていた植物、一夜の雨で甦り、待ってましたと芽吹くのである。さて今日の菜園雑草は「コニシキソウ」じべたに張り付いて繁殖するので始末が悪い。草掻きでこさぎ取らないと間尺に合わない。真夏の菜園雑草で、これからいくらでも生えてくる。 コニシキソウ トウダイグサ科 ニシキソウ属 北アメリカ原産の一年草の帰化植物。畑や路傍、荒れ地に生育している。地面を這って広がり、茎から根を出す嫌われもの。傷つけると乳液を出す。葉の中心部に赤紫色の斑紋がある。お相撲の小錦と比べるといかにも似つかわしくないが、「オオニシキ」に対する命名だとか。
Jul 19, 2008
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11時には外気温31度を超した。正午現在の室温は31.5度、湿度49%。外に出たくないのでブログ書き込みで暇つぶし。と書いたら「ヒツマブシ」が食べたくなった。一色町のウナギも怪しくなったのでやはり食べるなら地元「佐土原ウナギ」が一番。ところが今年はキロ4本物の白焼き4,000円だという。送料を入れると6千円近くになる。話がそれた。本題は暇つぶしのブログ。読む人も暇つぶしに読んでくれる?話題は菜園に生える雑草の数々。梅雨が過ぎようとしているので遅ればせながら「ツユクサ」最近本来の「ツユクサ:Commelina communis コメリナ・コムニス」」がめっきり少なくなった。増えたのが「トキワツユクサ」と「マルバツユクサ」。「トキワツユクサ」は菜園というより日陰にガンガン繁殖し、取っても取っても生えてくる。本日紹介する「マルバツユクサ」は熱帯アジア原産の外来植物だとある。梅雨の時期に菜園のいたるところに発芽し、幼生は有用植物かと誤解してしまう姿をしている。雑草の中では、駆除しやすくそんなに厄介だという感覚はない。花はそれなりの可愛い。菊実生苗の中に生えてきたマルバツユクサ。早朝は葉が瑞々しく展開しているが日光が当たると葉はすぼまってきて波打っている。上の個体の部分拡大蕾かついている。こちらは別の幼生株。
Jul 5, 2008
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本日は菜園作業がお休みなので画像がない。そこで雑草の写真でお茶を濁しておこう。「ヒエ」はれっきとした食用作物だが「イヌビエ」「タイヌビエ」は単なる雑草。イヌビエは日本全土、何処にでも生える。分類:被子植物門 単子葉植物綱 イネ目 イネ科 ヒエ属 イヌビエ我が菜園にも「イヌビエ」が生えているのを見てビックリ。水田ほか何処にでも生えるのである。これは既に穂が出ているので「イヌビエ」に間違いがないと思うが「タイヌビエ」かも。こちらはまだ穂が出ていないのでイヌビエではないかもしれない。菜園に侵入してきても大量ではないし、大柄なので抜きやすい。厄介な雑草ではない。
Jun 16, 2008
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まだ幼生だが多分これが「メヒシバ」こちらはメヒシバより細い茎と葉なので「コメヒシバ」。下の幼生はオヒシバ。日陰で縦に伸びているがこれも「コメヒシバ」もうひとつ、乾燥に強く、茎に毛がなくやや赤味が強い「アキメシヒバ」がある。メヒシバは、単子葉植物、イネ目、イネ科メヒシバ属の植物。名前の由来は、その形がややオヒシバに似ているが、ずっと優しげであることからと思われる。茎は細く、基部は分枝しながら地表を這い、節々から根を下ろす。葉は細い長楕円形、長さは8-20cm、薄くて柔らかく、つやがない。花茎は立ち上がり、高さは30-70cmになる。花茎の先端に数本の穂が伸びる。当初は束になって出るが、次第に放射状に広がる。穂は8本ぐらいまで出る。日本全土に生育し、日当たりのよい道端や庭。畑などにごく普通である。全世界の熱帯から温帯にかけて分布する。分布が広いだけに変異も多く、分類については若干の異説がある。(以上、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』から抜粋)この植物(特にコメヒシバ)は、幼生で駆除しておかないと放射状に伸びた茎の節、節から強い根を出して地べたに張り付くので、1株全体を一遍に抜けなくなる。菜園では厄介雑草の一つである。
Jun 15, 2008
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今朝菜園に出てみろと園路に「オヒシバ」が集団で発芽成長中、未だ幼生である。オヒシバ(Eleusine indica )は、単子葉植物イネ科オヒシバ属の植物。漢字では「雄日芝」大きくなると50センチくらいになる。根張りが強力で、茎葉穂も強健抜くに抜けなくなる。子どものころは穂を抜いて結びを作り2本を交差して引っ張り合い切れた方が負け。指相撲ならぬ「シバ相撲」。悪戯はオヒシバを2分して上部を括り足を引っ掛ける罠を作り喜んだ。田舎の通学路は、狭い未舗装の農道、車力のわだち以外は雑草が茂り、その代表がオヒシバ。もちろん当時「オヒシバ」の名称を知るよしもなく、なんと呼んでたか記憶にはない。
Jun 3, 2008
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セイタカアワダチソウ、キク科、アキノキリンソウ属、北アメリカ原産の帰化植物(外来種)。日本中の空き地に繁殖し、厄介・迷惑植物の横綱である。高さが2.5メートルに達し、秋には、あわ立つような黄色い花をつけることからこの名が付いた?日本への移入は養蜂の蜜源植物として利用するためであったとされている。又一説には、観賞用として導入されたというのもある。一時は気管支喘息の元凶と思われていたが、虫媒花であるため、今は無関係と考えられている。以上は、フリー百科事典『ウィキペディア』他からの抜書きである。この悪名高きセイタカ某、風媒花ではないというのに、今年は我が菜園へわんさか発芽している。しかも1年で成木に成長し、後は地下茎でじゃんじゃん繁殖するから始末が悪い。加えて、根から他の植物の成長を阻害する物質を出すとも書いてあった。ますます悪である。小さい内に片端から抜き取る以外はなさそう。ニラのプランターに発芽し一気に成長中のセイタカアワダチソウ。 堤防、遊休地、道路路肩、どんな場所にでも育ち花をつけるセイタカアワダチソウ。花は結構綺麗なので切花用としても栽培されているらしい。ほんとかなあ?虫媒花だとする『ウィキペディア』の記述にも疑問が残る。我が家のセイタカたち、風で飛んできたとしか思えない。
May 28, 2008
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1ヶ月くらい名前が分からず匙を投げていた植物名が、はた坊さんのお陰で解明した。ゴマノハグサ科、クワガタソウ属 ムシクサ まずはその姿かたちから。身の丈はせいぜい20センチどまり。葉柄脇に極小さい白花をつける。花の下に4枚の剣先状ガクをつける。果実は「イヌノフグリ」によく似ている。下葉には大まかなギザギザがあるが上のほうの葉にギザギザ(鋸歯)はない。何のことは無い。珍名で名高い「イヌノフグリ、オオイヌノフグリ」も同属であった。サギゴケ属もまたゴマノハグサ科の植物。周辺をかぎまわったのにムシクサに届かなかった。はた坊さん有難うございました。
Apr 24, 2008
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オニタビラコ Youngia japonica (L.) DC. (キク科 オニタビラコ属)菜園の真ん中よりも壁際とかブロック際などによく生える。植木鉢にもたくさん生える。乾燥地では小さく、水分が十分あればかなり大きく育つ。春先に黄色の可愛い花をつける。綿毛つきで風に運ばれて繁殖するので木陰などに他の雑草と混じって集団で生える。春の七草のひとつ「ホトケノザ」は近縁種の「コオニタビラコ」のこと。花は、キク科らしく黄色の可愛いもの。蒲公英よりはかなり小さめ。根出のノコギリ葉がロゼット状についているのが特徴。中央から花茎が伸びる。ロゼットは、元々は八重咲きのバラの花びらが円盤状についているのをさす言葉だった?今では、根出葉が円盤状に並んだような植物体をロゼットと呼び、個々の葉もロゼット葉と言っているようである。『追記』一方で有毒なシソ科の「ホトケノザ」があるのでついでにご紹介。花が咲いた状態が蓮華に座した仏様に似ている「ホトケノザ」、有毒で食べてはいけない。「タビラコ」田んぼに平たく張り付いて生えるので「田平子」、大きさで鬼と子の名が付いた?
Mar 17, 2008
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この植物も名前不明でようやく探し当てたムラサキサギゴケ(ゴマノハグサ科 サギゴケ属)。このくらいの株はたくさん生えているが、これは違う植物かもしれない。わが菜園路に踏まれながら何とか咲いているムラサキサギゴケ。春先にはいくらでも生えてくるが今の時期には少なく寒さに葉もいじけている。花びらが、サギの飛ぶ姿に似ていて紫色、加えて苔みたいに地に張り付いているからコケ?昨日公民館の田んぼに行ってみたら、畦裾に並んで生えていて、花もたくさん咲いていた。
Mar 11, 2008
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菜園の冬の雑草としてはありふれたものではあるが名前がよく分からない。ようやく、これではないかと探し当てたのが「オランダミミナグサ」。多分間違いはなさそう。漢字で書けば「和蘭耳菜草」ナデシコ科ミミナ属。花はハコベの花によく似ている。
Feb 19, 2008
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キランソウ(Ajuga decumbens)シソ科、キランソウ属、本州、四国、九州の草原などに分布。地面に平たく這い蹲ったような植物で、葉をロゼット状に出し、匍匐枝を横に伸ばす。 日当たりの良い菜園、生垣下、植木鉢などにいつの間にか生えてくる。春に青紫色の花を咲かせる。開花期の全草は筋骨草(きんこつそう)という生薬だそうである。別名ジゴクノカマノフタ。これは「病気を治して地獄の釜にふたをする」ということから。方言では「イシャゴロシ:イシャイラズ」とも呼ぶ。万病に効くので医者が干上がる。風媒か鳥媒繁殖か、何処にでも生えてくる。草勢強権で畑では大きな株に育つ。キランソウ、漢字では、金瘡小草(きらんそう)金襴草(きらんそう)とある。名前の由来は、中国名の金瘡小草から流用されて「キランソウ」と呼称されるようになった?
Feb 7, 2008
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我が家の三大雑草の一つカタバミ(Oxalis corniculata)フウロソウ目 Geraniales カタバミ科(Oxalidaceae) カタバミ属(Oxalis) 花は両性、放射相称の5数性で、がく片と花弁および心皮は5個、雄蕊は多くは10本。果実は断面が五角形または星型、さく果(勢いよくはじける)または液果。(以上ウィキペディア フリー百科事典から)オキザリスという園芸品種名はこのカタバミの属名(Oxalis)からきていることが分かる。さて野生のカタバミには在来のカタバミと外来の園芸品種が野生化したムラサキカタバミがある。在来のカタバミには緑葉系統と赤葉系統の2種があるが赤色は変種とされているようである。匍匐性で直根性。根が強く硬い土に生えたものは指で抜くのは困難。これも繁殖力が強いので結実前に除草しないと根絶やしにするのは難しい。緑葉と赤の中間色のカタバミ?花色は黄色。赤葉系のカタバミ、アカカタバミ(カタバミの変種)とされている。カタバミよりもこちらムラサキカタバミ(O・corymbosa)の方が厄介。葉が大きく地下に鱗茎をたくさんつける。かなり深いところからでも発芽する。一つの根に小さな鱗茎を100個くらい着ける。手で抜いての根絶は先ず以って無理。ムラサキカタバミ、紫がかったピンクの花をつける。もう一種立ち性のオッタチカタバミ(Oxalis stricta)がある。北米からの帰化植物だとか。
Feb 5, 2008
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「ツメクサ」はスズメノカタビラ、カタバミと並ぶ我家の三大雑草である。いくらでも生えていて、厄介者なのに名前が分からず折にふれてネットで探し回っていた。しかし、雑草図鑑などにはなかなか載っておらず探しだすのに時間がかかった。先日ようやく見つけ出したのでNO2で紹介したい。ツメクサの芽立ち苗、取ってもとっても生えてくる厄介者。この草、1年中生えてきて地に張り付くようにして増える。小さくて根が強いので抜くのが大変。根は茎葉より広く張り、針葉多肉どんな乾燥にも耐え、日陰でも日向でもお構いなしに生える。 ツメクサ、学名は、Sagina japonica ナデシコ科ツメクサ属 花期は3月~7月和名のツメクサは、葉の形が鳥の爪のような形をしているからで、漢字では「爪草」と書く。白ツメクサは「白詰草」でガラス製品の緩衝材として詰め込まれていたことに由来するとか。
Feb 3, 2008
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雨ですることも無いので菜園に発生する雑草たちを愛をこめて紹介しようと思う。「名も無き雑草」というが知らないだけで人智を集めた名前がついている。冬の菜園雑草の代表が「スズメノカタビラ」イネ科ナガハグサ属真冬の菜園でいつの間にか大きくなり花をつける。根が大きく蔓延り抜くと土も一緒についてくるので、付近に放って置けばすぐに根付く。世界中に生育する一年生草本。古い時代に麦類の栽培とともに各地に帰化した植物とされている。秋に芽生え、春から初夏にかけて花を咲かせる。花の前に除草しないと大量の種ができる。和名のスズメは小さいこと、カタビラは裏地のない単衣(ひとえ)の着物を意味しているとか。非常に広範囲に生育、道端、庭の隅、畑など雑草の生える場所ならどこにでも生えている。しかし、どちらかと言えば湿った所が好きで、水田の田植え前には一面に出る。知人の畑に行くと、一面のスズメノカタビラの白い花の間にタカナが育っている。
Feb 2, 2008
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