時代を超えた6人の女性たち。
それは一本の糸で結ばれていた。
『FLOWERS -フラワーズ-』 HP
この作品は、6大女優が共演(某シャンプーのCMに出演した女優さん達)してるという事と昭和11年から現代に生きる女性の姿を描いているという事で、とても興味があった作品でした。
6月6日(日)よみうりホール 試写会にて鑑賞
開場:9:30 開映:10:00
日曜なのに、朝のんびりする時間もなく、毎日通勤で通っている職場のある銀座まで・・・
朝の9時30分に、よみうりホールは初めてだったので、どこに並ぶのか分からず・・・
うろうろ・・・何とか並ぶ事ができました。
でも、係りの人の手際の悪さにイラッとしました。
今回は作品の内容から女性が多かったように思います。
FLOWERS フラワーズ シネマトゥデイ
スタッフ
監督: 小泉徳宏
エグゼクティブプロデューサー: 阿部秀司
製作総指揮・企画: 大貫卓也
脚本: 藤本周 / 三浦有為子
キャスト
蒼井優 (凛)
鈴木京香 (奏)
竹内結子 (薫)
田中麗奈 (翠)
仲間由紀恵 (慧)
広末涼子 (佳)
チェック
昭和初期から平成まで3代にわたって激動の時代を生き抜いた6人の女性にスポットを当て、自分らしく生きる彼女たちの姿を描くドラマ。
日本映画界を代表する6女優、蒼井優、鈴木京香、竹内結子、田中麗奈、仲間由紀恵、広末涼子が豪華共演を果たし、それぞれの時代の日本女性を体現する。
監督は、『ガチ☆ボーイ』の俊英・小泉徳宏。四季折々の風景や時代ごとの街並みなど日本の美しさを伝える壮大な世界に酔いしれる。
ストーリー
昭和11年、進歩的な考え方の凛(蒼井優)は、親同士が決めた結婚に悩み続け、式当日に、花嫁姿のまま家を飛び出してしまう。
やがて、昭和30年代。
凛は3人の娘、薫(竹内結子)、翠(田中麗奈)、慧(仲間由紀恵)を授かっていた。
娘たちもまた、高度経済成長を遂げる時代を懸命に生きていく。
上映時間1時間50分の中に、6人の女優さんが演じる女性の物語を入れるのは、少し無理があったように思いました。
中途半端に思えた物語もありましたので。。。
でも、それぞれが、その時代を精いっぱいに生きただろうという事は伝わりました。
映像も、その時代時代をきちんと描いていて素晴らしかったです。
観ていて懐かしく感じる場面もありました。
=ネタバレありです=
凛
この当時、顔も見た事がない、親の決めた人と結婚するのは当たり前だったんだろう。
凛は、その事に納得がいかず、家を飛び出してしまう。
でも、両親に迷惑がかかる・・・
結局、この当時の女性は我慢してたんだろうなぁ~。
凛だけは、モノクロで昭和初期の雰囲気が出てて良かったです。
蒼井優ちゃんの花嫁姿は可愛かった。
一番若いのに、一番古い時代の女性を演じ雰囲気が出ててとても良かったです。
薫
愛する夫と旅行。。。
が、何かおかしい??
笑顔の裏には。。。
竹内結子さんは凛の長女で、優しい笑顔を見せるのですが、何か悲しそうな雰囲気も見せ、落ち着いた長女を演じてました。
翠
男社会の職場で、女性の事など認められていない時代。
彼女は男に負けまいと一生懸命働いていました。
田中麗奈さんは凛の次女で男勝りで明るく朗らかな女性を彼女らしく演じてました。
彼女にプロポーズする男性に、次長課長の河本準一さんが演じていて、二人の会話は面白くほんわかとしてて和みました。
劇場内でも笑いが起こってました。
唯一笑える話でした。
慧
一番心に残った話です。
優しく穏やかな慧は身体が弱く、優しい夫と可愛い娘と幸せに暮らしていたのですが、二人目の子を身ごもりました。
医師や夫の反対にも耳をかさずに出産を決意します。
この子に世界を見せてあげたいと。。。
仲間由紀恵さんと言えば 「ごくせん」「トリック」
のイメージが強いのですが、
今回の彼女は、しっとりと穏やかな微笑みを浮かべながら、芯はしっかりとした女性を演じてます。
今までのイメージと一番違ってたかも。。。
奏
幼い頃からピアノが上手く、ピアニストを目指していたが。。。
彼女は、悩みを抱えていた。。。
鈴木京香さんは慧の長女、悩む大人の女性を演じていましたが
彼女には合わなかったような気がした。。。
あのような悩みは、もっと若い女性の方が良かったのではないでしょうか?
佳
広末涼子さんが演じた慧の次女。
彼女は、きっと心ない周囲の人から、
知らなくても良い事を聞かされて、生きてきたのではないでしょうか?
でも、明るく朗らかに彼女は生きてました。
生きているだけで楽しいんだと。。。
心にジーンとしみました。
慧が望んだような娘に育ってました。
女優さんばかりが前面に出てますが、男性陣も素晴らしかったですよ。
井ノ原快彦さんが、慧を心から愛し見守る優しい夫役を演じてました。
彼の決断!!
良かったのかは私には判断できません。。。
後半は平田満さんが演じてました。
雰囲気が似てて違和感なかったです。
他には長門裕之さん、大沢たかおさんも出演してます。
皆さんそれぞれに存在感があって良かったですよ。
又やってしまいました・・・。
下書きしてた記事が・・・消えた。。。
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