千獲一金の馬券術 |
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競馬の予想法と馬券の購入法 ② |
私は基本的に2種類の馬券を買う。競馬で生活する為の馬券と、競馬ファンとしての馬券である。前者は今までの経験則が生み出した馬券購入法で、その内容はそう簡単には教えられない。ただそれは1日に2レース、時として1レースの勝負レースに限定される。投資金額も数万円以上となる。 しかし、一人の競馬ファンとしてはそこにレースがあれば、本能的に馬券が買いたくなる。そんな時はごくごく小額の勝負をしている。 競馬で生活するための馬券とは、どんな馬券かというと、それ程大それたものではない。おそらく私と同じような考えで馬券を購入し、そこそこのお小遣いを手にしている人はたくさんいるはずだ。現に私の知り合いでそんな人がいる。そればかりか、確実に馬券生活者は実在する。具体的にその人がどういう予想で、どういう馬券を買っているか知らないが、おそらく私と似たようなことを実行しているのだと思う。前にも言ったが的中率30%ぐらい(正確なデータを取っているわけではない)の予想が出来れば可能な事だ。その配当が150%いや、120%位でも何とかなる。極端な事を言えば大きな連敗でもしない限り収支をプラスさせる事は出来る。 馬連が発売されて何年たつのだろう?今思うと馬連がなかった時代の枠連購入は、ちっとも面白くなかった。私の購入馬券も当然馬連主流になっていったが、現在の生活馬券は単勝がほとんど(時として複勝)である。今や馬単、三連複まで登場した馬券は、これからどんな馬券になっていくのか注目である。 ただ馬連は今でも好きな馬券で、馬連と出会ったおかげで、今の生活馬券があると思っている。それは今年発売された馬単や三連複で再確認する事が出来た。馬連を主流で購入していて気づいた事は(今でも競馬ファンとしての私の馬券の主流となっているが)平均オッズの考え方である。 「平均オッズ」とは1レースで複数の馬券を購入した場合の投資合計額に対する払戻し金額のオッズという意味で、馬券を購入する際絶対に無視してはいけない要素である。例えば馬連を3点購入しそのオッズが各5.0、10.0、15.0であった場合、この平均のオッズは間違っても10.0倍ではない。答えは2.73倍である。つまりこの勝負は2.7倍の馬券の一点勝負と同じ事なのである。そんな事は知っていると誰でも思うかもしれないが、この事を意識して実際に馬券を買ってみると、肌身でその感覚の違いを感じる。この頃から、単勝馬券を見直し始めたのは・・・・ (2003.01) |