わん達の思い出 1 





◇わん達との思い出◇


メリー ボクサー犬 メス



子供の頃から いつもそばに犬達がいました。
父が犬好きだったんですね。
ぐるりとあった庭半分をフェンスで囲い そこが犬達のスペース。
物置を犬小屋にし 藁をたっぷり敷き 馬小屋の様でした。
* * *
晴れた良い天気の日曜は 芝生で綺麗にした庭で
(花を植えるのが好きだった父) 犬と家族と一緒に遊んだ
幸せな思い出がよみがえります。
* * *
メリー ボクサー犬種の雌  やさしいやさしい子でした。
妹が(当時3,4才)メリーを枕に横になり メリーは
嫌だたんでしょうね 少しずつ 少しづつ 妹を起こさない様
身体をずらして 時間をかけて逃げていきました
勝手口の門にいつも座っておとなしく外を見ていました。
吠える時は決まった人・・(酒屋さんです 御用聞きしてくれる人は
皆 勝手口を入ってくるんですが この人だけには 凄い勢いで
吠えて(笑) ○○さ~んって 遠くから大声出していました
気に入らない 何かがあったのですよ きっと )
私の同級生なんかは 残したお弁当 メリーに
あげて帰ってました。残して帰ると叱られるのかなぁ~
運動能力はバツグンで自転車でお散歩してました。
祖父が早朝 身体半分泥だらけで散歩から帰った事ありました。
田んぼに落ち ずいぶん引きずられたらしいです。
怪我はなかったけどやっぱり人を見るんです。
叩かれ叱られていました。
その メリーは6匹子犬を その小屋で産みました。
取り上げたのは 母。 母以外 犬小屋へ寄せ付けませんでした。
獣医にも牙をむき 犬小屋の外で 指示をしてくれていました。
たくさんの犬達に囲まれて 一番幸せだった頃です
そのうちの ジョン君は 沖縄へ飛行機に乗って行きました
沖縄の叔父が 可愛がってくれました
一匹は 大きく育たずに死んでしまい 皆 もらわれていきました
* * *
メリーの事 思い出し 懐かしい気持ちで一杯です。
最後に メリーの最後は不本意なお別れでした。
毒薬(たぶん農薬だろう・・と)を裏庭に投げ込まれ 
それを食べて殺されてしまいました。
可愛そうな メリー あなたの事 いつまでも忘れません。
* * *
            2003年3月4日付日記より



エス・シロ MIX犬  オス



メリーと辛いお別れをし 悶々と過ごしていた時に
MIX犬 エス との出会いがありました。
家で育てられないという事で 隣町の知り合いのおばさんが
連れて来ました。
メリーを失ってから うさぎ りす 熱帯魚 セキセイインコ
賑やかになっていたのですが ・・・
ベージュ色のふさふさした毛 つぶらな瞳 愛くるしい子で
見た瞬間 悲しみで萎えていた心を埋めてくれました。
その 連れてきたおばさんが 毎日のように隣町から
自転車で エスに会いに来るのです。エスもメリーと同じで
勝手口の門の所にいつも居ましたから
「エス~エス~」ってフェンスから手を入れ
私は 小学生でしたので 天使の心を持ったおばさん
って思っていました。
今、天使なんて大袈裟な表現だと思いますが 
心の綺麗な人は歳を取っても 子供からは美しく見える
って事ですね。
それから しばらくして 野犬シロ との出会いです。
どこからともなく現れて 溝の中にいるのです。
エサを見せても 絶対近寄らない 真っ白な犬 シロ
夕方 暗くなってから 「シロ~」って呼んで エサを置いて
家の中から隠れて見ていました。
警戒しながら エサを食べる姿 悲しかったなぁ
毎日 一ヶ月程 そういう事が続いたと思います。
ある日、ご近所のおばさんに シロが保健所の車に連れて
行かれたよ・・と聞かされました。
「何?保健所って?」「殺される・??」
子供でしたので意味も判らず 「助けよう 助けよう」
両親に詰め寄りました。
その後 日付の張られたいくつもの檻に入っている
沢山の犬達を その犬たちの視線を まの当たり見た
ショックは大きく 子供ながらに 怒りを覚えました。
父が 自分の家の飼い犬であるという事で 手続きを
してくれ シロを引き取りに行きました。
シロに触れた事もありません 名前を呼ぶだけの関係です。
たくさんの檻の中から シロを探せるか不安でしたが
父と大声で 「シロ~ シロ~」って叫びました。
出てきました!! 他の犬をかきわけて!!
絶対間違いない! シロだ!
こうして エスとシロの同居生活が始まっていくのです。
* * *
2003年3月5日付日記より
* * *
我が家に来たシロは すでにフィラリアに罹っていました。
亡くなる数ヶ月前まで 気づきませんでした。
手術しましたが 手遅れでした。
2匹の同居生活は一年 無かったと思います。
★ ☆ ★ ☆ シ ロ
この子は どこで生まれたのだろう・・・
山の中・?・・
人間を警戒して 脅えている・・・
威嚇するたくましさもなく 隠れる 隠れる
                 ★ ☆ ★ ★
私たち家族には おとなしい子 じゃれついて甘えてくる
事はないけど 従順でした。
エスに対しては 強かったです。
エスのご飯を 横取りして食べ
自分のご飯は土に埋める・・・・
散歩に連れて出ても すぐ溝の中を歩く・・・
やがて エスが よだれを出して
(ボタボタと床がビショビショなるくらい)
萎縮しはじめました。
シロに長い鎖をつけ エスと隔離しました。
・・・150cm程の ブロック塀を登って歩いている・・・
  シロが可愛そうだった・・
  自由に駆け回っている事が幸せなのだろうと
  子供ながらに思いましたね。
なんだか 悲しくなってきました~。
そうそう・・
シロを 遠い保健所まで 
引き取りに行ってくれた 両親の優しさ。
係りの人に厳重注意を受け 頭をペコペコ下げて
子供の心を大事に してくれた 今は亡き 父。
どうも ありがとう!!
* * *
          2003年3月7日付日記より





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