マイペース☆で進めばいい

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睡眠と自律神経の関係



A・自律神経とは自分の意志とは関係なく、自動的に身体の機能を調整し、内臓、血管などの働きをコントロールする生命維持に関わる神経のことです。
日中の活動や緊張に関わる交感神経とリラックスした状態で働く副交感神経の2つの神経系統があり、これらがバランス良く昨日することで、身体や心の健康が保たれています。
一方これらのバランスが崩れると各器官のコントロールがうまくいかず、様々な不調が現れます。不眠や冷え、めまい、動悸、食欲不振、うつなどで内臓などの器官に異常が無いときにも身体の症状として表れるのが特徴です。
女性の場合は得にホルモンバランスと関係しており、自律神経の働きと相互に影響しあってます。
自律神経のバランスは疲労や寝不足、気候変化などで崩れやすく、それに伴い身体症状も現れますが、身体を休めたり、リラックスすることで解消出来るようであればしないありません。
只、辛い症状が長引いたり、何度も繰り返すなど日常生活に支障が出るようであれば一度医療機関を受診しましょう。


Q/自律神経と睡眠はどのように関係しているのですか?

A.自律神経の乱れを自覚出来る症状としてもっともわかりやすいのが不眠などの睡眠の障害です。
睡眠には自律神経やホルモンの働きが関係していると言われており、これらが乱れると、不眠などの症状があらわれることが多いのです。
通常昼間は、交感神経の働きで活発に活動しており、夜、眠りにつく頃には副交感神経が働いてリラックスした状態になります。
この交感神経、副交感神経のリズムやバランスが崩れると当然睡眠にも影響が出てきます。
例えば・・
ストレスや昼間の緊張、興奮が続くと交感神経が活発になり過ぎて眠れなくなったり、眠りが浅くなることがあります。一時的なものだと調整可能ですが、不十分な睡眠が続くと自律神経が乱れ、そのほかの症状が出ると言うことも。
また、睡眠時間や状態によって、成長ホルモンや副腎皮質ホルモンなど体に大切なホルモンの分泌に影響があるので、心身の健康を保つためにも快適な睡眠が重要です。          

  (神戸新聞奥様手帳より抜粋 回答者 まつい心療クリニック松井律子先生)


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