「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
100万ポイント山分け!1日5回検索で1ポイントもらえる
>>
人気記事ランキング
ブログを作成
楽天市場
141722
HOME
|
DIARY
|
PROFILE
【フォローする】
【ログイン】
EMBRACE OF LIGHT
13th 相手を知ること
麻都 「・・・刻真?・・・ファンちゃん・・・ゴースト!」
麻都は急いで駆け寄った。つられてリーベル達も駆け寄る。
麻都 「ねぇ・・・ちょっと、血ぃ出てるよ!ファンちゃん!ゴーストも!!」
リーベル 「何が・・・起きたンスか?」
瑞樹 「分からない・・・でも何か起きたのは事実ねぇ。」
渚 「いや当たり前でしょ。」
英明 「おいお前ら!刻真の様子がおかしいぞ!!」
全員が刻真に寄る。麻都も恐る恐る近づいた。
麻都 「・・・・目が」
半開きの状態だった。かすかに覗かせる瞳には光は宿っておらず、どこを見ているのかすら判別できない。
刻真をベッドに寝かせ、麻都達は状況を理解しようとしていた。
麻都 「なんで・・・こうなったの?刻真は。」
リーベル 「多分・・・ファントムとゴーストが殺されたせいだと」
麻都 「死んでない!!」
確かに死んではいなかった。苦しそうに息をしているが生きている。
リーベル 「・・・ごめん。」
英明 「ファントムとゴースト・・・刻真の心の象徴か。それが傷つけられたって事は・・・」
瑞樹 「精神崩壊・・・とまでは行かないけど、精神的にダメージがを受けた事になるわねぇ。」
渚 「じゃ、じゃあファントム達がピンピンに戻れば!」
英明 「どうやって?動物病院にでも見せるか?精霊を。」
全員無言になった・・・。だがそれをリーベルが破る。
リーベル 「・・・1つだけ、方法は無い事も無いッス。」
麻都 「何!?どうやんの!?答えなさい!!」
麻都はリーベルの胸倉を掴む。
リーベル 「ぐえっ!お・・・おぢづいで・・・あざど・・・じゃん」
英明 「麻都!・・・死ぬ。」
麻都 「あ・・・ごめん。」
麻都はリーベルから離れる。
リーベル 「はぁ・・・はぁ・・・と・・・刻真君の精神内に潜るッス。」
英明 「潜る?」
瑞樹 「リーベル君、そんな事出来るの?」
リーベル 「刻真君と精神的に調和した人・・・つまり」
その場全員の視線が渚に注がれる。
渚 「・・・あ、アタシ?」
英明 「そういやぁ・・・渚がレオンのヤツに蘇らせてもらった時に・・・」
リーベル 「刻真君の力を借りて自我を取り戻した事があったッス。」
瑞樹 「あらあら、そんな事があったの?」
渚 「・・・あったね~。」
リーベル 「1度でも調和した事があるのなら話は早いッス。後は精霊の力を借りれば・・・ってそれも解決してるッス。」
英明 「あぁ・・・渚は精霊だしな。」
渚 「・・・アタシ、もしかして活躍しそう?」
瑞樹 「えぇ十分。すごいわねぇ。」
渚 「・・・・子供扱いされてる?」
むくれる渚を英明がなだめる。
英明 「まぁまぁ・・・重大任務だ。やれるな?」
渚 「やった事ないから分からないけど・・・やるしかないよね。」
リーベル 「決まったッスね。」
全員が刻真を見る。
英明 「眠り姫ならぬ・・・眠り傭兵か。笑えねぇ・・・さっさと起きてもらうぞ。」
瑞樹 「そうね・・・彼には聞きたい事も山ほどあるしね。」
渚 「アタシは恩もあるしね。」
麻都 「・・・ねぇ、みんな。」
麻都が口を開く。全員が麻都を注目する。
麻都 「アタシも・・・行けないかな?」
リーベル 「・・・え?」
英明 「おいおい・・・渚が信用できねぇのか?」
麻都 「そうじゃなくて!・・・アタシは・・・コイツの主だから。起こすのは・・・アタシの役目・・・違う?」
全員、押し黙ってしまった。麻都の真剣な目を見て、誰も止められなくなっていた。
リーベル 「・・・行けない事はないッスけど・・・いいンスか?刻真君の精神に入るって事は・・・刻真君の全てを感じてくるって事ッスよ?」
渚 「え・・・そうなの?」
英明 「そりゃそうだろ?こいつの考えてる事、感じる事・・・全ての始まりみたいな所に入るんだからな。」
瑞樹 「本来触れてはいけないものに触れてしまうかもしれないのよ?それでもいいの麻都ちゃん?」
渚 「・・・・何かアタシ嫌だなぁ。」
麻都 「なら・・・渚さんの代わりにアタシが入る。渚さんは送ってくれるだけでいいよ。」
リーベル 「あ、麻都ちゃん!」
麻都 「さっきも言ったでしょ?アタシは刻真の・・・主人なの。コイツの考えくらい受け入れる器が無いと・・・やってけないよ。」
リーベル 「・・・・・・」
英明 「刻真のヤツ・・・ちょっとばかし羨ましいぞおい。」
瑞樹 「リーベル君・・・麻都ちゃんもこう言ってるし。」
リーベル 「・・・止めても無駄ッスね。渚さん・・・麻都ちゃんのナビ、よろしくッス。」
渚 「うん、わかったよ。」
麻都 「みんな・・・ありがと。」
英明 「言ったからには・・・ちゃんと起こしてこいよ。」
瑞樹 「何ならピコハン持ってく?」
リーベル 「いや・・・それは無理ッス。」
渚 「んで・・・アタシはどうすればいいの?」
リーベル 「刻真君に触れられた時の感覚を思い出すだけでいいッス。」
渚 「感覚ねぇ・・・なら楽勝だ。行くよ、麻都ちゃん。」
麻都 「うん!」
渚は麻都の手を取り、精神を集中させた。やがて渚と麻都の身体を光が包み・・・薄れていった時には麻都は刻真の傍で眠っていた。
英明 「・・・できたか?」
渚 「・・・・多分ね。後は麻都ちゃん次第。」
リーベル 「・・・頼んだッス。麻都ちゃん・・・」
リーベル達は静かに見守っていた。
麻都 「・・・で、中に来れたまではいいけど。」
見渡す限りの荒野・・・草1つ生えてなかった。
麻都 「何処よここ~!!」
??? 「お前・・・何してる?」
聞き覚えのある声。麻都は声の主を見た。
麻都 「・・・刻真・・・だよね?」
刻真 「他に誰に見える?」
刻真だった。あっさりと見つかってしまったせいか、麻都は少しガッカリしている。
刻真 「どうした?」
麻都 「なんでもないわよ・・・それより、帰るわよ。」
刻真 「そうか。達者でな。」
麻都 「いや、達者でなって・・・アンタも帰るのよ!一緒に!!」
刻真 「何故?」
麻都 「何故って!?今何故って言った!?分かんないの!?」
刻真 「分からん。」
真っ直ぐに喋る刻真に違和感を感じる麻都。
麻都 「あ、アンタどうしたの?何か悪いモンでも食べた?」
刻真 「食べてない。・・・よく分からん。」
麻都 「へ?」
刻真 「気がついたらここに居て・・・どこだか分からんのに、何故か落ち着く。離れたくないんだ。」
麻都 「離れたくないって・・・アンタ、此処は」
刻真 「俺の心の中だろ?」
麻都 「知ってるんじゃん!」
刻真 「だが見たことない風景だ。こんな場所・・・見たこと無い。」
麻都 「・・・・何でだろ?瑞樹さんに聞けば分かるかな?」
刻真 「聞いておいてくれ。」
麻都 「ウン、分かった。」
刻真 「じゃあ帰れ。」
麻都 「何でそうなるのよ!!」
麻都は押さえていた感情を露わにした。
麻都 「意地でも連れて帰らなきゃなんないの!みんなに頼まれてるし・・・アタシも・・・帰ってきて欲しいかなぁ・・・と」
刻真 「やめとけ・・・それに、早く帰って欲しい。」
麻都 「?何でよ?」
刻真はためらいがちに話をし始める。
刻真 「ここに居れば・・・おそらく俺の過去に触れる事になる。お前には・・・少し刺激が強すぎる。」
麻都 「刺激・・・?」
大体の予想はついていた。刻真が傭兵という立場である以上・・・「生と死」の2つが関わる事に違いない。だが麻都は
麻都 「そんな事?」
刻真 「・・・・何?」
麻都 「それを心配してるならやめて。・・・それも目当てでもあるから。」
刻真 「どういう意味だ?」
麻都 「アンタの事知っておかなきゃ・・・このままじゃ・・・マスター失格になりそうで。」
2人は黙った。というか・・・これ以上何を話せばいいのか分からなかった。
刻真は麻都に帰って欲しいと思っているが伝わらない。
麻都は刻真の過去を受け止めたいが、その気持ちは刻真に伝わってない。
互いの気持ちがうまくかみ合わないでいる。
先に折れたのは刻真だった。
刻真 「これだけ守れ。」
麻都 「・・・え?」
刻真 「何を見ても・・・落ち着いて見てろ。」
麻都 「・・・・どういう事?」
刻真 「難しくない。そのままの意味だ。」
刻真は静かに歩きだした。その後を麻都がついて行く。
その場所に着いたのは意外と早かった。むしろ気がついたらそこに居たと言った方が正しかった。
麻都 「・・・戦場?」
周りは崩れた家と・・・・死体の山。その片隅で1人の少年が今まさに弱りきった女性にトドメを刺そうとしていた。
麻都 「ちょ、ちょっ!!」
遅かった。少年の銃口から鉛が飛び出し・・・女性の眉間に飛び込んでいった。
麻都 「・・・・・酷い。」
刻真 「・・・・あぁするしかなかった。」
麻都 「・・・・え?」
知ったような口ぶりに驚き、その少年をもう一度見る麻都。そして振り返った少年を見て驚いた。
姿は幼いが、目つきや顔つきも似ている。
刻真 「昔の・・・傭兵の訓練学校に居た時の俺だ。」
麻都 「・・・・嘘?」
刻真 「本当だ。・・・ここは、俺の卒業試験の舞台となった街だ。課題は・・・・」
街 ヲ 一晩 デ 壊滅 サセロ
麻都 「・・・・壊滅。」
刻真 「出来て帰れば合格。出来なければ・・・無差別殺人の容疑をかけて処刑。それが決まりだった。」
麻都 「・・・・それで、嫌々やったっての?」
刻真 「最初はそうだった・・・でも・・・途中から楽しくなってきて・・・」
麻都 「楽しくって・・・どういう事よ!」
麻都は刻真に掴みかかった。
麻都 「人殺しだよ!?何で楽しいのよ!」
刻真 「・・・・・。」
麻都 「何で黙るの!?何か言いなさいよ!!」
刻真 「落ち着いて見てろと言ったはずだ。出来ないのなら・・・帰れ。」
麻都 「・・・!!」
麻都は刻真から離れた。本当はもっと言いたい事もあった。だが
刻真 「まだ続きがある。」
刻真の言葉に一気冷める麻都の感情の高ぶり。不思議だった。
刻真が再び歩きだした。麻都も・・・若干距離を置いて後について行く。
ジャンル別一覧
出産・子育て
ファッション
美容・コスメ
健康・ダイエット
生活・インテリア
料理・食べ物
ドリンク・お酒
ペット
趣味・ゲーム
映画・TV
音楽
読書・コミック
旅行・海外情報
園芸
スポーツ
アウトドア・釣り
車・バイク
パソコン・家電
そのほか
すべてのジャンル
人気のクチコミテーマ
★ おすすめのビジネス書は何ですか!…
News Diet/ロルフ・ドベリ
(2026-08-01 08:18:27)
アニメ!!
【予告】退職金をもらう前に、51歳の…
(2026-08-01 10:48:18)
これまでに読んだ漫画コミック
397
(2026-07-26 21:16:53)
© Rakuten Group, Inc.
X
共有
Facebook
Twitter
Google +
LinkedIn
Email
Design
a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧
|
PC版を閲覧
人気ブログランキングへ
無料自動相互リンク
にほんブログ村 女磨き
LOHAS風なアイテム・グッズ
みんなが注目のトレンド情報とは・・・?
So-netトレンドブログ
Livedoor Blog a
Livedoor Blog b
Livedoor Blog c
楽天ブログ
JUGEMブログ
Excitブログ
Seesaaブログ
Seesaaブログ
Googleブログ
なにこれオシャレ?トレンドアイテム情報
みんなの通販市場
無料のオファーでコツコツ稼ぐ方法
無料オファーのアフィリエイトで稼げるASP
ホーム
Hsc
人気ブログランキングへ
その他
Share by: