1(管理人)

「痛っ、ん?ここはどこだ?」
暗い部屋の中で少年は目覚めた。いや、目覚めたと言うよりは頭を壁にぶつけ目覚めたといった方が正しい。
白いTシャツにGパン、年恰好は15,6くらいか。容姿端麗とは言えず、どこにでもいるような少年だ。
どうやらベッドに寝ていたらしい、周りは暗くて見えないが、すぐ横に頭をぶつけた壁があった。
「夢・・・じゃなさそうだな。」
頭には小さなたんこぶができている。
「昨日は何してたっけな・・・」

~回想~
昨日は8時ごろ帰ってみると俺宛てに小包が届いていたな。差出人に心当たりはなかったが、『お早めにお召し上がりください』と書かれていたから、食べ物だと思ってあけたけど、中に入っていたのは、何も書いていない指輪が2つと星と月がついたペンダントが入っていたが、机の上においてTV見たり風呂入って、寝たのは1時くらいだったはず。

~現実~
「確かに俺は自分の部屋で寝たはず。なのに何故どこかわからないこんなところにいるんだ。」
声の響で部屋はそんなに大きくないことが分かった。
「とりあえずドアかなんかあるか調べてみるか・・・」
ベッドから立ち上がり、床に足をつけるとひんやりと冷たい。
壁伝いに歩いてみたが、元のベッドに戻ってしまった。どうやらこの部屋にはドアはおろか窓一つないらしい。

2へ続く


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