人生いろいろありますよ

多発性筋炎について

だんす わたしの病気についてのお話。


私は、『多発性筋炎』という病気にかかっています。

聞きなれない病気だと思いますので
まず、『多発性筋炎』について、簡単に説明したいと思います。

『多発性筋炎』とは、
自分の体の中に、自分自身の筋肉に対する抗体ができ、
その抗体が、勝手に体の中の筋肉を攻撃してしまい、
自分の体を壊してしまうという
奇妙で、怖い病気です。


主な症状としては
攻撃を受けた筋肉が炎症を起こして壊れてしまっている状態なので
体全体に力が入りづらくなります。

そこで↓のような症状があらわれました。(あくまでも私の場合です)

●いつも体がダルイ
●体重が減る
●階段がのぼりづらくなる(足に力が入らないので)
●お風呂で髪を洗うのがきつい(腕が上がりづらいため)
●腕が上がらないから洗濯物が干せなくなる(腕が上がりづらいため)
●しゃがんだ状態から立ち上がれなくなる(足に力が入らないので)
●腹筋ができなくなる(お腹に力が入らないため)
●マクラから首があげられなくなる(首に力が入らないため)
●重いものが持てなくなる(腕に力が入らないため)
●走れなくなる(足、腕に力がはいらないため)
●足を引きずるようにして歩くようになる(足に力が入らないため)
                             etc etc



この病気になる原因は、現在の医学ではわかっていません。
この病気にかかるひとも、数万人に一人ぐらいの割合なんだそうです。
しかも、根治させる治療方法がない難病で、国の「特定疾患」に認定されています。
症状を抑えるために行われている最もポピュラーな治療は、
副腎皮質ホルモン(ステロイド)の投与です。
「ステロイド」は有名なお薬ですので、ご存知のかたも多いかと思いますが、
非常に副作用の心配なお薬です。
使わなくてすむのなら、絶対に使いたくないお薬です。

主な副作用としては
・大腿骨壊死・糖尿病・腎臓が悪くなる・ムーンフェイス(顔が異常に丸くむくれる)・・・・etc etc

しかも、この「ステロイド」を使った治療により、
絶対に症状が改善されるという保障はないとのことでした。
お薬が効く人もいれば、まったく効かない人もいるとのことです。
最悪の場合は、治療効果もない上、ステロイドによる副作用も一生残るかもしれない
ということも説明がありました。

でも、私の病気の症状を抑えるためには、とりあえず今のところ、
これしかないということなので承諾しました。

現在も治療中です。


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