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朝は施設の母の見舞いでした。
施設では母もベッドに寝ていない?
何処にいるやら、トイレを探し、食堂を探し、リハビリ室にも見当たりません。
そうだ100歳でも学習室だ!
廊下から学習室をそっと覗くと介護士の先生が男性と女性二人で母の机に寄り添って、指導している。
女性の介護士が誰が覗いていたか察知して、出て来てドロンと顔を合わす。
もう少しで終りますとドアを閉める。
ドロンも透かさず母の見学の許可を取ると入室を許可された。
何かプリントに向って、鉛筆で数字を書いている。
脳の活性化、認知症予防には簡単な計算式だ!
掛け算が20問程出されている。
先生も寄り添って、答えていたが先生の気持ちが焦ると母も緊張して、答えがなかなか出てこない。
母は眠そうに答えて間違える。
2,3箇所が間違える。
5×7が出て来ない?
かなり連続で答え、疲れてきたか?
先生は100歳の母の鈍さに焦る。
専門家であれば50歳ほどの男性の先生も優しさと愛情が必要なのにと子供として思ってしまう。
大変なお世話になって感謝であるが、気力で生きているそんな母の姿を見れば指導者にも問題をたくさん出したくなる。
100歳まで生きてみろと言ってみたいところであった。
しかし緊張も生きる上で大切だ。
間違えれば叱られるのも止む終えない!
こんな環境はスパルタであっても乗り越える事も必要かもしれない。
現代は高齢社会になっている。
気楽にやれる100歳の学習法を考えて、楽しく学習が出来る環境をつくるべきだ。
ゲーム感覚で身体と頭を使って、笑顔で敏捷に手足を使うように楽しみを与える工夫も必要だ。
ペーパーに書いている数字は飽きるほど見てきている。
今ペーパーを出されると小学生に戻ったようで、簡単すぎて、笑顔は出ない。
子供に返ったことを認知させて、頭も疲れが先に出ていたようだ。
しかし最後には母もペーパーの答えも100点をとったが作業する事が億劫で疲れて、嬉しさはそれ程なかった。
勝手な解釈で失礼だが介護士もたくさんの認知症に近い高齢者をお世話しているのである。
介護士も大変であり、ご苦労であった。
家に帰り、灯油を買いに行った。
風呂のボイラーや部屋のストーブ用にポリ6缶をセルフで買った。
この冬もこれで過せそうだ。
公民館にもエクササイズの用具運びにも行った。
自主練習は班長がしてくれる約束だ。
時間があったので悠々ランド温泉で久しぶりに身体を癒した。
ボクシング教え子達の企画した忘年会の誘いがあった。
その日は残念ながら電波の届かない所に旅をしている。
気持ちばかりの手紙と寸志を届けに行って、盛会を祈ってあげた。
ゆっくり時間を生かした一日であった。

