越中屋*四十五右衛門*商店

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〈演歌〉を受け継ぐ者,支える物~COMMENT3


考えがまとまらないまま書いてるのでどうしても長文かつ支離滅裂
になることをお許しくださいまし。

あくまで僕の主観ですが、今の(昔もそうかもしれないけど)演歌の
ヒットの仕方って昔のフォークの売れ方に似てるように思います。
テレビよりかはラジオで灯が点くことが多いように思うのです。
ですが、あくまで花火ような灯の点き方ではなくボヤなんですが。w

昔、歌謡曲全盛時にテレビに出ないでどうやってレコードを売る気?
って当時のフォークやロックの歌手のことを言ってましたよね。
あの状況に似てる気がします。
そして演歌を扱ったラジオ番組って意外に多いんですよ、これが。
身近なところでは「ビバリー昼ズ」は最後、演歌でしめますよね。

僕はホントに演歌よりはJ-POPの方がアブナイと思っています。
音楽番組が減ってる上に、その音楽番組内でも曲がはじまると
視聴率が下がるらしいんですよ。だからトークが中心になってます。

大晦日のレコード大賞も年々視聴率が下がって打ち切りかと
言われてるのに、裏のテレビ東京系の「年忘れにっぽんの歌」は
毎年、低いながらも確実に安定した視聴率を獲ってるし。
(ナツメロが中心なのでちょっと意味合いが違うかもしれないけど)

最近ナイアガラ以外で何か新譜(シングル)買われたことあります?
ほっとんどありませんよねぇ。
でも、僕は考えたら演歌のシングルCDをよく買ってるんですよ。
レンタル屋に置いてないから買わないと聴けないため買うんですが
理由はどうあれJ-POPの新譜はレンタルで済ませるから買わないのに
ラジオから流れる演歌を聴いて買いたくなって買ってます。健全でしょw
買うのとレンタルでは聴く姿勢も違ってきますしね。
演歌の支持層は基本的に買ってるんじゃないかなぁ。
それに比べると、J-POP層はレンタルが多い気がする。
J-POPの方が人気があるから仕方ないじゃんで済まされないものを
感じませんか。ウカウカしてられないというか。

そして、そのJ-POPも最近ヒット曲ってあります?実際のところ。
はっぴいえんど系プロデュースによる一時代があったり
宇多田とか浜崎とかその時代によって変わってはきてますが、
でも、いつの時代もジャニーズの存在が大きかったりしません?
ジャニーズがある限りJーPOPも安泰なんでしょうけど

なら、北島、五木らの大御所に引っ張ってもらってる演歌界と
どこが違うんだろうとも思ったりもします。
ま、売上枚数はケタが違いますけど。

で、今は良いけど衰退が予想される演歌の将来はどうなの?ということ
ですがこれはよく分かりません。参考になるかどうか分かりませんけど
少し似た部分のある落語界に照らし合わせて考えてみますと

落語の世界も演歌界の北島、五木らと同じく、ここ何十年と大御所が
出てきていません。ずぅーっと昔からのメンツが引っ張ってきてる感じで
す。
それでも期待の星が全くいないかと言えば、そんなこともなく
若手の人気噺家の独演会はチケット発売と同時に売り切れちゃいます。
落語界の氷川きよしとでも言いましょうか。
いつの時代にも新星って、ちゃんと出てくるもんだなぁと驚きます。

もうかなり前から、あと何十年か経ったら落語界はどうなっちゃうんだろう
と言われ続けながら、これがかなりしぶとい。明らかに先細りなのに。

これは僕らから上の世代が応援してるからではなくちゃんと若い世代にも
ファンがいるんですよ。ちょうど20代のナイアガラーに出会って
ビックリする感覚に似てます。

師匠のいない芸人が増える中、わざわざ弟子入りする人なんているのか
と思うけど、昔ほどではないものの、これもちゃんといますしね。
これがあと20年30年経っても同じかと言われれば分からないのですが。

これらのことをそのまま演歌界に当てはめるのもアレなんですが
見た目は誰の目にもJ-POPがこれからも進化し続けて行って
演歌は衰退していくように見えてはいるんだけれども、
そう一筋縄では行きそうにないようにも思えたりもするのです。

まぁ、細々でも残ってさえいれば、作詞家も作曲家も喰っていかないと
いけないわけだから、演歌に限らずどんなジャンルでも
新譜は出るんでしょうね。ヒットするかどうかは分からないけど。

あっそうそう。作詞家や作曲家デビューを目指してる人も多くて
演歌で作品デビューするケースも結構あります。
昔、演歌で当てた作詞家が作詞家教室みたいな講座をひらいて
作詞家のたまごを育てて適当な演歌歌手とセットで新譜を発売するとか
ありますねぇ。そんなのは、まずヒットしないんですけどね。w

寺尾美育 2007年06月13日 23:50
毎晩長文歓迎します。

>演歌を扱ったラジオ番組って意外に多いんですよ
ラジオって今の若い人聴くことあるんでしょうか。ラジオって意外とパーソナルなメディアですから、ようは知っている人しか聴かない。ラジオでプロモートすること自体が、幅広い人に聴いてもらうチャンスを自ら放棄していると思います。
わたし自身、どこかで偶然〈演歌〉を耳にする機会ってまったくといっていいほどないです。


>僕は考えたら演歌のシングルCDをよく買ってるんですよ
これは説得力ありますね。
でもレンタル店に入らないのは「新譜を借りに来る人があんまりいない」と判断されているからでしょう。ベスト物はありますよね。

>北島、五木らの大御所に引っ張ってもらってる演歌界とどこが違うんだろうとも思ったりもします
ジャニーズは冷酷なまでに鮮度管理ができてるんで、スマップがいつまでも引っ張っているというようなことはないと思います。

関ジャニを聴いてる小学生が大きくなって〈演歌〉を意識するようになれば、と少しは期待していいんじゃないですか。


>師匠のいない芸人が増える中、わざわざ弟子入りする人なんているのか と思うけど、昔ほどではないものの、これもちゃんといますし
しかし20代で「真打」って出なくなったんじゃないですか。40代の若手じゃなくて、ほんとの若者が出て来れないことには・・・

そういえば、トキオの国分が落語家に扮した映画がやってるそうです。山口が三平を演じたり、タイガー&ドラゴンがあったりで、ジャニーズは寄席にでも進出するんでしょうか。

冗談はさておき、落語は「古典」として保存されて行くし、なにより「落研」というアマ組織もあるじゃないですか。
各大学に「演研」でもあるんなら演歌は安泰ですね。

反論ばっかですいませんww

寺尾美育 2007年06月14日 00:12
これも書こうと思ってたんです。

>作詞家や作曲家デビューを目指してる人も多くて 演歌で作品デビューするケースも結構あります

〈演歌〉作家の後継者のほうが心配ですね。それこそ一子相伝で師匠から代々受け継がれた〈演歌道〉。
シンガー・ソングライターに憧れる若者はいても、〈演歌〉作家に憧れる人は少ないし、〈演歌〉歌手に憧れる人よりもっと少ないはずです。(ゼロとは言ってませんからね)

定年退職したオッサンが目指してもだめなんですよ。
〈演歌〉を将来的に活性化できるか、ですから。


ライターとして〈演歌〉を復活させる事ができる人はたくさんいると思うんですが・・・

タラ 2007年06月14日 11:27
ラジオって聴きませんか?
ま、学生はアレですけど社会人なら仕事の内容にもよりますけど
たとえば営業の人だったら車の中とか。CD聴いてる人もいるだろうけど
道路情報を聴くためにラジオって聴きませんか?
で、零細企業の営業車なんてFMが聴ける車ばっかりとは限らなく
CDもMDも聴けないから仕方なくAMを聴くとか考えられますよね。
そこで演歌がかかってたら即チャンネルを替える人もいれば
そのまま聴き続ける人がいても全然おかしくないですよね。
「そんなヤツいねーよ」とお思いでしょうけど
「ビバリー昼ズ」なんて、まさにそんな人向けの番組だと思います。

もっと言えば、今のJ-POPもテレビよりはラジオで支えられてる部分が
大きいと思いますよ。テレビの音楽番組って所詮バラエティですしね。
テレビは見る時間限られますけどラジオは何かにつけ聴きません?
FMがJ-POPを支え、AMが演歌を支えてる部分はあると思います。


> 20代で「真打」って出なくなったんじゃないですか。
これいるんです。それもかなり多い。だから今の落語界はダメなんです
これを話し出すと止まらなくなるのでやめときます。w

あと、落語界にも演歌界にもジャニーズが進出してきてますけど
正直な感想としてはやめて欲しいです。
そんなことをされたら、「はやりもの」になっちゃって
一時はブームになるかもしれないけど
その後、飽きられて終わりになるのは目に見えてます。
僕が今J-POPに危惧してる状況と同じになっちゃうからです。


コメントの嵐どこまで続くんだろう?このへんでやめときますね (^^;

寺尾美育 2007年06月14日 13:10
きょう休みなので

>零細企業の営業車なんてFMが聴ける車ばっかりとは限らなく CDもMDも聴けないから仕方なくAMを聴くとか考えられます

まさに2,3年前はそんな環境でした。川中美幸の「雲海」提供の番組とかよく聴いてました。

おっしゃるとおりラジオは聴きたい人が聴くか、聴かざるを得ない人が否応なしに聴くかの媒体で、番組によって聴いている年齢層や聴取環境が絞り込まれているメディアなんですよ。
昼の生ワイドでオンエアしようが、朝から晩まで100本単位でスポット打とうが若者には届かないと思うんです。

ふと気づいたんですが、
〈演歌〉が有名メイカーのCMソングになってテレビでジャンジャン流れた、というのはほんと画期的なんですね。ホントあの2曲は。


>20代で「真打」って出なくなったんじゃないですか。
これいるんです。それもかなり多い

これは認識ゼロでした。素直に服従します。
「だからだめだ」というのもなんとなくわかります。


>このへんでやめときますね (^^;

では次の日記でお待ちしております。

寺尾美育 2009年03月06日 21:17
われながら読み応えありますね・・・
タラさんのコメントがなかったら、ここまで深くならなかった。3回分くらいに分けたい分量でしょう。

JG+45以降の今年1月のシリーズは、ここの再考察ですね。
氷川きよしが長良じゅんに入門、とか、香田晋の船村家での修行、とか、
歌謡歌手になりたくて上京したあと、路上ミュージシャンを見て、公園ライヴ(当初はラジカセ)を思いついた、あさみちゆき、とか・・・
このあたりの情報も収集中です。

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