越中屋*四十五右衛門*商店

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結論・73年の〈歌謡曲〉        *



60年代はせいぜいGSぐらいに留まっていた歌謡界ビジネスが、下はフィンガー5まで行くように、低年齢層を対象にしたものへ拡大再生産して行きます。

ヤングアイドルの新御三家(郷、西城、野口)、新三人娘(天地、南、小柳)、中3トリオと「スタ誕」の時代です。

その大量需要を支えたのが、昨日書いた筒美京平をはじめとした一流職業作曲家たち。
〈東西〉、〈老若〉をうまくミックス、ブレンドする能に長けた彼らです。

彼らはその職業ゆえに

〈若さ〉にトライせざるをえなかった、
から、でもあります。


ただし彼らが一流たる由縁は〈若さ〉に走るだけでなく、
日本人に伝統的に好まれてきた〈右派〉の基礎、分母をつねに忘れなかった。

〈若さ〉を持った〈右派〉
です。だからこそ、大衆性において圧倒的に〈左派〉に優ったのです。


図にしてみましょう。

         若
         | この辺 
         |
洋-――――|――――-和
         |
         |
         老


「この辺」 に位置するのが一流職業作曲家による〈歌謡曲〉であり、
73年当時の日本のポップスの〈主流〉なんではないでしょうか。


こう考えると、
井上陽水、かぐや姫もここに入らない、とは言えない。
そんな気がしてきませんか?
                                           〈了〉   

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