Walk in the Spirit

昨日、全日本インカレが終了、

4日間を通し、
とにかく、まともな風が吹いてくれなくて、
選手たちにはややかわいそーなレース展開、

運営委員会からも、

最終日こそは風に恵まれるよう、運営スタッフ一丸となって風の神様に祈りを捧げております。 完全燃焼できるコンディションをお与えください。。。

と最後は神頼みとなる始末？？

その極め付けは、
2日目の第5レースで、（以下、記録の抜粋で）

http://www.kansaigakurenyacht.com/relation/race_result_78.html

風が途中でなくなり、半数以上が、
軒並みタイムリミット（先頭フィニッシュ後20分以内）にかかって、
DNF（Don't　Finish）のペナルティー扱い、

いきなり73点（参加艇72＋1）が、
罰点で与えられちゃうんだからたまらん、

しかも、明治（スナイプ）などは、
初戦ダントツトップだったのが、
3艇ともDNFで、地獄を見るはめに、（慶応も同じ、）

実力で負けるならまだしも、
不可抗力みたいな無風で敗退していくのは、
はたで見ていても、思わず、かわいソーの同情心がわく、

（マッ、それも実力、と言えばそれまでだけど、）

しかしね、思ったわけよ、
これ、風に文句言っても始まらんなって、

自分たち（人間さま）の都合で、
レース日、レース会場をセットして、
あとは、いい風が吹きますように、のレース運営、

そううまく運ばないのが世の常、人の常、

選手たちにはちょっと、不完全燃焼だったかも知れないが、
自然界の理不尽さを体験するのも、
これからの人生にプラスだったんじゃないのって、
（特に、このレースが最後の4年生たち、）

自分の都合通りには行かないと言うことを、
自分への自戒も込めて、

風は己が好むところに吹く、
汝その聲を聞けども、何處より來り何處へ往くを知らず。
（ヨハネ3-8）